キリエ

きりえ

キリエとは、ギリシア語のκύριος（主）の呼格で意味は主よである。 ギリシア語のあわれみの賛歌はキリエ・エレイソン（主よ あわれみたまえ）で始まったことからキリエと呼ばれ、それに付けられた楽曲をもキリエと呼ぶ。 人物の名前はキリエ(人物名)を参照

キリエ(人物名)

1. ゲーム「ユグドラ・ユニオン」に登場するグリフライダー。本項で解説。
2. 杉村麦太作の漫画「キリエ〜吸血聖女〜」の登場人物。
3. 鬼頭莫宏作の漫画「ぼくらの」の登場人物「切江洋介」のこと。
4. 「魔法少女リリカルなのは」シリーズの登場人物「キリエ・フローリアン」のこと。
5. ゲーム「ワールド・デストラクション」の登場人物「キリエ・イルニス」のこと。
6. ゲーム「デビルメイクライ4」の登場人物。→キリエのこと。
7. 池田朝佳作の小説「鍵開けキリエと封緘師」の登場人物。
8. アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の登場キャラクター。→キリエ(荒野のコトブキ飛行隊)
9. アニメ「エウレカセブンAO」におけるエレナ・ピープルズの搭乗するIFO（ロボット）。型番RA301
10. 乙女ゲーム「OZMAFIA!!」の登場人物。
11. アニメ「エミルクロニクルオンライン」の登場人物。「御魂・キリエ」のこと。
12. ゲーム「キャリー・ストーリー」の登場人物。
13. ゲーム「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」の登場人物。
14. 由貴香織里作の漫画「天使禁猟区」の登場人物。
15. 城平京作、水野英多画による漫画「スパイラル ～推理の絆～」の登場人物　→土屋キリエ

その他加筆をお願いします。

『ユグドラ・ユニオン』におけるキリエ

プロフィール

年齢	17歳
身長	160cm
一人称	ウチ
クラス	Griffon Rider
使用カード	なし
CV	榊原ゆい

概要

ミラノの幼馴染。

彼と同様にロスト・アリエス出身であり、古代種族(大陸の中心部にある草原・現在ファンタジニア王国が制圧している土地の原住民)。

容姿は一本結びにした緑髪、オレンジ色の瞳、褐色肌。グリフォンの扱いに長けており、常に愛獣のアルと一緒にいる。

マップ「死の大地」にキリエで町と村を訪ねまわると、彼女の顔見知りのNPCからその生い立ちについて聞くことができる。

王国軍に加入こそしないが、一部のシナリオでは助っ人ユニットとして登場する味方キャラクター。

人物

気が強くしっかり者で普段から物怖じしない勇敢な性格。その一方毒舌家でもあり、警戒心が固く他人に一定以上の距離を踏み込ませない内気な気質。実際的にミラノとアルだけに心を開いている。

幼い頃から肉親がおらず孤児院で育った過去を持ち、孤児院長の話によれば幼少期のキリエは孤児たちの中で一番心が荒れていたらしい。

世話のかかる幼馴染を助けるためにときどき王国軍に協力してくれる。

大昔自分ら原住民を荒野ロスト・アリエスへと追放させた王国を快く思っていない節がある。

また王都奪還の戦いが終わっても中々帰ってくれないミラノがもしかしてユグドラのことに恋しているのではないかと恐れており、社会的な理由と個人的な事情もあってユグドラを敵視している。

ユグドラもミラノも彼女の本心がうまく読めないらしく、特にミラノはキリエがユグドラに対してツンデレっているのだと誤解しており、キリエがミラノを助けに現れる度に「素直じゃないなあ」と茶化してくる。

キリエはそんな彼に呆れている模様。

また、グリフォン扱いのアプローチが違うからか相手が皇女※だからか、帝国軍のエミリオに何かと抵抗意識を覚えており、戦場で合えば彼女に突っかかり、勝利の際にグリフォン扱いに文句をつけてくる。

