概要
無数の薔薇の竜巻を起こして相手を包み込んだ後、薔薇の中で微笑むこいしのカットインと共に薔薇を爆破して大ダメージを与える技。
竜巻は触れた相手をガード不可で引きずり込む為、間合いさえあれば必ず攻撃を当てる事が出来る。
ラスワ名は直訳で『茨的な薔薇庭園』を表す。
こいしの技には初登場作である地霊殿を始めとして薔薇をモチーフにしたものが多いが、これは茨を持つ植物である薔薇にちなんだ『綺麗な薔薇にはトゲがある』を指して『心のトゲ』を表しているとZUN氏が語っている。
また、バラ科キイチゴ属の植物も総称で『ブランブリー』と呼ばれており、この系統の植物は地下に膨大な根を張って無尽蔵に増えていくため、一度生えられると駆除が難しい(=出されると回避が難しい)と言え、技の形式にかかっている。
……可愛さ全開である心綺楼こいしも、他の幻想郷の少女達と同じくトゲがあると言う事なのだろう。
また、他のラストワードと比べると、他のラストワードは技を放つ瞬間か決まった後の決めポーズをカットインに描き起こしているのに対して、この技の過程としてカットインが含まれており、「カットインが何を意味しているのか解らず、またカットイン中にこいしが何をしているのかも解らない」という特徴がある。一体ナニをしているというのだ……。
二次創作
東方ロストワードに於いて古明地こいし(L1)のラストワードとして登場。
水と木混合の全段陰気のエネルギー弾で構成された敵単体スペルカードである。型は1-1-3型。
使用すると発動前に命中率上昇とクリティカル命中率を上昇させる効果がある他、命中時に自身の体力を回復させる効果があると相手の速力が上昇している際にクリティカルが発生しやすいという効果がある。
また、ブーストすることで自身の攻撃力や相手の防御力が上昇しているとクリティカルが発生しやすくなる等の効果が付いてくる。
対象が単体なのと火力を出しづらい1-1-3型、そもそもこいし自身が破壊式なので素の命中率が低いといった素の状態ならラストワードとしては少し使いづらい部類である。台詞では「皆で一緒に~」と言っているのに単体とはこれいかに。
その一方、転生後に全バレットにそれぞれ威力強化をすることが出来、そうすると破壊式の名に相応しい大ダメージを叩き出せるようになる。
因みにこのラストワード発動中、こいしが敵に向かって飛び付くという演出があり、カードのイラストにもその姿が描かれている。可愛い。
さらに異変が長期化した世界のこいしのラストワードとして、『「ブランブリーローズガーデン」の前身に当たる技』いう設定の派生系「アンセスターズセメタリーガーデン」が登場。
さらに常夏世界のこいしのラストワードとして、怪ラストワード*今から電話をするから出てね*の意表も加わった派生系の「ランブリーサマーバーゲン」が登場し、桜が咲き誇る世界のこいしのラストワードとして『ピンキースパイキーローズガーデン』も登場。こちらは原作とは逆でカットイン後に攻撃演出が入るものとなっている。