概要
別名は舟状海盆ともいうが、細長くないものは海盆と呼ぶ。
細長い海底盆地のことで、深さ6000mより浅いもの。深さ6000m超えは「海溝」と呼ばれる。
海溝と同様に、海洋プレートの沈み込みに伴って生じたもので、海溝に共通の地震分布や、陸側斜面での付加体の形成や地殻変動が顕著なのが特徴である。
主なトラフ
- ハワイトラフ(プレートテクトニクスによる活動は観測されていない)
- ケイマン・トラフ
- 最上トラフ
- 富山トラフ
- 南海トラフ、駿河トラフ(今後、30年以内に最大M9クラスの超巨大地震を引き起こすのではないかと考えられている場所)
- 相模トラフ(大正関東地震が発生した場所)
- 隠岐トラフ
- 対馬トラフ
- 沖縄トラフ(中国はこの「沖縄トラフ」が日中中間線であると主張)