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概要編集

2022年10月3日から放送されるNHK連続テレビ小説であり、主演は福原遥が務める。

メイン脚本は、NHKドラマ『心の傷を癒すということ』で人気を博した桑原亮子氏が担当。また、嶋田うれ葉氏、佃良太氏がサブライターを務めた。

福原は主演オーディションを経て選出されているため、大阪制作としては『カムカムエヴリバディ』同様、2作連続でのオーディションを経ての主演選出となった。


語り手は、さだまさしが担当(土曜日の総集編のみ武田真一アナウンサーが担当。なお放送中の2023年2月末にNHKを退職しているが、最終話までアナウンサー表記されている)。


時代設定は当初1990年代~現代となっていたが、第125話と最終話は2026年~2027年が舞台となっている。


評価編集

脚本家・演出家がチーム体制で制作しているため、それぞれの個性が強調されてしまい、登場人物たちのキャラクターの変化等に違和感を示す声もあった。(特に、嶋田と佃の脚本回は桑田脚本回と比較するとキャラクター像に違和感が生じており、キャラクター像が統一されておらず噛み合ってない部分が多かった。)そのため、「脚本チームの擦り合わせが足りない」と指摘されることもあったが、問題点としてはさして大きいものではなかった。しかし、舞がパイロットを断念して家業を手伝い出したあたりから話に盛り上がりが欠けてしまったこともあって、評価が二分され始めた。

しかし、根本のテーマ・要素である「【空を飛ぶ】という夢」「ものづくり」「幼なじみ3人が中心となるストーリー展開」は変わっておらず、特に桑田脚本回は前作と異なり、心情の変化・行動の過程がより繊細に描かれていたため、前作よりも比較的好評の声が多く(前作の不評の声が多すぎただけで、今作もどちらかと言うと不評の声は一定数あるが)、最終話放送後には「舞いあがれ!ロス」なるものが発生している

また、視聴者の間では何故か「柏木学生」が大人気

舞と柏木が別れることとなったあの小さな公園は「摘路西公園」という正式名称があるものの、劇中ではポスターにひっそり名前が書かれていただけであり目立つことがなかったため、視聴者から「柏木公園」と名付けられたことでその愛称が浸透するなどの副次的効果も発生している。


登場人物編集


岩倉家編集


本作の主人公。他人の気持ちを察する事が得意だが自分の気持ちを抑えてしまう性格。小学生の頃に飼育係を務めた際に黒ウサギのスミちゃんが脱走した一件で貴司、久留美と仲良くなり、生涯の親友となる。小学生の頃はよく熱を出して学校を休んでおり、走るだけで熱が出るほど病弱だった。しかし、祖母の祥子から五島列島に誘われ、五島列島の大自然の中でしばらく過ごしたことから心身ともに逞しく成長していき、五島列島に伝わる民芸品「ばらもん凧」が大空に浮かぶ姿を見て大空に憧れを抱くようになる。その後、浪速大学に入学し、大学のサークルでは飛行機製作の立場であったが、先輩である由良の意志を継ぐ形で(一時的とはいえ)人力飛行機のパイロットになり、空を飛ぶことを経験してから旅客飛行機のパイロットを志すようになる。航空学校では、一癖も二癖もあるチームメイトの仲を取り持ち、結束力を高めることに貢献した。宮崎本校の都築教官からも「岩倉学生はチームワークを大切にする」と高評価を受けている。しかし、帯広分校では大河内教官の厳しい指導とそれによる水島のフェイルを目の当たりにしたことで、「大河内教官を見返す。」ことにこだわり、中間審査合格後は苦手な着陸の訓練を大河内に頼むなど合格のためにひたすら努力を重ねていたが、そこに「空を飛んでみたい」という純粋な夢を持っていたかつての舞の姿はなかった…。

そして、苦手な着陸は無事に成功し、克服したものの、その無理が祟ってしまい熱を出してしまう。その後、大河内から「初心を忘れて、『空を飛ぶこと』を楽しんでいない。」ことを指摘され、「まずは初心に帰ることだ。」と叱咤激励を受けた。その後、初心を思い出し、見事航空過程の最終審査も合格した。

