プロフィール
年齢 | 17歳 |
---|---|
身長 | 157cm |
体重 | 45kg |
一人称 | 私 |
血液型 | AB |
誕生日 | 6月2日 |
クラス | Sword Maiden→La Pucelle(ユグユニ)、Avenger(グロリア) |
使用カード | レヴォリューション、ジハード |
テーマ曲 | 『ユグドラ出撃!』(ユグユニ)、『黄金を纏う破壊者』(グロリア) |
好きな食べ物 | フルーツ全般、特にベリー類・スイートベリー |
装備制限 | ゲテモノNG・ベジタリアンではない・牛乳OK・キノコNG・甘系OK・魔力を持っていない・解読力がある・未成年・巨乳・派手なものNG・指が細い・力持ち・未婚/婚約者がいない |
CV | 中原麻衣 |
概要
『ユグドラ・ユニオン』の二人主人公の一人、『ユグドラ・ユニゾン』の十二人の主人公の一人。
『ブレイズ・ユニオン』にはNPCとして登場する。
または『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』にはゲストヒロイン、『グロリア・ユニオン』には少し変わったユグドラが仲間キャラとして登場する。
D.H.E.シリーズ・ユニオンシリーズ内ではかなり人気なキャラクターである。
本作のユグドラについて
人物
ファンタジニア王国の一人王女であり、ゲーム開始時は王族最後の生き残り。もう一人の主人公のミラノと生き残りの騎士であるデュランに支えられ、故郷を取り戻し・両親の仇であるガルカーサを討つための戦いを始める。
巨大な剣、「聖剣グラン・センチュリオ」を武器とする。
これは王家に伝わる家宝であり、幼い頃から「正義は聖剣の下にある」と言い聞かされ教わって育ったため、その言葉を深く信じており、戦争の中で自分の信念が揺るぎそうなときにはこの教えを支えに、自分の正義が間違いではないと考え、戦い続ける。
やはり世間知らずで甘やかされて育てられたプリンセスであるためあどけなさの残る性格だが、強い意志と正義感を持ち、王国民衆からは慕われている。
時と場合によってタメ口とですます調を使い分ける女性語の多い口調で、基本的に付き合いの長いデュラン以外の仲間をさん付けで呼ぶ。(状況によってごくまれに呼び捨てにすることも)
普段は心優しくおっとりしている気質だが、己の人生を歪ませたガルカーサを目にすると周りを見失うほど激怒してしまい、考えるより先に突っ走ることがある。この悪い癖で災いを招くことも。
序盤では戦うことでしか解決法を思いつかなかったが、友好国の内戦を経て、中盤からは己の道徳観と王国の正義に矛盾を感知するようになって思い悩むようになる。しかし戴冠式で教皇ヨハイムにせがまれ、その悩みに蓋をして魔竜ブロンガとの関係を再び深めていくブロンキア帝国に聖戦を挑むことに。
折り返し時点では一度一人の仲間からやめるように頼まれるも、王国の正義への信頼を教皇ヨハイムに固めさせられたユグドラは迷わずに進軍の命令を下す。しかしその決心は、帝国の国境を越えて現実を見るとすぐ揺らいでしまうのだった。
そんな彼女の背中をずっと見ていた相棒のミラノ曰く、今まで帝国の人間を悪だと見なし憎めばよかったユグドラは初めて敵も仲間や家族のいる人間だと見せ付けられ、現在進行形で人を殺していることを飲み込まなければいかず痛感しているのだと。
本来ならば平穏を愛する穏やかな人物であり、「国境問わず誰もが幸せに生きられる世界」を理想とするユグドラは、他国を侵略することの重さを知り良心の呵責で挫折しそうにもなるが、仲間から喝を入れられ、王国の正義ではなく自分を信じてきた人や自分に頼っている人のために自分の選択の責任を背負い戦い続けることにする。
戦の末に自分の手で罪のない命を多く奪ったことによりユグドラは絶対的だと言い聞かされてきた聖剣の正義に幻滅に近い感情を抱くようになる。
後に聖剣に込められた本当の願いと作られた目的、真の役割を知ったユグドラは、自分で経験した哀しき戦争と新しく知った情報も踏まえて今後の王国の方針を決めることになる。
容姿
金髪碧眼。髪型は黒リボンに束ねる三つ網のお嬢様結び。
衣装は黒コルセットの下に纏った、緑色のリボンに飾り立てた純白のドレス。そのスカートの右側が腰位まで裂かれており、キャラクターデザイナーきゆづきさとこ氏のメモによればユグドラ自身が動きやすさのために裂いた。
ちなみに履いている黒いのはタイツではなくガーター。
クラスチェンジ後、
髪型は頭にくるりと三つ網を巻き上げ、銀色のティアラタイプの冠を被る。
