概要
死してなお働かされる現象。
つまり、ネクロマンシーなどの魔術で死人がこき使われること。死後でも労働から解放されないという意でこき使われる側に対する同情が込まれている。
D.H.E.シリーズ従来のエピソードでも、スピンオフ作品のユニオンシリーズでも、ネクロマンシーが普及していることもあって、スケルトンが魔術師にこき使われる描写が多い以上に一度死んだキャラクター(主に主人公側の亡き味方や友人だった人物)が哀しき怪物として敵対させられるような展開がやたらと多い。
ハートフルボッコな展開としてプレイヤーを苦しませる現象ではあるものの、何度も食らわされる衝撃や痛みを緩和させるためにユーモアをひねり出すのは人間である。
そんなこんなでスティンガーの中で「死後労働」という単語が生まれたのである。
主な犯罪者
メイジ(モブ敵)……スキル「ネクロゲート」でスケルトンを召喚する困った敵。スケルトンが可哀想と思わなくても敵が増えると戦闘が長引きスコアが落ちるため召喚する前にやっつけてしまいたい。一方最後に倒してSランクを収得してしまえば魔導書系アイテムをもらえるため、そのアイテムを狙っていたらスケルトンを召喚されて泣き目を見るプレイヤーが多いとか。
ネクロマンサー(凡性ユニット)…スキル「ネクロゲート」でスケルトンを召喚することができる。
ロズウェル…………………………味方のネクロマンサー。彼が「ネクロゲート」を使うと一匹のスケルトンが助っ人でそのステージだけ味方してくれる。
メリア教ユベロン派………………聖職者のネクロマンサー率が高いという設定もありスケルトンがとにかく充満している。
ネシア………………………………初登場でスケルトンを何匹も伴って出陣しており、終盤では屍兵ユニットを伴う。
ウィスプ……実態を持たないため自衛の手段として魂を抜かれた騎士たちに力を分け与えて敵を倒してもらえないととても先に進められない弱い存在。主人公本人がやらかしてるレアケース。
イザヴェリ……支配した屍の記憶を好き好んで除くため「屍食」という異名を持つマッドサイエンティスト。戦闘ではいつも大量のスケルトンやゴーレムを伴う。但し今作の舞台にあたる地上界ガルガンディアではネクロマンシーの術とは存在せず普段ならば不可能なため、異界でこの術を学んだ異端者だとエリーゼに睨まれている。
ネクロマンサー…上と同じく。
ネシア……………味方。ネクロマンサーの真似事ができるためロズウェルと同じように「ネクロゲート」を使える。
ネクロマンサー…………………………………………上と同じく。
アジョー・グラフォー&トレイシー・コーマック…マッドサイエンティストと悪徳商人かつ錬金術師の凶悪コンビ。とある人物に依頼されて屍をメカ化して嬉々とえぐい人体実験を繰り広げている。
主な被害者(リンク先ネタバレ)
スケルトン(モブ敵)……メイジに召喚される他そこら辺にあふれている敵。QUESTイベントで墓や呪いのアイテムにいたずらするとよく出てくる。ガード率が高い他暗黒系攻撃が強くこちらをPOISON状態にしてくるため厄介ではあるもののSランクで倒せば刺突剣、A・Bランクで倒せばシールドを手にできるため報酬が美味しい。
スケルトン(凡性ユニット)…真昼の時間帯では昏睡状態でこれ上なく倒しやすいが、起きているとスキル「ポイズンブレス」でこちらを猛毒状態にしてくる。基本的にTECは高いため尚更脅威。夜間限定のマップでこちらが召喚できれば味方として有用活用させられる。
屍兵ユニット………………凡性ユニットのゾンビ版。基本的に暗黒属性に強く神聖属性に弱く、クラス名はゴエティアに載っている悪魔にちなんでいる。
〇〇〇〇〇か〇〇〇〇……中盤でユグドラの戴冠の試練に登場して彼女の責任を突きつけて覚悟の丈を試す。心の一番醜い状態で召喚されているため可哀想でもありこちらとして比較的にやりやすいともいえる。
〇〇〇………………………魔具の完成という名目はあるものの、プレイヤーに相方を殺されたばかりの召喚者が後先考えない衝動的な報復で選ばれる人員。つまり完全なる嫌がらせ。こちらにとっては傷口に塩レベルのトラウマだがシナリオ上では話し合いができる前から交渉決裂に繋がるため召喚者の派手な自爆でもあり、普通は冷静な召喚者がいかに感情的になっていたかも窺い知れる。
騎士団の皆さん……一応魂を抜かれているだけの仮死状態でまだ死んではいないが、そんな状態で残り生命力を削ってまで戦わされているため対して変わらない。お気に入りのアイテムを与えると主人公のウィスプを付いてくるという設定で、ビジュアルとして描かれることはないもののかなりシュールで恐ろしい状態だと思われる。
スケルトン(凡性ユニット)……倒しても特殊な処置をしないと数ターンで復活する困った敵。そのため彼らをスルーしてイザヴェリを狙うプレイヤーが多い。
スケルトン……上と同じく。
屍兵ユニット…上と同じく。
〇〇〇〇………水死したところ召喚者に回収されてとある味方をおびき寄せて苦しまずに始末する奇襲に使われるが未遂に終わりお馴染みのトラウマバトルに展開。但しこちらの被害者は召喚者に対して重度なる嫌がらせを行っていたこともあり自業自得と言える部分もある。
スケルトン……上と同じく。今作では味方として召喚できない。
屍兵ユニット…上と同じく。
ヴェルガス……序盤で死んで中盤から再登場というとてもレアケース。アジョー・グラフォー&トレイシー・コーマックの被害者の一人だが、本人としてはライバルのイシュトとはまた戦えてまんざらでもないらしい。