この記事には『ユグドラ・ユニオン』終盤の重大なネタバレを含むため「Chapter 8」をクリアしていない方はどうかお戻りください
プロフィール
年齢 | 15歳→18歳 |
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身長 | 159cm→162cm |
一人称 | 私 |
クラス | NPC→Valkyrie |
使用カード | レヴォリューション |
テーマ曲 | 「ルシエナ&アイギナ出撃!」(『ユグドラ』) |
CV | 藤野とも子(『ユグドラ』『ユニゾン』)、中原麻衣『ブレイズ』 |
概要
新生ブロンキア帝国の人物。アイギナの双子の姉であり、フルネームは「ルシエナ=ルーン=アルトワルツ」。
妹と共に焔帝ガルカーサの親衛隊長を務めており「神出鬼没の戦乙女」「双生の戦乙女」と呼ばれる。
名前から察するとおり彼女こそがファンタジニア王国の第1王女として生まれており本来ならば王国の継承者だが、まさに生まれてすぐ亡き者にされかかって帝国に逃がされた。
暗殺未遂の理由とは王国では双子は忌み子であることを聞かされて育っており、庇ってくれなかった両親と王国の溺愛を受けて守られて育ったユグドラに対して激しい怒りと怨みを抱いておりチャンスさえあれば復讐してやろうと姉妹揃って剣術を習った過去を持つ。
なお、ルシエナたちがそんな二人を仲間に迎え入れ庇ってくれたガルカーサのことは敬愛をこめて恩人として慕っている。
実はBF01で登場するのはアイギナではなくルシエナだが、その時彼女の名前が明かされていないためルシエナもその後で登場する「アイギナ」と間違われてしまう。
アイギナが片方の瞳を射抜かれる後でも元気で出撃し続けるルシエナの姿を見てユグドラがことの真相に気づいているが、当時仲間に打ち明けていないため終盤双子が一緒に登場することになるまで正式に別人だと明かされていない。
双子は敵を惑わすために似た格好をしており見分けが難しいとされているが、ルシエナの甲冑は主に黒く、下に着るチュニックのスカート丈は両側膝まで、さらに下に着る鎖帷子はチュニックよりやや長め。
また、髪型は両サイドを小さな三つ網にしており後ろは束ねていない。
藤野とも子の演技では声が妹よりやや低いことが特徴。
双子のツーショットから見ればルシエナの方が妹のアイギナを引っ張っていく立場にある。
その性格は妹に負けず苛烈で妹よりも攻撃的だが、アイギナよりは理知的という設定があり、怒った時に感情に流されがちで怨みに燃えるアイギナと違ってクールで冷血になっていく絶対零度型。
しかし戦場でどれほど恐ろしくてもルシエナだってお年頃らしく悩めるティーンエージャーであることを、アンソロジーコミックに含まれたキャラクターデザイナーのきゆづきさとこの描き下ろし4コマや後述のオーディオドラマにて描写される。
もちろん双子のトリックはかなり重大なネタバレのため、初めからアイギナと双子として登場する『ユグドラ・ユニゾン』と『ブレイズ・ユニオン』にも、キービジュアルなどに描かれていない。
しかしそんな歩くネタバレのルシエナは『ユグドラ・ユニゾン』のオーディオドラマにスポットを当てられ、ラッセルやバルドゥスなどの仲間でも双子の見分けが中々できないことを知ってもしもガルカーサだって同じではないかと悩みコンプレックスを抱くようになる様子が描かれている。
帝国軍内のほんわかした空気や圧倒的な仲間感(及びガルカーサの持ち前の天然っぷり)をショーケースするストーリーとしてファンの話題となった。
『ユグドラ・ユニゾン』でのステータスは以下の通りになっている。
MAX VIT | VIT低下値 | ATK | CIRCLE | PRIDE | 管轄領域 |
---|---|---|---|---|---|
9 | 2 | 6 | 小 | 12 | 帝都フレアヴェルク |
二つ名は妹とお揃いの「双生の戦乙女ルシエナ」。
アイギナに比べてアタッカー向きのステータスとなっている。
『ブレイズ・ユニオン』におけるルシエナ
ここは足の怪我をしているため、NPCであり出番が妹に比べて少ない。
前作の苛烈な振舞いと打って違って今作では明るく穏やかな性格の持ち主で(シスキアやアイギナ曰く)いたずら大好きなトラブルメーカーである。入浴シーンのためにシャーミネルまで来て突然現れるなどおっとりでお茶目な一面も見せる。
またそのお姉ちゃんっぷりが強調されており、実の妹だけではなく同じく留守番組のエイミやエレナの面倒を見ており二人に慕われているという描写がある。
しかし幼い頃から命を狙われ続けただけあって相当な警戒心も見せており、ヴェルマンに本来の血筋を問われた際に「私たちも知りません」と真顔で嘘を吐く。
中原麻衣の演技で声色は3年後のユグドラに似ているが、藤野とも子の演技と同様にアイギナより低めでおっとりしたお嬢様らしさを前面に出している。
フリーシナリオのひとつでルシエナが養父の統べた街の租税を集めるためにグラムブレイズと一緒に出かける際に、
暗殺者から匿われて育てられたせいで面識がなく本当にアルベルトの養女かどうか疑っていた民衆を相手に怯まず真正面から信頼を得ようと説得する姿でリーダーシップに長けていることが窺える。
また、この場面で父から譲り受けた仮の名前「ルシエナ=アルト=アルベルト」と名乗る。
アイギナがシナリオの中心となるBルートで、彼女が迎えた運命が妹の行く先を大きく影響する。
備考
- 好きな色は青という設定があり、装備品には青いアイテムが多い。
- 彼女の『ブレイズ』に登場する沢山のリボンに飾られている、ふりふりなドレスが実はパジャマだという設定がある。神生教団の攻撃を受けた時は真夜中だったから、身着のままで逃げるしかなかったというわけだ。