武器『聖剣グラン・センチュリオ』
ファンタジニア王国の王族・アルトワルツ家のみ受け継がれてきた武器。
切っ先に立つと170センチくらいの長さを持つ巨大な剣であり、刃に聖なる文字が細く書かれている。また、柄頭に深緑の瞳みたいな見た目の不気味な宝石(?)が嵌め込まれている。
身長157センチの使い手・ユグドラより大きく、その豪華なデザインで存在感が抜群。
アルトワルツ家にしか扱えないという設定のもと適性のない人物が持ち上げようとしてもその重さに耐え切れない。今作のキャラクターデザイナー・きゆづきさとこ氏の描き下ろしコミック『ユグドラ・ユニバース』にてミラノが持とうとして失敗している姿が描かれる。
王家の血を引くもの(及び作者)にとっては羽根のように軽くて(厳密に言えば「フォークよりやや重め」)、振るいやすい武器である。
古来の時、女帝パルティナの血を引く男・パルティネアスが聖剣グラン・センチュリオを手にファンタジニア王国を設立した。
その設立以来、王国では「正義は聖剣の下にある」という言い伝えが存在し、王国の掲げる正義とは絶対的であるとその民衆は等しく信じており、多くの聖戦が行われ王族が生き残っている。
また聖剣を持つ王はその正義を貫き通す義務を課せられ、その正義に背いた人物を斬る権利が与えられているとファンタジニア王国32代の王となったユグドラは語る。
しかし聖剣は本来、とある人物の「解放」の切願が込められており、そのために剣は代々静かに、そして人知れずに力を蓄積している。
多くを語れば絶大なネタバレになるが、クリア済みの方にはこちらで詳細が確認できる。
なお『ブレイズ・ユニオン』Bルートでは一般アイテムとして入手できるようになっている。
また『グロリア・ユニオン』リマスター版ではそちらの世界のユグドラに装備させると原作ユグドラの戦闘能力でプレイできるようになる。
曲『聖剣グラン・センチュリオ』
足立美奈子氏に作られたBGM。弦楽器カルテットとチェンバロで演奏。
『ユグドラ・ユニオン』のBF18、BF34にのみ使用されている。
初代サントラ「ユグドラ・ユニオン Perfect Audio Collection Plus」にて特別アレンジバージョンも収録。
ちなみに、GBA用バージョンはPSP用バージョン・アレンジバージョンとは違う調号に書かれている。
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