CV:樹元オリエ
この物語の主人公。熊鷹芸術学院の1年生(序幕では水橋中学3年)。極度のあがり症で緊張すると声が出なくなるが、たまたま発した大きな声を聴いた野乃らに勧誘され、半ば強引に演劇研究会に入部させられてしまった。少々ネガティブだが、演劇を通じて徐々に変化を見せる。文化祭の出し物「ひとひら」では主役を演じるまで成長した。ちとせ、演劇部の先輩(2年生編)からは「麦チョコ」と呼ばれている。
2年生になって、苦悩した末に裏方希望で演劇部に入部する。しかし、ちとせや周りの説得により、再び役者として舞台に立つことになる。
なお、本作の続編となる「榊美麗のためなら僕は・・・ッ!!」にも登場しているが、作品の舞台となる劇団「ならずもの」(榊美麗や一ノ瀬野乃が旗揚げした劇団)に麦本人が参加していないため、作品終盤になって初めて登場している。