初対面での第一印象が最悪だった柏木とは、航空学校での生活を通して徐々に親密となり、第48話ではついに柏木から告白される事態に。その後、第54話で改めてデートを行った上で交際を申し込まれ、了承した。第55話では舞の両親に挨拶するために柏木とともに東大阪に帰省。恥ずかしさ故かあくまで柏木を「とても仲の良い友達」として紹介しようとしていたが、柏木の覚悟を見て改めて「彼氏」として家族や近所の人々に彼を紹介した。

その後、無事に航空学校を卒業することができ、博多エアラインへの内定を貰っていたが、リーマンショックの煽りを受け、入社一年延期となった。

その間、足を挫いた祖母の祥子の手伝いに行ったり、経営不振となった工場の仕事を手伝ったりしていたが、父・浩太が心筋梗塞で他界。自身の夢か実家の工場か、どちらを優先するべきか苦悩していたが、母・めぐみが社長に就任する決意を固めたことで実家の工場の立て直しに貢献することを決意し、博多エアラインの内定を辞退してIWAKURAへ入社した。その際に、柏木とも別れているが、それが後に彼女の恋愛面でのトラウマとなってしまう。

2013年時点ではIWAKURA営業部のエースとして活躍しており、父親の夢であった航空機産業への進出に乗り出そうとして、荒金の助言も得て何とか航空機部品の試作に成功したものの、IWAKURAの営業規模の問題で残念ながら航空機産業への進出は叶わなかった。

秋月が「デラシネ」を訪れたことをきっかけに、貴司を徐々に意識するようになるものの、過去の柏木との一件でトラウマになっていたためなかなか想いを伝えられずにいた。そのため、久留美には「自分の想いを伝えなアカン。」と助言され、母・めぐみにも「もう少しわがままになってみたら?」と助言された。その後、貴司の想いを察した秋月から「貴司さんが好きなのは舞さんやないんですか?」と言われたことで自身の想いを伝えることを決心し、貴司に自身の想いを告白して貴司と結婚した。

その後、東大阪の工場によるオープンファクトリーを企画し、見事大成功を収めた。それを受けて、御園から起業をしないかと誘われるが、兄・悠人からは具体的な業務内容・経営プランが想像できないことを理由に完全独立は反対されたが、IWAKURAの子会社化を提案されたため了承し、御園とともに「こんねくと」を起業した。会社も無事軌道に乗り、第一子(女児)を妊娠・出産し、「歩(あゆみ)」と名付けた。

2018年時点では、「空飛ぶクルマ」の開発を目指す「株式会社ABIKIRU」と業務提携し、開発支援を行っている。

その後、貴司との電話からアイデアが降り、「かささぎ号」を設計。2026年に国の厳しい基準をクリアしてついに完成。2027年に五島列島で実用化され、自身の「パイロットになる事」と父親の「IWAKURAのネジを飛行機に使う」という2つの長年の夢を実現させた。



舞の父。東大阪市で町工場「岩倉螺子製作所」を経営している。娘の舞とはお互い飛行機好きであり、自分の時に実現できなかった夢を舞に託した。長年懇意にしてもらっていた取引先から案件を断られて倒産寸前の状況に陥るも、特殊ネジの製作案件を提案され、3週間という短い納期の中でも挑戦し、見事成功させた。2004年時点で工場を2つ持ち、従業員18人を抱える経営者となり、「岩倉螺子製作所」を株式会社化、「株式会社IWAKURA」へと改称した。その後、事業拡大を決意し、自動車部品製造に向けて3つ目の工場を建設した。だが、その矢先リーマンショックの煽りを受け、雲行きが怪しくなっていき、会社の収益も減少傾向に転じてしまった。何とか仕事を貰おうと、色々な会社に行って頭を下げる形でひたすら走り回っていたことが祟って胃潰瘍で入院することになり、1週間入院した。ちなみにこの病院は久留美の勤める病院である。その後、退院したものの、今度は会社の業績悪化による人員整理及び経営状況の抜本的改革に悩まされていた。その後、新たな発注が来たことで奮起し、本注文開始を待たずにネジの量産を開始するも、本注文が設計の変更により無しとなったことで大量の在庫を抱えてしまい、さらに赤字が悪化する事態に。そして極度のプレッシャーとストレスが原因で心筋梗塞を引き起こしてしまい、めぐみと舞に発見されるも発見が遅かったため、医師が最善を尽くしても命を繋ぎ止めることが出来ずそのまま亡くなってしまった