戦闘能力
初期クラス「ソードメイデン」でGENもATKも両方いいペースに伸びるも、TECもLUKも少々低く悩ましい。
頑張ってクラスチェンジ前にレベルカンストしてもどのステータスも☆六つまで伸びないが、その反面レベル成長ペースは早く、早い段階でGENとATKが安定しているレベルになりまあまあ強いユニットとなるだろう。
しかし加入時点から育成を優先しないと苦手な槍使いが多く登場するマップに辿り着いてしまうので、ずっとベンチさせているうちに他のユニットに追いつけなくなってしまうこともしばしば起こる。
登場するマップは強制出撃なので、足手まといにならないように大事に育てましょう。
ただし中盤で一時的に留守になり、パーティに帰った時点で留守になった時の状態がどうであってもドーピング・MVPの効果を無効にされてレベル10の素のステータスに戻される。
そのため序盤の育成バランスが難しく、ドーピングアイテムでステータスを盛りたいならば留守から帰った後にした方がおすすめ。
(なお、最近の移植版ではこのリセットの仕組みが修正されており、序盤から力を入れて育成してもマイナスはない。)
一般ユニット「ヴァルキリー」と同じ特殊効果を持っており、ヴァルキリー専用スキル「レヴォリューション」も使用可能。
自ユニットがヘッドの身になっている時のみ使える、敵ユニットをヘッドのみにする。
また、敵のヘッドに最後のメンバーの現在持久力をすり替えるため、タイミングをよく見計らって使えば奇跡的な勝利を掴んでくれるスキルだが、そこを見計らうようになることがやや難しい。(そもそも『ユグドラ・ユニオン』にヘッドのHPバーが表示されないのでほぼ気づかれない)
さらに同じ敵に二回連続で成功すると一撃で敵を倒すので、瞬時チャージやゲージ蓄積の特徴を与える装備との相性が非常によく、上級プレイヤーの手にかかればかなり凶悪なチートスキルとなりえる。
つまり、全体的に使いこなせれば強いユニットだが、他に使いやすいユニットが存在するためそのよさを未だに知らないプレイヤーが多い模様。
しかし、これはクラスチェンジ前の話だけである。
JUDGEMENT OF JUSTICE !
「ラ・ピュセル」にクラスチェンジすると全ステータスが☆一個伸びる上に「ステータス異常無化」「必ずエースになれる」といった凶悪な特殊効果を手に入れ、そして凶悪なスキル「ジハード」を使えるようになるなど全面的にチート化する。
また、レベルアップのステータス伸びも変化し、ドーピングなしでもGENとTECがカンスト、ATKも☆五つまで伸びる。
ドーピング、MVPなしの最終ステータスは以下のとおり。
クラス | GEN | ATK | TEC | LUK | 総計☆ | ユニット特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
SWORD MAIDEN | 4 | 4 | 3 | 2 | 13☆ | ゴーレムに強い・城砦地形が得意・神聖攻撃は無効・暗黒攻撃に弱い |
LA PUCELLE | 6 | 5 | 6 | 3 | 20☆ | ステータス異常無効・必ずエースになれる・城砦地形が得意・神聖攻撃は無効 |
『ユグドラ・ユニゾン』での活躍
やはり十二人の主人公候補の一人。
今作の細かい設定は原作と違うため、父親のオルディーンはカローナ陥落で命を落としていることになっており、ユグドラは王都を追われることなくすぐさま聖剣を受け継ぎ反撃体制を整えている。初期の仲間はデュランとクルスで、DS版では条件を満たせばミステールも即加入してくれる。
今作のステータスは以下の通り。
MAX VIT | VIT低下値 | ATK | CIRCLE | PRIDE | 管轄領域 |
---|---|---|---|---|---|
11 | 3 | 4 | 中 | 12 | 南パルティナ |
二つ名は「王女ユグドラ」。
全体的にしっかりしたユニットであるが、本来は心優しく本当は流血を好まないという原作の性格を反映して戦意の消耗がとても激しい。他キャラクターのルートで登用する際には、こまめにご褒美を与えて元気づけるように。
原作の主人公かつ主役なのでユグドラルートを解放する必要はなく、最初から遊べるようになっている。
ルートの想定難易度は★★★。
大陸の中央をまたがる王国のスタート地点からは攻略順番を好きに選べ、また友好国が多いため無条件で登用できるユニットも多くいる。
自由度が高い分プレイヤーの戦略センスが試される。
