CV:清水理沙
概要
『ながされて藍蘭島』シリーズの登場人物。
行人の妹。中学2年生。5月生まれで牡牛座。当初は回想のみの登場でおぼろげな肖像だった。
長い髪の一部を細い三つ編みにし、後ろでチェックのリボンでまとめている。
合気術の使い手。女として行人のことが好き。
後々雪の精霊・粉雪(メイン画像右)に呼ばれる形で、兄を追って藍蘭島へたどり着く。
その際には無理やりにでも行人を連れ戻そうとしたため、すずたちと対決するも、島に残る決断をした行人との直接対決に敗北。自分自身も島から脱出する手段がなくなったため、そのまま藍蘭島に残り、すずの家にご厄介になることに。その時に対決したメンバーとは和解している。
実は義理の妹だったこと、雪女の半妖だったことが判明。
半妖の件は兎も角としても、義妹の件は誕生日の違和感などで気づきそうなことだったが、行人は持ち前の鈍感で全く気付いていなかった。
それを明かしたことで、これからは一人の女として行人にアピールしていくことを告げ、覗き見していたすずとあやねに宣戦布告した。
その後、実の父親が行方不明の政宗、母親が雪女のつららであったことが判明する。
実は島の男衆が行方不明になった釣り大会において、政宗が美咲を負ぶって参加していたため、美咲も島外へ流されていたのだった。
これにより、みちるは実の姉、おばばは実の曾祖母であったことが分かった。
また、この際に上記の三つ編は半妖が印としてやるしきたりであることが告げられた。
逆に言えば、『ながされて藍蘭島』において三つ編みをしている人物は、半妖の可能性が高いということになる。
アニメ版
アニメでは最終話で一時的に島外に脱出した行人の前にたくさんの男を連れて現れる。
なんと美咲は男しかいない島に流れ着き、島でただ一人の女として暮らしていた。
何とも似たもの兄妹である。しかし、美咲の貞操は大丈夫なのだろうか?
行人は美咲を男たちに任せて藍蘭島へ戻っていった。
ちなみに男しかいない島もなぜか藍蘭島というらしい。
メタ的なことを言えば、アニメ放送当時は美咲は原作本編において写真のみでしか登場していなかった。美咲の設定と動向が全然明らかになっておらずアニメ独自の結末としてこういった動向に設定された。