なお、浩太を演じる高橋氏のブログによると、「飛行機を作ることを夢見て、工業高校、大学受験、工学科を経て一流企業に合格、まもなく飛行機の制作に加われると言ったところに、父危篤。」「自宅に戻り、父のいない工場でひとり、想いを巡らせ、自分の夢を捨て工場を継ぐことを決意。」「教師を夢見て、長崎の五島列島から大阪の大学に通うめぐみと出逢い、一緒になりました。」という詳細な設定がある模様。


舞の母。長崎県の五島列島出身で、教師を目指して大学に進学していたが、大学時代に浩太と出会い、中退して駆け落ち同然で結婚。母親である祥子との関係はあまり良いものとはいえず、母親を見返すことに固執して意地を張っていたことや母親を裏切ったことへの後ろめたさから自分から一切連絡していなかった。現在は、二人の子どもを育てながら、町工場の仕事も手伝っている。舞や悠人が幸せになるように手厚く守ろうとする家族愛にあふれた母親。

…であるが、舞に対する過度な愛情のせいで舞の意見を聞かないまま、勝手に物事を決めてしまうという過保護過干渉な一面があり、実際、幼少期の舞は彼女の顔色をうかがって生活していた。しかし、そのことに気づき、舞を母親の祥子に預けて東大阪に帰る決断をした。

2004年時点で工場の総務と財務を担当するなど相変わらず工場や夫・娘たちのために献身的に働いている。

2008年時点でもリーマンショックの煽りを受け、経営不振となったIWAKURAを立て直すために浩太を献身的に支えていたが、その最愛の夫・浩太が心筋梗塞で息を引き取ってしまう。

浩太の死後、社長代行を務めることになったものの、経営状況の悪化と人材の流出を止めることはできず、一時はIWAKURAを売る決断をしたが、浩太の日記を見て考えを改め、何としてでも工場を存続させる決断をし、浩太の跡を継いで社長に就任した。2013年時点では何とか持ち直し、社長としての仕事にもだいぶ慣れてきている。

2018年時点では、脳梗塞で倒れた祥子を大阪に連れて来て介護するためにはそれ相応の覚悟が必要であることを感じ、社長職から引退して権利を結城に譲ることを決意。社長の引き継ぎに向けた手続きを行っている。そして、2026年についに引き継ぎを完了させ社長職を退き、結城に社長職を譲った。2027年に母・祥子とともに五島列島に移住した。



舞の兄。「私立中学に入学して、高校は名門進学校に進学して、東京大学に入学する」という自分なりの人生設計を子供の頃から持っており、油の匂いと機械音がうるさい工場の町を嫌っている。また、妹の舞ばかりを心配する両親を毛嫌いしていた。そのため、東京大学進学を機に自身にとっての「悪い環境」の象徴であった故郷・東大阪を離れて上京したものの、それ以来音信不通状態だったため両親を心配させるが妹の舞が取り成すことになった。第16話では2004年の大学4年生の時点で既に投資を行っていたかのような描写があり、第18話にて大学時代に2000万円を稼いだことが明らかとなった。第17話のラストで帰郷して「うめづ」を訪れた。その後、両親や舞に対して内定をもらったことや3年で辞めて独立し、投資家になることを告げたうえ、しまいには、俺は指一本動かすだけで億稼げる人間になる。」と言う始末。こんなことを耳にした父親の浩太が納得するはずもなく、価値観の違いから浩太と口論になってしまい、仲直りすることがないまま翌日東京へと戻っていった。第43話では既に会社を辞めていたことが発覚しており、投資家として本格的に活動していくことを舞に宣言していた。演じる横山氏曰く、「これまでの朝ドラの兄ちゃんたちに漏れず家族を引っ掻き回すことになるかもしれません。」とのこと。実際、ナレーションでしっかり「岩倉家の問題児」と言われてしまっており(とは言うものの、第18話では両親に連絡せず心配させていたこと以外はだいぶしっかりしていたが)、2008年に起こる投資家を阿鼻叫喚させる大恐慌の影響も考えると、今後やらかさないことを願うばかりだが…