世間知らずで自分の正義が絶対だと信じて疑わないユグドラたちに対して、

日常的に戦争の醜さを目の当たりにして育ったキリエは「正義はひとつじゃない」と、善悪のはっきりしていない現実を伝えて、新生ブロンキア帝国に侵入しないように必死に説得するもユグドラは聞く耳を持とうとしない……。

あとでミラノと二人きりで話している時、彼の傍からユグドラを見てきたキリエは、もしかしたらユグドラは今までの王族と違う道を歩んでくれるかもしれないという密かな希望と期待を抱き始めていたことを打ち明ける。

そんな希望が儚くも散ったことでキリエは侵略者になった王国軍とは決別すると誓うが………。

普段は刺々しい態度の彼女だが、シナリオの終盤のあれこれ(特にとある人物に示す同情)から内心では人並み外れた思いやりと包容力の持ち主であることが判明。

おしゃれに興味があるらしく、とあるマップにてユグドラの部屋を調べると彼女の豪華なドレスに憧れる描写がある。

また、ベジタリアンではないが大好きな動物であるグリフォンの肉だけを食べないようで、グリルグリフをあげても士気がまったく回復しない。

※なおエミリオは生まれながらの皇族ではなく兄のクーデター直前までは貧民の上に長らくホームレスだったが、現在の可愛がられっぷりだけ見れば知りようがない。

そのためよほど帝国の事情に詳しくなければキリエみたいに甘やかされてきたお姫様だと誤解しても仕方がないかもしれない。

評価

「王国軍（というかミラノ）が劣勢になれば、颯爽と現れてピンチを救ってくれる彼女に魅せられたプレイヤーも多いことだろう」と公式攻略ガイドから自慢されるが、

常に悪態をついているからか主人公のことを明らかに嫌っているからか、実際にニコニコ動画等から見れば彼女のことを「うざい」と思っているプレイヤーも少なからずいる。

しかしながら、とあるイベントで彼女の行動、それ以後の扱い、そして終盤に聞ける彼女の本音で、そのアンチな意見が逆転することは珍しくはない。

戦闘能力・おすすめの扱い

クラスは「グリフライダー」で武器は「斧」。敵ユニット・水面を飛び越えて移動できる。

時々参戦してくるだけなので、レベルは上がらない。専用スキルは無い。

地形効果は無効のため、砂漠地帯の攻略の際には役に立つ。

また、装備・ブラッディローズの特殊効果により、カードパワーを多く計算するが土気ダメージが大きくなるので相手を倒しやすくなってしまい、ミラノ並みのMVP泥棒常犯になりかねない。

あまりMVPを取らせないように調節して戦うとベスト。

『ユグドラ・ユニゾン』において

ミラノ盗賊団所属のユニット。ステータスは以下の通りになっている。

MAX VIT	VIT低下値	ATK	CIRCLE	PRIDE	管轄領域
12	2	3	大	12	オーランド平野

二つ名は「気まぐれキリエ」。

終盤になると多少心細い攻撃力だがユニゾンサークルが大きくてコンボが繋ぎやすく、またグリフライダーであるため昼間の機動力が優れている。味方関係の勢力ならばすぐ登用したいが、プライドが何かと高いためそれ以外のルートではプライドが低く攻撃力ずば抜けて高いエミリオも視野に入れたいかもしれない。

ドラマCDで大活躍であり、王国軍編と盗賊団編にも登場。基本的に盗賊団唯一の常識人。

盗賊団編では原作であまり見れなかった明るく優しい一面をミラノに見せており、

自分に非があると分かれば素直に謝るという真っ直ぐさも描写している。

また、原作同様にミラノのことに片思いをしており、恋する乙女な彼女が原作よりストレートに描かれている。

悪趣味でミラノとユグドラをくっつけさせようとしているロザリィに邪魔されながらも不器用と彼に色じかけてくるシーンも。

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