楽曲情報
作詞 | LiSA |
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作曲 | 草野華余子 |
編曲 | 江口亮 |
歌 | LiSA |
概要
日本の女性歌手であるLiSAの楽曲の一つであり、15thシングル。2019年7月3日に発売された。
週刊少年ジャンプで連載されていた吾峠呼世晴氏の漫画作品『鬼滅の刃』のアニメ版第1期におけるOP曲でもある。
また、CDリリースに先立って同年の4月22日において、表題曲である本曲のみフルサイズでインターネット上に先行配信されており、各種配信サイトで1位を獲得し、配信デイリーチャートでなんと38冠を達成した。
2019年12月6日に『THE FIRST TAKE』出演、2024年時点で1億3千万再生を突破。
東京五輪の閉会式でも演奏された(演奏を担当したのは、東京スカパラダイスオーケストラと東京都立片倉高等学校吹奏楽部)。
また、2021年のJASRAC賞で金賞を受賞しており、これは高橋洋子の残酷な天使のテーゼ以来となる2曲目のアニメ主題歌の金賞となった。
また、2022年でも金賞に輝き連続受賞するという偉業を成し遂げた(このような事例は他に「命くれない」「世界に一つだけの花」「ヘビーローテーション」の3曲しかない)。ちなみにこの年の銀賞は無限列車編の主題歌なので、まさしく鬼滅の刃効果が現れた年と言えるだろう。
- JASRAC賞とは、JASRACからの著作物使用料の分配額が多かった作品の作詞者・作曲者・音楽出版社の功績と栄誉を称えた賞で、1982年から始まった。
カバー
本曲のリリースは2019年だが、鬼滅の刃の原作がクライマックスだった時期や無限列車編アニメの宣伝時期も重なって人気が持続したこともありロングヒットとなった。
2020年3月ごろからはコロナ禍でワクチンの目処も経っていない時期でミュージシャンがライブ自粛を余儀なくされて配信企画を試行錯誤していることが多い時期だった事情もあり、多くのプロミュージシャンのカバー曲披露企画の課題曲のような様相すら呈していた。
もちろん一般人の「歌ってみた」動画も多く上がっており、外国人ファンによる各国語翻訳版も多く上がっている。
ヴォーカリストだけでなく、楽器のみによるインストカバーも多く上がっており、ロック系やクラシックだけでなく和楽器奏者によるカバーも多い。
コロナ禍の規制が解除されていってからも、ライブの企画でカバーするミュージシャンもいる。
カバーしたプロミュージシャン
- 宇野実彩子(AAA)
- 鈴木瑛美子
- 真天地開闢集団ジグザグ
- 淳士Drパートのみカバー
- 手越祐也
- 響(摩天楼オペラ)Drパートのみのカバー。
- 広瀬香美
- misono 虹色侍とのコラボ。
- Jill(UnluckyMorpheus)ヴァイオリンによるインストカバー。
- TOshI
- Mary'sBlood
- BlindingSunrise イタリアのメタルバンド。
余談
アニメとオリジナルの紅蓮華はサビの歌詞が異なる。
この歌詞が異なるTV仕様のバージョンは期間生産限定盤に収録されており、後に劇場版主題歌「炎」と共に収録されたアナログEP盤にも収録されている。
【アニメ】 →『何度でも立ち上がれ』
【オリジナル】→『ありがとう悲しみよ』
歌詞を書いたLiSAによると『はじまったばかりの炭治郎の物語でまだ悲しみに、ありがとう。と言わせるのはあまりにも残酷だと思ったから』とのこと。
紅蓮華という言葉自体は何となく彼岸花を思い浮かべそうだが、実際の植物としては赤い蓮の花のことを指す。
関連動画
関連タグ
紅蓮華→明け星