人物
1978年10月13日生まれ。兵庫県出身。LOVE×TRAX所属。
愛称は「ゆいにゃん」。旧芸名は複数存在し、「津田沼真利」(ゲーム『はぁとでネットワーク』のヒロインの名に由来)、「雛野まよ(『真代』とも)」、「Hinano」、「まりあ」、「MARINE」など。
声優に憧れて上京し、1996年ごろからCMナレーションなどの仕事を始める。1998年に「雛野まよ」としてエニックス アニメ企画大賞声優部門オーディションで大賞を受賞。翌1999年頃から本格的に活動するようになる。オーディションの同期に野川さくら、今井麻美、早水リサがおり、その後も共演の機会は多い。
また、かの「Kirakira☆メロディ学園」の出身で、同期に浅野真澄、いのくちゆか、門脇舞以、徳永愛、樹元オリエ、1期後輩に折戸マリ、プロレスラーに転じた桜花由美らがいる。
活動初期は「雛野まよ(真代)」を中心に「津田沼真利」「MARINE」など複数の名義を名乗っていたが、2005年ごろからは現在の「榊原ゆい」に統一されている。
声優としてはアダルトゲームに出演することが多いが、一般向けアニメに出演する際も名義を変えない数少ない人物である(ただし一時期、全年齢作品では『雛野まよ』名義を用いた事がある)。
また、自身の出演作で主題歌を担当する機会も多い。
幅広い役柄を演じており、同作品内で複数のキャラを演じ分けることもある。『ピアノの森の満開の下』ではメインヒロイン2名を担当した。
兵庫県出身ということで、関西弁のキャラクターをたびたび演じている。
声優の傍ら、ダンサー、振付師としても活動しており、本人は強いていえば本業はシンガーソングライターであるとしている。
ダンサーとしては、2000年・2001年のNHK紅白歌合戦にて、鈴木亜美のバックを務めた実績を持つ。
ちなみにこれらの技能は、全て独学で得たものである。
かつて井上喜久子から「17歳教」の入信を勧められたが、「大人の事情で(アダルトゲームでも名義を変えずに出演している都合上)18歳未満にはなれないから」という理由から断った。この関係で「永遠の19歳(ナインティーン)」を自称する。
栗林みな実とはデビュー前からの知り合いで、名義を変えずに一般・アダルト両方に出演、歌手としても活躍するという共通点もあって現在も親交が深い。また、佐藤ひろ美や伊月ゆいとも仲が良いという。松来未祐とは生前親交があり、「愛」悼イベントにも名前を連ねている。
いわゆる「オタ芸」には「他の観客の迷惑になる」、「オタ芸に集中して歌手本人を見てくれない」という理由から否定的であり、2008年からは実際に観客同士のトラブルに発展してしまったことから自身のライブでは禁止としている。
また、アダルトゲームの一般アニメ化やコンシュマー移植にあたっての声優変更について反対している。
2021年には自身のTwitterで「アダルトゲームのオファーがほとんど無くなっている」「世代交代や予算など様々な都合があるのかもしれないが、自身はまだ今まで通りの声が出せるので頑張りたい」というような発言をし、話題となった。
デビュー後まもなく出演した『スーパーロボット大戦α』について、「当時ミューラス所属で、スパロボ出演を目標に育成されていた声優の一人」というSNS上の書き込みがあったが、本人が明確に「ミューラス所属ではない」「きちんとオーディションを受けて採用された」と否定している。なお、これに付け足す形で、「ゲーム内での音声はオーディション時に収録されたものがそのまま使われた」と明かしている。
ちなみにαでの雛野まよ時代のレオナの戦闘ボイスアーカイブスがOGSまで一部で使われていた事が実際確認できていたが、やはり違和感を持たれやすいためかOG外伝以降は該当する戦闘中のセリフは収録し直されている模様。
主な出演作
*1 現在はパチンコに限定。
*2 雛野まよ名義
イラスト未確認
AAAオペレーター@THE宇宙大戦争
大見優子、椎名真由美、北山雅美、ヤマト@此花2~4
その他
音声ライブラリ提供。