と思っていたら、リーマンショックを予測した時代の窮児」として雑誌で特集されるなど一躍有名人となった。大阪の取引先と会うために実家に戻ってきたがその際に実家の業績悪化を知り、「生き残る会社もあれば、そのまま潰れる会社もある。厳しいけど、それが現実や。」と浩太に厳しい言葉をぶつけた。その後、舞から会社の業績回復のための手伝いを頼まれたが、どこか消極的だった。

父親である浩太が亡くなってもその姿勢を崩しておらず、「早いうちに工場売った方がええ、そのほうが身のためや。」葬式を終えて喪失感が癒えていないめぐみと舞の空気を壊すかのように現実的な提案をした。

ただ、彼には彼なりの思いやりがあるようで、「母と妹がこの先借金で苦労しないため」に工場を売却してマンションを建て家賃収入で生活していく案を提案したが、めぐみは「苦しい中でも頑張りたいねん」と断られた。その後、第75話・第76話でめぐみから「一人の経営者」として悠人への工場の売却と家賃による返済を提案され、母親の覚悟を感じ、あくまで「ビジネス」として投資することを決意した。

2013年時点では、ある投資で大損してしまいそれを補填するためにインサイダー情報に手を出してしまったことでインサイダー取引疑惑が報道され、世間からのバッシングを喰らう羽目となり、信用も資産も全て失ってしまうことになった。

家族である舞とめぐみには迷惑がかからないように電話にも出ずさまよっていたが、公園で倒れているところを偶然佳晴が保護して久留美が看病を行ったことで何とか意識を取り戻した。その後、舞やめぐみ、久留美からの説得と父親の日記を見たことで自身の進退を決め、警察への出頭を決意し、半年後に裁判で懲役3年執行猶予5年の判決を受けた。その後、自身の前科のことも考え参加を渋っていたものの、佳晴に連れて来られる形で舞と貴司の披露宴に出席した。また、看病の一件で久留美と徐々に仲を深めており、キャリアアップと父親の老後で葛藤していた久留美に「子供が頑張ったら親も頑張れる」「もうちょいお父さんを信じてみらんか?」とアドバイスした。その後、面接に受かり長崎へ行くことになった久留美に告白し、「ひねくれてんなぁ」と言われながらも了承してもらい、交際することとなった。その後、2020年時点でも交際を続けていたが、いつも談笑していた公園で意を決してプロポーズし、了承してもらうことができ、彼女と結婚することになった。結婚後は久留美の勤務先である長崎に移住した。2027年時点で娘・紗奈が誕生している。

一方、仕事面では舞の起業の際にあくまで一人の投資家として具体的な業務内容や経営プランが想像できないことを理由に完全独立には反対したが、リスク軽減のためにIWAKURAの子会社化を提案した。2018年時点では、舞たちのような「世の中のためになる事業を行う面白い企業」に投資することに力を入れている。

このように、2作の兄達とは異なり父親との不和や蟠りを抱えているものの、根は真面目で家族思いな兄として描かれており、前述のやらかしも顧客からの信頼を保つことを優先した結果、「インサイダー情報」という名の悪魔の囁きに負けてしまい陥った事態と言える。


