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CV:樹元オリエ

概要編集

9月29日生まれ、B型。14歳。身長152cm。体重39kg。みことの次姉。瞳は灰色。千陰流一家次女でりんの妹弟子みこととは姉妹。旅先で出会った子牛びふてきを常に連れている。

侍を目指しており、形から入る性格のため、普段は侍らしい「ござる」口調で話す。ただし寝起きやビックリした時など、気を抜くと地の京都弁に戻る(慌てて「でござる」と言い直すことも)。さらに寝ぼけると「まろ」「ごじゃる」など貴族口調になる。袴の剣士姿で武者修行の旅(実際には単に迷子になっていた)をしていたため、行人の漂着時は村にいなかった。忍びとしての素早い動きがあるものの剣をぶん回すだけの素人。なお、侍を目指したきっかけは、ちかげに借りた『宮本武蔵』の本に感動したため。昔から本などに影響されることが多い。

しのぶの一族は良くも悪くも思い込んだら一本気な人間が多く、しのぶは特に純情。悪く言えば非常に頑固でしつこく、まちですらも音を上げるほど。行人との勝負に敗北後は、本格的な剣術を習得すべく行人に弟子入りをする。また、頑固モードになると、眼がびふてきのような黒目がちな半月型の眼になる。

外見の割りに子供っぽい。すずが行人に「なでなで」してもらうのを見てから、自分もして欲しいとよくせがむようになり、色々と奮闘しているが空回りが多い。朝の稽古は素振りだけで退屈だが、その後のなでなでのために頑張っており、徐々に上達している。

行人に好意を抱いているが、本人は「侍としての勘が行人を只者ではないといっている」と勘違いしている。ただし、全く自覚が無いわけでもないようで、くないやみことの二人と「忍の後継者」について考えていた際に、みことに唆されて行人の寝床に裸で潜り込み、自分に行人の子を授けて欲しいと、やや恥らいながらも迫ったこともある。

行人とは二度接吻をしている。一度目は間違って毒入りの茶を飲んでしまった行人に解毒剤を飲ませるための口うつしで、二度目はすずに口うつしを実演するため。特に二度目は行人の食べ物を吸いだしていた。この時は接吻の意味を知らず、後でりんから教えてもらった。


侍となる前に忍者としての修行をしていたので、分身の術である「影の八方陣」という技を使う。原理は不明だが分身も全て実体を持っている様子。ただし、本体を含めて8体以下に分けられず、自力での解除ができないという欠点を持つ。

現在は忍としては生来のドジっ子ぶりもあり失格状態。投げた手裏剣に強烈なバックスピンがかかって戻ってきてしまったり、実家でもトラップの場所を忘れてかかりまくった。

島一番の方向音痴で、通い慣れているはずの道でも平気で間違え、一泊の予定が3ヶ月も迷子になっていたりする。よく何もないところで転び、顔面からモロに地面とぶつかる。

それまで普通に行動していても眠くなると一瞬で寝る。一度寝るとテコでも起きない。

行人の弟子になってからは、毎日実家から通っていたが、さすがに遠い上に、「迷いの森」の中ではびふてきですら道に迷って時間がかかるため、すずの家の近くに家を建ててもらったが、新居に風呂がないのですずの家まで借りに行っている。


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