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ユグドラ・ユニゾン

ゆぐどらゆにぞん

『ユグドラ・ユニゾン』とは、『ユグドラ・ユニオン』のスピンオフ的な作品でSTING製作のアクティブ・タクティカルRPGである。
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概要

『ユグドラ・ユニゾン』とは、『ユグドラ・ユニオン』のスピンオフ的な作品でSTING製作のアクティブ・タクティカルRPGである。

『Fate/unlimited codes』などよろしく、「このキャラが主人公だったら物語はどう変わっていくだろう」と問うIF系の外伝作品。

群雄割拠というテーマがあるもしも話で、STINGの作品に珍しくハッピーエンドが多い。


十二人の主人公から一人を選んで、そのキャラクターが己の野心や理想を胸に最大4人の仲間の力を借りて大陸世界を統一して戦争を終わらせようとするシナリオとなっている。

なお、ユグドラとミラノのルート以外には解放条件がついており、1周をクリアしてから満たされた条件がニューゲームの画面に記録されて他のルートが解放されていく。


条件さえ満たせばどんなキャラクターでも我が軍に登用できるため原作では絶対にありえなかった組み合わせで挑むことが可能になっており原作大好きな限界ヲタクにとってまさに理想的な夢の遊び場となっている。

また、敵キャラクターを誰一人殺さずともよいため『ユグドラ・ユニオン』や『ブレイズ・ユニオン』プレイ後で「みんなが幸せになれる世界線が見たい」と思うお方々の心の救いになれるでしょう。

その反面我が軍以外のキャラクターを殺しまくり原作以上の血みどろ展開を作ることだって可能。DS版発売より六年後に話題になった其誰も死ななくていい優しいRPGと非常に似た、プレイヤーの慈悲や好奇心一つで細かい展開が大きく変わっていく物語ともいえる。


対応機種発売日CERO備考
携帯電話アプリ2007年11月11日未審査-
DS2009年12月3日全年齢ネシアルート追加、ミステールが隠しキャラクターとして登場

ストーリー

新生ブロンキア帝国の突然の侵略、ファンタジニア王国北部の城砦都市・カローナ陥落―


その一報はファンタジニアのみならず大陸全体を震撼させた。永きにわたる平穏と繁栄の時代は終わりを告げたのだった……


徐々に高まっていく戦いの機運。名勢力は来るべき決戦の時に備え着々軍備を整え始める世はまさに、群雄割拠。


人々は好むと好まざるとに関わらず戦渦へと巻き込まれていく…


己が野望を果たすべく多くの強者たちが世界のそこかしこに炎と鋼の世紀…


ある者はその智を、そしてある者は武を以ってその混沌の世界を塗り替えるべく挑んでいくのだった…

(公式サイトより引用)


ゲームプレイの大まかな流れ

プレイヤーのターンは「カード選び」「戦争」「探索」に分けられている。


カード選び

1周につきカードは表面を隠されてランダムな位置に置かれており、プレイヤーが未使用のカードを選ぶ。どんなカードを選んだかは戦争パートまで明らかにはならないが、カードの位置はシャッフルされることはないため不利なカードを選んで痛い目に遭った場合、リセットして別のカードを選ぶことが可能。

また、初心者向けのヘルプ表示モードではカードの表面が選択画面から見えており、自由に選ぶことができる。

カードの効果は原作とは違うので意外の効果によるハプニングに翻弄されるのが一つの楽しみ方と呼べよう。


戦争

こちらの領土に接触している領土を選んで戦争(ステージ)を開始する。ステージはリアルタイムに行われ、数分間のタイムリミットいないに相手のリーダーを倒してベースを占領すると勝利する。しかしこちらのベースを占領されると敗北になる。要するに法則はキャプチャー・ザ・フラッグ風味となっている。


プレイヤーが派遣できるユニット数は最初から二人のみだが、フィールド上のオブジェクトに接触して占領すると最大五人まで出撃させられる。

フィールド上に二人のユニットが接触するとデュエルが発生。こちらが敵ユニットにダメージを通せた場合二人のユニットは逆方向に軽くノックバックされ、こちらの出撃中のユニットに番号がふられ、敵ユニットの周りに「ユニゾンサークル」が発生する。

サークル内のユニットの番号をプレイヤーが入力するとその番号のユニットが続いて攻撃を行い、敵がさらに飛ばされまたユニゾンサークルが発生する。コンビを繋げば繋ぐほどダメージが大きくなるためユニゾンが勝利の鍵となる。