舞と貴司の娘。2016年8月に誕生。舞の「何があっても負けずに前に進んでほしい」という思いを込めて名付けられた。

将来の夢は、母・舞の夢を超える宇宙飛行士。舞が右利きであるのに対して、彼女は左利きである。

なお、2026年時点で10歳の歩を演じる浅田氏は舞の幼少期も演じていた。


悠人と久留美の娘。


舞の幼なじみとその家族編集


お好み焼き屋「うめづ」の息子。岩倉家とはご近所さんで隣人であるため元々舞と仲が良く、小学生の頃にウサギのスミちゃんと仲良くしていた舞の気持ちを察して飼育係に推薦しており、スミちゃんが脱走した一件で久留美とも仲良くなる。幼い頃に「デラシネ」を訪れ、詩に出会ったことで「ことば」に興味を抱くようになり、店主の八木を師と仰ぐようになる。2004年時点では大学進学をせず、就職しシステムエンジニアとして働いているが、「デラシネ」にもよく顔を出している。八木の「苦しい時こそ詩を書くんや。辛いことがあっても必死にもがいて、それを詩にするんや」という教えに従い、不慣れな営業職もこなしながら詩の制作に勤しんでいた。しかし、過酷な労働環境のせいで職場に居場所が無くなり、さらに「デラシネ」の閉店によって唯一の居場所すら無くなってしまったため、システムエンジニアの仕事を辞職して突如失踪してしまい両親を心配させるが、後に舞への電話で五島列島に行っていた事が明らかになった。舞と久留美が必死に説得したことで心のモヤモヤが解けていき、「自分がありのままの姿でいられる場所」を探すことを決意し、両親にも自分の悩みを打ち明けることができた。第36話では、数日間島根県に行って疲れ切っていた心を休め、第41話では、福井県の魚市場で働きながら詩を創作しているなど各地を旅しながら詩の創作活動を行っていることが判明した。第55話では舞が連れてきた彼氏の柏木と初対面している。

第56話では、舞が祥子の手伝いのために五島列島に向かう以前から五島列島で詩の創作活動を行っており、五島列島で舞と再会した。その後、浩太の訃報を受けて祥子とともに駆け付け、苦悩する舞に「今、自分のやりたいようにしたらええんちゃうか?他の人のために動いてる舞ちゃん、嬉しそうやから。」「あんな、トビウオは、水の中におってもトビウオや。」と歌人らしくアドバイスした。

2013年時点では古本屋「デラシネ」の新たな店主として以前よりも増して短歌の制作に励んでおり、長山短歌賞へ応募していた。その後、長山短歌賞を受賞し、本格的に歌人として活動することとなったが、北條の無理難題な要求に苦戦していた。しかし、舞に対する想いに気づいたことで無事スランプを乗り越え、舞と結婚した。

結婚後、北條の誘いで旅をしながら短歌を創作し、歌集を作ることを提案され、留守にすることが多くなり舞と一緒に居られない状況を心配していたが、舞に背中を押され、月一で旅に出ることを決断した。

舞が第一子を妊娠・出産したことで一児のパパとなり、子育てに奮闘中。しかし、育児との両立が困難となり、自分らしい短歌を詠むことができず再びスランプに陥ってしまった。そのため、スランプ脱却のきっかけにしようと八木がいるフランス・パリへの渡航を決意し、両親を説得させた上でパリへと旅立っていった。その後、旅先のパリで八木と再会。自身の悩みを打ち明けた上で彼から「誰のために詩を書くのか」をアドバイスされた。

その後、COVID-19の感染拡大によりパリがロックダウンとなり、帰国はおろか外出すら満足にできない状態となり、パリで足止めを喰らう事態となった。しかし、その中で歌人からエッセイストに転向することを決意し、ロックダウン解除後に帰国。自身のこれまでの人生や舞との生活、彼女の人生などを短歌と共に織り交ぜたエッセイの制作に着手し、2026年にはエッセイ「トビウオの記」を執筆した。


