概要
男性五人組のアカペラヴォーカルグループ。曲によってパートリーダーやヴォーカルを使い分けている。レーベルはKi/oon_Music。
多くのアーティストに楽曲提供やコーラス参加もしており、デビューして30年目になった今でも活動の幅を広げている。
王道のバラード系からアップテンポなロック系まで幅広く歌える歌唱力を持つ。時には息の合ったダンスも行い、観客を飽きさせない。ゴスペラーズのファンは彼らと同世代が多く、デビュー当時から応援する人もいる中で、あのグループやこのグループが活動をしなくなった影響もあってか、最近は若い世代のファンも引き入れる事に成功している。ライブ後の物販では個人のブロマイドやグループの写真集まで販売している。
もう一度言おう、彼らはヴォーカルグループである。※大事なことなので2回言いました
来歴
1994年に「Promise」でメジャーデビューして以来、毎年のようにフルアルバムをリリースしている。
しかし、なかなか芽が出ず、タレントを副業してバラエティ番組などに顔を出していたかなりの苦労人でもあった(タモリからやたら雑に扱われるのは、ブレイク以前のタレント時代からすでに彼らと共演しており親交が深かったためである)。
2000年発売のbrian michael coxの手によるシングル曲「永遠に」や2001年発売の「ひとり」の立て続けの大ヒットを契機にトップスターとして認められ、NHK紅白歌合戦の出場も果たした。
ちなみに、シングル「ひとり」はアカペラ作品として初めてオリコンチャートトップ３入りを果たした。
メンバーは全員早稲田大学のアカペラサークル"SCS(Street Corner Symphony)"出身だが、黒沢（國學院大學中退）と北山（慶應義塾大学卒）は早稲田大学出身ではない。
ゴスペラーズ結成当初は村上と黒沢を含む同級生グループであったが、デビュー直前で就職活動の時期が来た為、他の3人はグループを脱退し、その代わりに後輩の酒井と北山と安岡を新たに迎え入れて、現在に至る。
メンバー
- 村上てつや（むらかみ てつや）…1971年4月24日生。大阪府出身。イメージカラーは赤。クセっ毛とサングラスが特徴。黒沢の次にメインで歌うが、北山がメインで歌う時はベースを担当する事もある。リーダーだが、メンバーにイジられる事が多い。意外とアクティブな性格で、夜な夜なスナックに出掛けている。
- 黒沢薫（くろさわ かおる）…1971年4月3日生。東京都八王子市出身。イメージカラーは黄。旧芸名は黒沢カオル、両耳に派手なピアスを付けている。ゴスペラーズにおけるメインボーカル的存在で、突き抜けるハイトーンボイスが特徴。メンバーで最初の既婚者。リーダーの村上とは高校時代からの仲間である。ほぼ毎日カレーを食べる程のカレー変態で、カレーに合うスパイスにも精通している。
- 酒井雄二（さかい ゆうじ）…1972年10月5日生。愛知県出身。イメージカラーは緑。メンバーの中で一番背が高く、やや厳つい外見に反して優しいハイトーンボイスで歌う。メンバーで最後の既婚者。自らローカルパンハンターと名乗る程のパンマニアで、全国ツアーの度にご当地パンを探し歩いている。
- 北山陽一（きたやま よういち）…1974年2月24日生。青森県出身。イメージカラーは橙。作曲を手掛ける事が多い。主にベースで低音域を担当するが、メインを担当する時は一転して爽やかな歌声になる。小さな音叉で常にチューニングしながら歌っている。妻はさだまさしの娘。
- 安岡優（やすおか ゆたか）…1974年8月5日生。福岡県出身。イメージカラーは青。メンバー最年少。作詩を手掛ける事が多い。地声がかなり高く、クセ強めのハイトーンボイスで歌う。童顔で子供っぽい外見である(父ちゃん坊やとも言う)。ワインを呑みながらサッカー観戦をするのが趣味。
関連タグ
ALFEE:同じくブレイクするまで時間がかかり、長らくタレントとしての認知度が高かった音楽グループ。こちらはその歳月は9年とゴスペラーズよりも長く、タモリからの扱いも似ている。
鈴木雅之:直属の先輩であり、彼らを「親友」と呼ぶ程、その歌唱力と技術力を評価している。
LittleGleeMonster:こちらも高い歌唱力を誇り、若者からの支持も厚い女性6人組グループ。
ゴスペラーズ直属の後輩と言う事もあり、最早セット売りかと思う程、定期的に共演している。
