概要
イベントストーリー「ぱらでめ! ~新並行次元録」(以降ぱらでめ!)より登場した、桜咲く世界の古明地こいし。
元となったこいしと比べると全体的に桜のようなピンク色で染まっており、ランドセルや給食袋、スコップ、サードアイデザインの防犯ブザーと、見るからに小学生が身に付けていそうな物をこれでもかと詰め込まれたデザインとなっている。
イベントストーリーにはモード選択画面にて、そのイベントのメインを張るキャラクターが1人描かれているのだが、ぱらでめ!の選択画面はこのこいしが描かれている。
イベントストーリーで別次元のキャラが登場するのは(発表当時は)非常に珍しく、他は『超八雲の野望』にてこのキャラが出てきたくらい。
それだけでもプレイヤーに衝撃を与えたにもかかわらず、蓋を開けてみればもう1人いた事でプレイヤー達に更なる衝撃を受けることとなった。
汎異記号は「C5>」。
プレイアブル化
実装形態 | エピック |
---|---|
式 | 破壊式 |
気質 | スロースリップ |
拡散 | お花咲かせ隊 |
集中 | 花壇掘り隊 |
スペカ1 | 『ルートレスピンクローズ』 |
スペカ2 | 『薔薇色ゲヘナ』 |
ラスワ | 『ピンキースパイキーローズガーデン』 |
テーマ曲
桜咲く世界のこいしのテーマ曲は、GET IN THE RINGの「Innocent Malice」。新規書き下ろし楽曲の一つで、原曲は「ハルトマンの妖怪少女」。
余談
気質は『スロースリップ』。地中にある断層がゆっくりずれ動く現象のこと。
この揺れは人間が気付けるようなものではなく、危険視される事は無かったが、発生後大きな地震が発生する可能性もあると注目を浴びている。
小ネタ
BGM
書き下ろし楽曲「Innocent Malice」を提供したGET IN THE RINGの新曲はC97でのアルバム「Art Exhibition」(2019年)から実に4年ぶりとなる。
Innocentは「無実の・無邪気な・潔白な」などを、Maliceは「悪意・敵意」を意味する。
歌詞の「アレキシサイミア(失感情症)」は自分や他者の感情を感じづらくなる状態のこと。感情をうまく言語化することができない人、ストレスに弱い人、感情を客観的に考えられない人がなりやすいとされる。
ショット・スペルカード
花壇を弄るキャラ付けになっているからか、スペルカードはいずれもバラを使用したスペルカードで統一している。
スペルカードは東方地霊殿の「サブタレイニアンローズ」とダブルスポイラーの「ローズ地獄」のアレンジ。
ラストワードは東方心綺楼の「ブランブリーローズガーデン」のアレンジ。原典とは逆にカットインの後に薔薇の弾幕が襲いかかる。
CV
ボイス1は富沢恵莉氏、ボイス2は松田颯水氏、ボイス3は松田利冴氏が担当。