概要
1979年1月26日生まれ。東京都出身。旧芸名は薮田尚子(結婚前の本名)、星野なお。
2010年に結婚。当初、結婚相手は非公表であったのだが、2014年末にTwitterにて稲垣理一郎である事を明かした。現在2男1女の母親である。
声優を目指して芸能界入りし、バンプレスト、ニッポン放送、AICによるメディアミックス声優ユニット企画『Kirakira☆メロディ学園』の第1期生となる。当時の同僚には浅野真澄、門脇舞以、いのくちゆか、榊原ゆいがいる。
2000年3月に『キラメロ』を離れ、「星野なお」名義で活動ののち、2002年11月より肝付兼太の劇団21世紀FOXにて活動、現芸名となる。命名は師匠の肝付が行った。以後2006年3月まで同劇団にて活動。その後悟空に移籍し現在に至る。
現在は舞台での活動がメインで、声優としての出演作は少ないが、『ふたりはプリキュアSplash☆Star』の日向咲(キュアブルーム/キュアブライト)役として知られる。また『ながされて藍蘭島』では主人公・東方院行人に絡む主要人物の一人である忍者・しのぶを演じている。
ペットのネコに自分達が演じたプリキュアのパートナー妖精と同じ名前(フラッピとチョッピ)をつけている。ちなみに樹元に猫を薦めたのは、保護猫だった二匹の引き取り手を探していた松来未祐であったとか。
趣味・趣向等
基本的にオープンな性格で『キラメロ』の活動をしていたことをあまりひた隠しにしない。『キラメロ』当時はメンバー声優の扱いが総じて劣悪だったこともあり、他の出身声優がこぞって悪く言うのに対し、樹元は「黒歴史と第三者からよく言われるけど隠しているつもりはない」とのこと。いわく『キラメロ』時代には自らは「いつ切られるか解らない端の子」であり「所属させて貰えただけでありがたかった」としており、センターメンバーの輝きに「すごいなぁ、違うなぁ」と無邪気に憧れていたエピソードも披露している(ちなみに榎本は当時の制服姿の写真を所望している様子)。
浅野真澄と生天目仁美のラジオ番組に出た際、当時同期だった浅野真澄との関係を語るうえで当時のことを語ったこともある。ちなみにコーナーの都合(ルール)上、口が出せなかった浅野は特に『キラメロ』時代のことにトラウマや嫌な思い出が山程あったため「やめろー!」と思わず絶叫したうえで、ずっと辛そうな顔をしていたらしい。(これについてはテウチライブの豆知識節ラジオ項も参照)
旦那が誰かを当初公表しなかった。その理由は、当人があまり公表して欲しくなさそうだったからとのこと。しかし稲垣がツイッターを始めた頃、本人がドラクエ仲間を増やしたいという意図もあって公表に至ったという。その後は特に隠す様子もないばかりか、夫婦間でツイッター上のやりとりする姿もしばしば見られる。
2010年に結婚と出産の報告をして男児を出産。のち2012年に次男を出産。さらに2014年8月26日、第3児となる女の子を出産したことをツイッターにて公表する。ちなみに女児の名前には「咲」の字を入れるとのことである。
また妊娠中は全て、前述したテウチライブの企画進行中であったために同ライブの古参ファンにとっては樹元の妊娠は、もはやライブのネタのひとつと化していて、周囲の人間およびファンは「テウチライブがある」と聞いただけで「樹元さん、次は男の子か? 女の子か?」と色めきたつ事がある。(妊娠していなくてもネタとして話題が出る)
交友等について
記載の通り既婚者で、しかも3児の母でもあるが、プリキュアにて相方であった榎本温子とは夫婦以上に仲が良い。同作以外では滅多に共演しないが、公私を超えた友情関係を築いている。その独特の空気は両方のツイッターにて堪能できる。最近では「#オリあつ」なる本人公認のツイッタータグまで出来る始末。後に榎本とは舞台で共演を果たした。
結婚後それでもなおオリあつの強い絆はとどまるところを知らない。というか榎本自身が「オリエの子は私の子!」とまで言い出す始末で、旦那さん(つまり稲垣)までもそれを認めているらしく、公認の愛人と認識されているらしい。いい夫婦の日にはこんなツイートまで残している。
また『ふたりはプリキュアSplash☆Star』OP&EDを歌ったうちやえゆか、五條真由美とも番組終了後も交流を続けており、榎本温子とともに2007年5月~「よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE」(テウチライブ)として定期的にライブイベントを開催している。
なお、夫の稲垣とは好きなゲームが縁で結ばれたらしい。稲垣が原作を手がけた『Dr.STONE』がアニメ化された際は、妻である樹元も同作に孔雀役で出演を果たした。