プロフィール
| 年齢 | 17歳 |
|---|---|
| 身長 | 168cm |
| 一人称 | オレ |
| クラス | Stray Thief |
| 使用カード | スティール |
| テーマ曲 | 「ミラノ出撃!」 |
| 装備制限 | ゲテモノOK・ベジタリアンではない・牛乳OK・キノコOK・甘系OK・魔力を持っていない・解読力がない・未成年・重装備可能・未婚/婚約者がいない |
| CV | 沢城みゆき |
概要
大陸南端のノルン峡谷を根城にする盗賊団の首領。通称盗賊王、銀狼のミラノ。
容姿は銀髪に青緑色の瞳、頬に青緑の入れ墨がある。オレンジ色の石(牙？)を首飾りにしており、銀狼の皮をマントとして羽織る。
本編におけるもう一人の主人公だが、物語の主役であるユグドラの相棒的な立ち位置やユグドラに比べてシリーズの他作品のゲスト演出がないことなどからファンの間では主人公だという認識が少し薄い節も窺える。
豪快かつ大胆で大雑把な性格で、荒地での戦いを得意とし、他の盗賊のアジトに殴り込んでは強引にアイテムを奪っていく。普段は不敵な笑みを浮かべており何かとプライドは高いが不慣れの地形に足を運ぶと弱音を吐くことが多くストイックとは言い難い部分もある。特に登山は大の苦手。
サエザルを使役するときの「派手に何か盗ってきなッ！」は彼の代名詞とも言える台詞。
帝国の兵士にアジトだった古ぼけた砦を燃やし尽くされ、彼らを追い返したらそのアジトで身を隠そうとしていたユグドラと出会う。
彼女から故郷を解放するために手伝ってほしいと言われて只では加わってやらないと跳ねつけたものの、やがてお城をもらう約束に釣られてユグドラと共に行動するようになる。
盗賊ではあるが一応弱者よりお金持ち・貴族・他の盗賊を狙う主義を持っており義賊とされている。そのため人望が厚く、子分たちから信頼されている。
多少世間知らずでナイーブなユグドラとは対照的にやや冷めてるところのある現実主義者で、かつての友好国の内戦を解決しようと試みるも交渉破綻になるところでユグドラに「被害を最低限に抑える」ために残虐な方法を薦める。また、物語終盤で手を染めていくことに動揺していく仲間の中で平然としている数少ない人物の一人であり、命令される側としては仕方のないことだと切り捨てられる精神力の持ち主。生活の厳しい辺境地で生き抜いてきた証なのだろうか。
しかしさすがのミラノでも仲間のピンチには冷静でいられず、大切なモノが傷つかれた際にすぐ頭に血が昇る。
キリエという幼馴染を持っており、彼女から好意を寄せられるも朴念仁なため気付いてくれないなど年相応で抜けている一面も窺える。
元々アジトの代わりにお城をもらう約束でユグドラの戦いに参加しているが、様々の国を歩き回っているうちに冒険をしたいという少年心が徐々に芽生えていく。
戦闘曲も盗賊王の豪快な性格が表れた音楽をしている。
また、準主人公として専用行進曲も持っており、とくにGBA版においてそれは非常に陽気な旋律となっておりパーカスパートの楽しそうなタンバリンが必聴。
戦闘能力
クラスは「ストレイシーフ」で武器は「斧」。
専用スキル「スティール」は相手の装備しているアイテムを盗むことが出来、賊の集落ではミラノしか取れないアイテムが複数存在する。
他にも「グラヴィティカオス」「ドラゴンキラー（GBA版のみエースタイプが斧）」と強力なのが揃っており、かなり優遇されている。
基本的に序盤から強くステータスが伸びやすく注意しないとMVP泥棒の常犯になり得る。
そのせいでミラノだけ育っているという事態が起きる事もままある。
また石化される心配はないため、チャプター5の対アマレウス要員を務めることができる。
ドーピング、MVPなしの最終ステータスは以下のとおり。
| GEN | ATK | TEC | LUK | 総計☆ | ユニット特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 6 | 5 | 5 | 20☆ | 石化無効・荒野地形が得意 |