ドラマCDにおいてユグドラは全編に登場しており、原作ではあまり見られないユーモラスな場面における行動を見守ることとなる。
『ブレイズ・ユニオン』での活躍
父親オルディーンや王国の家臣アランゼームと一緒にBルートで登場。
14歳の頃の姿で描かれており、原作とは似た格好をしているもののドレスには裂け目がなく、言われたことをすぐ鵜呑みにする疑うことを知らない箱入り娘なところが強調されている。
しかし正義感が強く物怖じしない覇気も見せており、3年後の面影もしっかりと窺える。
こちらのシナリオではユグドラと前作において彼女に執着していた戦乙女アイギナとの因縁が本格的に掘り下げられている。
『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』での活躍
DS版ではユグユニGBA版がGBAスロットに挿している状態でプレイするとチュートリアルを担当しており、お馴染みのBGMを鳴らして登場するというファンサービスのためのちょっとした仕組みになっている。
このチュートリアルではなぜかヒロインのマリアを物語の主役ではないからとボロ叩きなまでに豪快にディスっており、本来心優しいユグドラの思いがけない辛辣な台詞をファンが面白がった。
今作の公式設定資料書『Dept Heaven World Guidance』においてはユグドラがヒロインになる隠しルートも入れるという提案は制作中にあがりそのまま没となったことが明かされており、用意された一部の資料も載せられた。
…が、PSP版以降ではユグドラルートが復活。ユグユニのセーブデータがメモリーカードにあればプレイ可能となる。
このシナリオにおいてはマリアが助っ人にユグドラを召喚し、マリアの肉体に憑依しているという流れになっており、原作のチュートリアルに続きユグドラがKYさでマリアを困らせたり泣かせたりするマリア虐めでギャグ補正の謎な空気となる。ユグドラが絡まなければシナリオは元のシリアスさがキープされているのもまさにシュールさに磨きをかけている。
おまけルートということもありエンディングは一つのみになっている。
今作では全武器タイプを使える設定となっており、キーアイテムはスイートベリーである。
なおこのシナリオにてユグドラは手先が非常に器用で魔道具の修正が得意ということになっているが、このルートのあまりなギャグ空間のせいでどこまで本気にしていいのかは不明である。
見た目はユグドラそのままだが、元の肉体はマリアのものという設定なので、ポーズトークの中ではユグドラが身体の違和感や服装の締め付けを訴えたりする。そのため今作ではマリアと同じ175cm程度の身長になっていると思われる。
備考
好きな食べ物はフルーツ全般・特にベリー類とあるが、その中で一番好きなのは苺。特にスイートベリーが大好物。
公式アンソロジーコミックにおける、きゆづきさとこ氏描き下ろし4コマ『ユグドラ・ユニバース』には、ユグドラの父親・オルディーン王が彼女のためにスイートベリーを作らせたというネタもある。
特に『ユグドラ・ユニゾン』のオーディオドラマにおいて、そのスイートベリーをエサに釣られたりホイホイされたり、仲間のロズウェル同様に好物に目がないと多少ネタにされている。
更に『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』においては、本来はヒロインに互いの羽根をキーアイテムとして与えるとパワーアップする展開なのだが、ユグドラルートではスイートベリーを上げるとパワーアップするぶっ飛んだ展開になっている。スーパーマリオ法則か。
ファンからの扱い
物語の主役であるため主人公とされることが多いが、GBA版の時は公式からミラノも主人公として扱われており、線引きは微妙。
世間知らず・おっとりとした性格という設定ではあるが、「寄らば斬ります!」を合言葉に敵兵から盗賊、果ては天使にいたるまで聖剣グラン・センチュリオでバッサバッサと切り伏せてゆく。
(厳密には選択肢の結果ではあるが、件の天使を倒した後の台詞に一同ドン引きするシーンもある)
その威勢の良さが歪んだイメージとしてプレイヤーに伝わるまでは良かったが、肝心の制作も影響を受けていたらしく、PSP版およびタイアップのWEBラジオ、ナイツ・イン・ザ・ナイトメア、グロリア・ユニオンにおけるゲスト出演と、傍若無人ぶりに磨きがかかる結果となってしまった。
今となっては、ここPIXIVでのイラストにも「外道王女」「寄って斬ります」といった迷言がタグ登録されてしまう始末。
……どうしてこうなった!
