9月28日生まれ。cv:榊原ゆい(PC,PSP版) / 巽悠衣子(OVA版)
とある華道の家柄に生まれた華道部部長。
一見してお嬢様と分かる物腰の美人で、「御前」と呼ばれ、「2年生の御意見番」、「悩みがあったら御前に相談」と言われているくらいに学友からの相談事等にも応じている。そのせいか既に次期エルダーとしての呼び声も高く、3年生からも一目置かれている。
また、自身も行っている華道については自他共に厳しく、千早や淡雪の間で恒例と化している華道勝負でも常に公平な判定を下している。
しかし実家では異常なほどに厳しく躾けられており、母から日がな一日華道の事だけを考えるように強制されている。そんな生活が長く続いたせいか、彼女自身は既に疑問に思う事も無くなる程にその抑圧を受け入れてしまっていた。
それでも内面では自由な振る舞いを求めており、家に内緒で園芸部の土いじりを手伝っていたりもしている(園芸部部長である藤沢姿子も雅楽乃の出入りは容認しており、また華道用の花を度々提供したりしている)
春になって3年生に千早が転入してきた際、自分を特別視せずに甘えさせてくれる千早を「学院で唯一甘やかしてくれるお姉さま」と慕い上げ、以後は彼女(厳密には「彼」)に懐く様になる。それ故に千早と一緒にいる時には年相応の少女らしい一面を見せるようになり、普段の落ち着いた姿とのギャップが激しい。
同じ華道部の冷泉淡雪とは自他共に認め合う親友であり、プライベートではお互いに「雪ちゃん」「うたちゃん」と呼び合っている。
発売されているアンソロジーノベルでは何故か主役になる事が多く、その中では淡雪に嫉妬したり千早の為に尽くそうとするなど女の子らしい一面も多く見せている。
PC版では攻略対象であったが、PSP版では対象から外されている。
余談
原作ゲーム版の声優、榊原ゆいは原作ゲーム版おとボク1のドラマCDでまりやの陸上部での後輩である桜井夏央を、アニメ版ではTVアニメ版おとボク1とOVA版おとボク2の両方で梶浦緋紗子を演じており、歌手としては原作ゲーム版1,2,3とTVアニメ版おとボク1で楽曲を提供してる