ヘンテコな『斧』の正体
なお前述の通りシステム上に武器は「斧」だと扱われているが、ミラノの使っている武器の見た目とは巨大なブーメランにでも見える弧を描いた刃物。さらに金味はギザギザしており、裏側に沿った木製のハンドル及びハンドルから垂れた鎖を掴んで尖った部分で敵を殴るようなモーションで戦う。
専用スキル「スティール」を使用する時はブーメランのように投げる。
この奇天烈な武器はユニット紹介デモなどで「ブレード」と呼ばれている。
キャラクターデザインを担当したきゆづきさとこによると、自己弛張の強い聖剣グラン・センチュリオに並んでも負けない存在感のある武器にしたかったとのこと。なるほど。
この「ブレード」とは世界観上でも珍しい武器であり、ミラノの初期装備及びとある場所で発掘できる原住民・ガゼル族の遺物という2点のアイテムしか存在しない。
そのためかミラノ用の武器装備とは普通の斧やガルカーサの大鎌からもぎ取った刃物からチャクラムや圈まで幅広いバリエーションがある。
なお大鎌に関しては、鎌装備の仲間・ミステールはPSP版から登場する追加キャラクターであるため、原作のGBA版においてガルカーサの装備アイテムに武器を添えるには味方キャラクターにも装備できるようにするシステム上の必要性があった。しかしガルカーサの装備アイテムの大半がプレイヤーが手に入れるとミラノ専用となっているためPSP版以降では斧装備のミラノが使えて鎌装備のミステールが使えないというやや滑稽な状況となっている。
『ユグドラ・ユニゾン』における活躍
十二人の主人公候補の一人。
ここは王族だの貴族だの権利を持つものを全員排除することが理想のアナキスト。その気持ちを芽吹かせたのはノルン峡谷で住む貧しさに喘ぐものへの貴族の偏見。単純というか世間知らずというかツッコミどころの多い野望だが、確かに今まで大陸を支配してきたファンタジニア王国は問題点だらけなのでそれでいいんじゃないかな。…多分。
最初からの仲間はキリエとコブン。
ステータスは以下の通りになっている。
| MAX VIT | VIT低下値 | ATK | CIRCLE | PRIDE | 管轄領域 |
|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 2 | 4 | 大 | 16 | ノルン峡谷 |
二つ名は原作通り「銀狼のミラノ」。
ユニットとしては中々強いが本人の性格を反映してプライドは無駄に高いため敵対戦力からの登用はまず諦めろ。
原作の主人公の一人ということもありミラノルートは最初から無条件でプレイ可能である。
想定難易度は★となっている。
進める道は一方しかないがこちらの武器の相性は有利であり、斧ばかりの偏った戦力を補うために登用しやすいユニットはすぐそこに転がっているため初心者向けで楽なルートである。
ドラマCDの王国軍編と盗賊団編に登場している。
王国軍編ではまさかのラスボス(笑)。仲間とふざけている姿は何かと微笑ましい。
盗賊団編では主役だが、カード選びの運が極度的に酷かったりマイペースな部下に振り回されたり色々と苦労している模様。ミラノがんばれ。
備考
- 身長が明かされているD.H.E.の男子主人公の中でミラノは一番背が低い。
- ネット放送番組『ユグドラジオ』で持ち出されたネタによると、ミラノ実はロスト・アリエス出身であり、古代種族の王族の末裔という噂が存在しているがその真相は闇の中。このネタについて問われた伊藤はタイアップコンテンツのアドリブの余地を守るためだと説明してミラノの血筋を明らかにしていない。
- とあるイベントの台詞によると無神論者らしい。
- ユグドラと一緒に『グロリア・ユニオン』に登場することが一度提案されたが両名が登場すれば『ユグドラ』との関連が厚くなりすぎる理由で却下になったとのこと。
関連イラスト
関連タグ
王国軍キャラ
CPタグ
トモカネ：キャラクターデザインであるきゆづきさとこが原作のある作品のキャラで何処となく似ていて中の人も同じだがこちらは女性。