舞の同級生。両親が離婚し、父親の佳晴がケガでラグビー選手を引退することになったため、一気に貧乏になってしまい、貧しい子供時代を過ごすことになる。そのため、誰よりも「安定した生活」を望んでおり、仕事を転々として時々金を無心してくる父親を毛嫌いしている節がある。その一方で幼少期に家を出ていった母親に会いたがっており、貴司を連れ戻そうと五島列島に行った際には母親に会うために途中で母親のいる福岡へ行き、十数年ぶりに再会した。小学生の頃に飼育係を舞とともに務め、ウサギのスミちゃんが脱走した一件がきっかけで舞と仲良くなり、学校でウサギのスミちゃんを死なせてしまったと疑われて「ウサギ殺し」というあだ名を付けられいじめられていた彼女に舞が手を差し伸べたことで親友になるが、飛行機のパイロットを志す舞とは対照的に母と同じく堅実な看護師の道を志すようになる。看護学校では、学費免減制度で学費が免除された特待生になるなどかなり優秀な方。看護学校卒業後は、救命救急科の看護師として勤務中。その中で医師の八神と交流を深め、2008年時点では交際中。2013年時点では、八神からプロポーズされて婚約するものの、家庭環境を巡って八神の両親から結婚を反対されることになり、父・佳晴の就職の一件で蓮太郎に失望し、婚約を破棄した。

その後、インサイダー取引疑惑ですっかり心身共に荒んでしまっていた悠人に檄を飛ばして立ち直らせるきっかけを作るなど悠人との交流が徐々に増えつつあり、仲を深めている。

108話で、舞と貴司に自身のキャリアアップのためにフライトナースを目指す夢を語るものの、職場が「長崎総合医療病院」であるため、老後の父親のことを心配して自身の夢と父親、どちらを優先するべきか葛藤していたが、悠人から「子供が頑張ったら親も頑張れる」「もうちょいお父さんを信じてみらんか?」とアドバイスされたことで勇気を出して相談することができ、無事に了承してもらえた。その後、面接に受かり長崎へ行くことになったため、送別会を開いてもらったところ、悠人から告白され「ひねくれてんなぁ」と愚痴を言いながらも了承し交際することとなった。その後も交際を続けていたが、いつも談笑していた公園で突如プロポーズされ、「ズルいねん。こんな時だけ直球って…。『はい』って言うしかないやろ。」と言いながらも了承。彼と結婚することとなった。結婚後は悠人が長崎に移住する形で結婚生活を送ることになった。2027年時点で娘・紗奈が誕生している。


お好み焼き屋「うめづ」の店主で、貴司の父。大阪人らしいおおらかな性格であり、常連客から慕われている。近鉄バファローズの大ファン。

様々な常連客と接客しているためか知識も豊富で、祥子を大阪で介護しようと悩んでいためぐみ達に対して、「介護をすることは、それ相応の覚悟が必要になる。」とアドバイスした。


お好み焼き屋「うめづ」の女将で、貴司の母。夫の勝と同様に大阪人らしいおおらかな性格であり、常連客から慕われている。

一度興味を持ったものに対する食い付きが強く、度々勝に止められることもしばしば。


久留美の父であり、「ドーベルマン望月」と呼ばれた程の実力を持つ元ラグビー選手。妻とは離婚しており、シングルファーザーとして久留美を育てていたが、ケガによりラグビー選手を泣く泣く引退することになり、一気に貧乏になってしまう。何とか生活費を稼ぐために職に就こうとしているが馴染めずに転々としており、時々娘の久留美にお金をせがむこともある。2004年時点では、警備員の仕事をしていたが、足を捻挫してしまい、そのまま辞職してしまったため久留美と喧嘩になり、久留美から「こんなお父ちゃんおったら結婚なんかでけへんわ!」と言われてしまった。その後、職業は不明だが何とか仕事には就いている模様。

第83話では八神家との顔合わせを「ノーサイド」で行ったものの、蓮太郎と蓮太郎の父親は(仕事の都合か)出席せず、蓮太郎の母親である圭子のみが出席。しかも、彼女から自身の職歴・離婚歴を理由に婚約を無かったことにするよう頼まれ一蹴された。それでも尚「自分のことは関係ない。娘を信じてあげて下さい。」と土下座して懇願し、しまいには圭子の膝にラグビーのタックルかのごとくしがみついてまで頼み込んでいた。その後、「娘の足手まといにならないように」と蓮太郎から紹介された会社の面接試験に挑んだものの、その直後に久留美が蓮太郎との婚約を破棄したことを知り、問い詰めたが、彼女の真意を知り納得した。