なお『超女神信仰ノワール激神ブラックハート』に登場する、スティングの擬人化キャラクター「スティングちゃん」もほぼ彼女がモデルとなっている。
『グロリア・ユニオン』に登場するユグドラ
他のゲームに登場するユグドラとはまったくの別人だが、見た目も過去どことなく似ている。
ただし、この世界のユグドラはフリーランサーの賞金稼ぎ。
ファンタジニア島出身で父親オルディーンの形見である「センチュリオバスター」という巨大なガトリングガンを武器とする。また、ルキア皇国への恨みがあるようだ。
プレイヤーの選択により仲間にできるキャラクターで、残念ながらユグドラとガングを同時に加入できない。
ちなみにヒロインの一人のエリーシャを「親友」と呼ぶこともある。銃使い同士の友愛ってところなのだろうか。
ゲームの中でも「寄らば撃ちます!」などの台詞が自然に出てくるため、このユグドラはネタの黒歴史を受け継いでいるのようだ。むしろ原作のユグドラと違い、軽い作風もあってギャグ風味が強いのでファンの「外道王女」イメージに沿った物騒な人物という描写は少なくはなく、悩み事とは縁の薄い明るく活発なアホの子という方面が見受けられる。
初対面でやりあった時のかすり傷・軽傷を「気持ちいいくらいです」と笑い流しており、ピンガーから「ここに変態がいる」と突っ込まれている。
またイータとの出会いを機に子供の頃よくヒーローごっこをしていたとイシュトと懐かしくなってると「あんたの場合ごっこ遊びではなくなっただけだろう」と突っ込まれており本人は特に否定していない。
本来のユグドラと違い、緑色の瞳をしている。見逃されがちなので、お忘れなく。
なお、PSP版では従来ほどの性能は持たないが、スマートフォン版では剣系のアイテムを装備することでソードメイデンへとクラスチェンジし剣属性になり、センチュリオバスターも聖剣に変身しジハードの使用が可能となっている。
従って、原作ユグドラのいんざなゲスト登場に続きこちらの世界へと覗き込むことになる例の困った人はキーラによる作品の無断使用・改造っぷりを知りさぞ頭を抱えていよう…。
ドーピング、MVPなしの最終ステータスは以下のとおり。
GEN | ATK | TEC | LUK | 総計☆ | ユニット特徴 |
---|---|---|---|---|---|
4 | 6 | 2.4 | 4.1 | 16☆ | 昼間が得意(銃)・雨天に弱い(銃)・神聖攻撃は無効・暗黒攻撃に弱い(剣)・城砦地形が得意(剣)・ゴーレムに強い(剣) |
関連イラスト
関連タグ
ユグドラ・ユニオン ユグドラ・ユニゾン ブレイズ・ユニオン グロリア・ユニオン
ヴァルキリー(ユニオンシリーズ) 寄らば斬ります 外道王女 寄って斬ります 女子力(物理)
ユグドラ・ユニオンの王国軍キャラ
カップリング
ブレイズ・ユニオンの関係者
グロリア・ユニオンのグロリア海賊団キャラ