ワールド・デストラクション
わーるどですとらくしょん
ワールド・デストラクション(World Destruction、略:WD)は、セガ原作のゲームソフト・テレビアニメ・マンガ作品。
最初にテレビアニメ版が放送され、その後漫画版が連載、最後に本作が発売されるというメディアミックス展開がされていた。ただし各メディアにおいてキャラクターの性格や設定、展開は異なっている。
タイトルは『ワールド・デストラクション 導かれし意思』。ニンテンドーDS用ゲームソフト 2008年9月25日発売。
獣人と呼ばれる存在が人間を支配する世界で、今ある世界を破滅させようとする組織「世界撲滅委員会」と、破滅を阻止しようとする組織「世界救済委員会」の対立を描いたRPG。
ジャンル | RPG |
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オープニングテーマソング | AAA(トリプル・エー)「Crash」 |
キャラクタークリエイト | 内海裕晶、加藤正人、かどつかさ、田中久仁彦、藤坂公彦 |
コンポーサー | 光田康典 |
シナリオデザイン | 加藤正人 |
ゲーム開発 | イメージエポック |
<ストーリー>
歪んだ世界を撲滅したい人間側の“世界撲滅委員会”と今の秩序を守りたい獣人側の“世界救済委員会”が対立している中、
バルニの村で平穏に暮らす少年キリエ。
世界がいつどこで終わろうと、正直そんなことはどうでもいいと思っていた。
まわりに流されるようにして送る毎日の中で、自分には全然カンケーないことだと思っていた。
あの日、あの知らせが届くまでは。
突然空から
「バルニのキリエ、撲滅委員会入り! すべてを滅ぼす力で世界を撲滅へと導く! こうご期待!」
と書かれた大量のビラが舞い降りてくる。
「僕が、世界を滅ぼす!?」
人間を支配する獣人、人間解放を目指すゲリラ組織、
そして世界の滅亡を企む謎の組織、“世界撲滅委員会”。
混沌とした世界は、1人の少年を中心に変化の時を迎える――。
タイトルは『ワールド・デストラクション 世界撲滅の六人』。2008年7月7日〜9月29日 全13話
スタッフ
監督 | 多田俊介 |
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シリーズ構成・脚本 | 横谷昌宏 |
キャラクターデザイン | 松本圭太 |
音楽 | 池頼広 |
アニメーション制作 | Production I.G |
主題歌
オープニングテーマソング | AAA(トリプルエー)「ZERO」 |
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エンディングテーマソング | Aimmy 「風の記憶 〜to the end of the world〜」 |
<ストーリー>
砂海とよばれる砂の海に囲まれた世界─。
四季それぞれの大陸が浮かび、獣人と呼ばれる種族が人間を支配していた。
砂海に浮かぶ小さな港町の食堂で働いていた青年キリエ。
「世界がどこで、どう終ろうとも、僕には関係ないか…。」
最近、世間をにぎわせている“世界撲滅委員会”なる組織の手配書を見ても流されるままに生きてきたキリエはそうつぶやくだけだった。
ある日、キリエのいる町に現れた人間の少女モルテ。彼女は追われる日々を送っていた。
なぜなら彼女こそが“世界撲滅委員会”のメンバーであり、この世界を滅ぼす力を持つと言い伝えられている秘宝「デストラクト・コード」を持っていたからである。
衝撃的な出会いの後、行動をともにすることになったキリエとモルテ。
そこに、とある事件をきっかけにしてハードボイルドなチビクマ族の獣人・勇者トッピーが加わり、三人の世界撲滅をかけた旅が始まる。
三人を追う“世界救済委員会”のナジャとリ・ア
報酬さえ受け取ればどんな依頼も確実に成し遂げる運び屋のアガン。
そして三人が旅の途中で出会う様々な人間や獣人たち。
2つの種族が混在するこの世界に待つのは撲滅か、救済か・・・。