その後、インサイダー取引疑惑で心身共に荒んでしまい公園で倒れていた悠人を救出。娘と共に彼に檄を飛ばして立ち直らせた。披露宴への出席を渋っていた悠人を遅刻しながらも連れて来た。

津田とは夫婦漫才のような掛け合いをしながらも徐々に仲を育み、勇気を出していざプロポーズをしたのはいいものの、完全に選ぶ言葉を間違えてしまい、あっけなく玉砕。その後、舞にチタン製の指輪の製作を依頼し、自身も言葉・態度を改めて再度プロポーズし自身のありのままの想いを伝えたところ、無事OKを貰うことができた。それ以降は、「ノーサイド」を2人で経営している。

久留美と悠人の結婚を2人から報告された際には、最初は唖然としていたものの、快く了承し2人を祝福した。


東大阪の人々編集


浩太が経営する螺子工場のベテラン職人。先代社長亡きあと、二代目の浩太を支えてきた。浩太ら従業員からは「笠やん」と呼ばれている。工場内では場を和ませながらも年長者としてしっかりアドバイスを行っているが、家庭内では寡黙。そのため、娘・佐知子や孫・正行からも若干避けられているようだったがオープンファクトリーを機にその溝が徐々に修復していった。

浩太の死後もIWAKURAを支え続けていたが、妻に先立たれたことや老化による体力の低下などで引退を意識するようになり、ぎっくり腰になってしまったことを機に退職を決意した。退職後も舞の協力でものづくり教室の講師として地元の子供たちに教えるなど生きがいを見つけている。


浩太が経営する螺子工場の社員。笠巻と共に岩倉螺子製作所の頃から勤務しており、舞からは「アキラ兄ちゃん」と呼ばれたりと親しい存在。その後ほかの工場に引き抜かれたが、2013年時点で再びIWAKURAへと帰還した。2018年時点では、めぐみから社長職を引き継がせる旨を聞かされ困惑していたが、改めて社長に就任する決心を固めた。そして、2026年に手続きを全て完了させめぐみから社長職を譲り受けた。


株式会社IWAKURAに勤務する女性事務員。事あるごとに舞に対して愚痴をこぼしている。当初は舞への嫌味が多かったものの、彼女のひたむきさに感銘を受け、徐々にその棘も無くなってきている。

実は、浩太の親戚の娘という設定があり、親戚から『娘がいるんやけど全然(就職が)決まらんくて、浩太、お前のところでお願いできひんか……。』のような流れで、高卒で優遇して会社に入れてもらったという経緯も存在するとのこと。


古本屋「デラシネ」の主人。自分の詩を自費出版しており、貴司に影響を与える。しかし、経営不振により閉業することとなりそのまま失踪。その後、第76話で東大阪に帰還し、貴司に「デラシネ」の鍵を預け、かつての自身の店を彼に託した。2018年時点では、パリに渡航していたことが判明。彼を追ってパリに向かった貴司と再会。スランプに陥った彼に「誰のために詩を書くのか」について説き、スランプの脱出とエッセイスト転向のきっかけとなった。2026年時点でもパリに在住している。


舞と久留美がアルバイトするカフェ「ノーサイド」の女店長。金属アレルギー持ちで、仕事柄もあり普段から指輪やアクセサリーを付けていない。花園がある東大阪らしくラグビーファン。そのため、佳晴の現役時代のことを知っており、現在の堕落しきった生活を送る彼に対し、「ドーベルマンはどこ行ったん?」と叱咤している。

佳晴に一度プロポーズされたが、態度と言葉のせいで不機嫌になり、一度は断ったが、再度プロポーズされた時にはチタン製の指輪を貰い、彼の真摯な想いを聞いたことで了承した。結婚後は「ノーサイド」を2人で経営している。