ユニゾンサークルのサイズは最後に攻撃した味方ユニットによる。

なおDS版では下画面に直接番号を書き込むことで入力するため字が汚いと入力に失敗してしまうケースがあり、いかに素早く綺麗に番号を書き込めるかがポイント。


戦争の途中で条件が満たせばカードの効果が発生するが、先にマップ上に隠された情報屋を見つけられたらカード発動前にカードの情報が得られる。

また、マップ上に隠された集落を見つけるとステージクリア後にこのエリアを探索できるようになる。


ステージをクリアすると選択した領土がこちらの総領土に追加される。もし敵の勢力の首都だった場合、その勢力の総領土を一気に手に入れることになる。

また、敵の将軍を殺さずに倒した場合、その将軍は捕虜として主人公の前に連れて来られ、そのキャラクターを「登用」するか「追放」するかの選択肢がでてくる。

全キャラクターには「プライド」という隠しステータスがあり、こちらの総領土≧相手のプライドであれば、そのキャラクターがこちらの軍門に下る。しかし相手のプライドの方が高いと断られてしまう。

相手が現在こちらと友好関係にあたる勢力のメンバーである場合プライドコストが免除され、無条件で戦力になってくれる。しかしこちらと敵対関係の勢力のメンバーである場合、プライドコストが2倍になり加入しにくくなる。

1周で加入できるチャンスは一度のみなので、夢のメンバーで挑みたい場合はいつそのキャラクターの管轄領域を攻撃するか鍵となる。

また、プレイヤーの戦力は主人公+四人のメンバーになるので、メンバー数がオーバーになると誰かひとりのキャラクターに戦力外通告を出す必要がある。


探索

戦争後は稼いだポイントを使って今まで隠し集落を見つけたことのある領土にこちらのユニットを探索に派遣できる。派遣されている間は補欠にランダムなクラスの名無しユニットが加わる。

ポイントさえあれば全ユニットを派遣できるが、一ターンに一人ずつ帰ってくるので二人目以上は暫く留守になる。


探索の決定後、派遣されたユニットは不思議な洞窟を探索して30歩以内に何等かの宝を探そうとするミニゲームが発生する。

全領土には6つ種類のアイテムがあり、最低限ではデフォルトの「木箱」とクリアした時間帯で決まる「太陽の箱」か「月光の箱」が出現する。また、ステージの隠し条件が満たせたか否か、そして派遣されたユニットとそのユニットの無効属性により具現する、レアなアイテムを隠す「プレゼントボックス」「ゴージャス宝箱」「ずた袋」の三つが存在する。

やはり今作もアイテムマニュアルをコンプするにはこのゲームとの長い付き合いになり、公式攻略本やファンがまとめた攻略ウィキに頼る必要がある。


現在VIT(戦意)の低いユニットを派遣すると見つけた宝を持って帰らず逃亡する可能性があるため、そのリスクを回避したい場合は派遣前にユニットにご褒美を与えてVITを補充することがベスト。

探索を終了、もしくは探索しないことを決定すると、プレイヤーのターンが終わる。


災害と他勢力の行動

第2ターン以降はターン開始に斥候が現れ、大陸の様子を伝える。

やはり群雄割拠なので他勢力も戦争しあっており、前のターンの間にどこかで領土が接触している別の勢力は戦ったことになる。どこかの勢力が敵の領土を侵略して勝ったなら、その領土は勝者の領土に加わり、負けた将軍はその勢力に所属することになる。

キャラクターの所属が変わると登用に影響が出るので、他勢力の行動に反応して戦術を変える必要性があるかもしれない。


さらに災害が発生するチャンスがある。

災害には影響された土地の兵力に響く「疫病」と、防御力に響く「地震」が存在し、どちらかの影響を受けた領土は攻略しやすくなるためそちらの情報も戦術に組み込んでおくと楽かもしれない。


称号

1周をクリアすると、仲間キャラクターが稼いだポイント数と稼いだ方法によりスコアが計算され、スコアに見合った称号を与えられる。

主人公格のキャラクターには主人公用の称号と味方用の称号が2類存在する。


称号はスコアに合わせてキャラクターの活躍及び世間からの評判を説明するものなので、推しの色んな一面を見たいプレイヤーは何度もそのキャラクターを加入させて活躍を調整すると大変面白いだろう。


備考

2010年にドラマCDも発売しており、ファンタジニア王国軍・ミラノ盗賊団・新生ブロンキア帝国軍にスポットを当たった三つのストーリーも含まれている。

キャストは『ユグドラ・ユニオン』PSP版と同じ。


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