五島列島の人々編集


舞の祖母であり、めぐみの母。夫婦で漁業を営んでいたが、夫が亡くなった後は、シングルマザーとして女手ひとつでめぐみを育てた。白髪が目立ち始めた年齢になってもなお、一人で農業に勤しんだり、島民の人たちと漁業したりするなど自然の中でパワフルに生きるおばあちゃん。孫娘の舞を可愛がるものの、大学時代に浩太と駆け落ち同然の状態で結婚した上に大学を中退、それ以来ほとんど連絡をよこさなかっためぐみとは少々ギスギスしており、めぐみが彼女に久しぶりに電話をした時や舞とめぐみが五島列島に到着した際はどこか気まずい空気が流れていた。だが、本心はそうではなく「(娘のことを)嫌いなわけなか。めぐみに会いたかった。舞と悠人に会いたかった。」と後に舞に対して吐露している。また、めぐみの過度な愛情と心配性な性格を見抜いており、舞のやりたいことを最優先させるために彼女に対して東大阪に帰るよう促している。2004年時点でも元気に過ごしており、電話越しで舞を激励している。

2008年時点でも元気に過ごしていたものの、やはり老いには勝てないようで、船から降りる際に足を挫いてしまい、生活に少し支障を来たしてしまっていたため、しばらく舞が手伝うことになった。

その後、浩太の訃報を知った際には貴司とともに五島列島から駆けつけた。

2013年時点でも元気に過ごしており、五島の皆とともに地元の活性化のために邁進している。

舞の披露宴にも、もちろん一太やさくら達と共に遠路はるばる出席している。

2018年時点では軽度の脳梗塞で入院することになり、麻痺とまでは行かなかったものの、手足の痺れが残ることとなり、かつては一人で難なくできていた身の回りのこと、特に唯一の生きがいだった船に乗ることが出来ず、誰かの手を借りなければならないほどの状態になってしまったことを悔やんでいた。めぐみも母を心配して東大阪での同居を勧めるが故郷を離れたくないためか、断っていた。しかし、社長の椅子を結城に譲ってまで大阪へ連れて行こうとするめぐみの覚悟を受け止め、大阪へ行くことを決意した。

大阪に着いた後は一人やりがいを見い出せずに苦悩していたが、ジャム作りなどやりたいことが見つかり、徐々に笑顔を取り戻した。また、「デラシネ」によく入り浸るようになり、五島列島の風景を撮った写真集がお気に入りになっているようである。貴司がパリに旅立った際には「デラシネ」の店番を本格的に引き継ぐことになった。しかし、その直後のコロナ禍で高齢者の感染を危惧して、外出の際にめぐみから注意を受けるなど行動が制限されてしまい、先の見えない状況下故に再び故郷に思いを馳せるようになり、「五島に帰りたい」と口にするようになった。その後、2027年にめぐみと共に五島列島に帰ることとなった。



船大工。五島列島に住んでおり、舞の祖母・祥子と懇意にしている。


五島列島の役場職員。舞の母親であるめぐみの同級生。長男「一太」、次男「慶太」、長女「凛」を育てる3児のパパ。

2013年時点では一太だけが島に残って慶太と凛が県外に出てしまったことを残念に思い、何とかして若者が五島の島に来てもらえるように思案している。その後、舞や島民たちのアイデアを借りて若者向けの釣りイベントや大阪の百貨店での物産展開催を企画した。


浦家の長男。舞とは同い年でクラスメイト。小学生の頃に五島にやってきた舞と、良き友人となる(舞にとっても、祥子以外で最初に出会った島民である)。木戸によれば、この頃から舞に対して好意を抱いていたという。

高専進学のため一時は五島を出るが、後に帰郷。船大工を目指し、木戸豪の弟子になった。

2013年12月に知嘉島で「ヤング釣りフェスタ」が行われた際、個人で旅行に来ていた熊谷百花に出会い意気投合。地元の方言を教えるなどして交流しているうちに、彼女に恋心を抱くようになる。百花が勤める大阪のデパートで五島の物産展の開催が決まると、その手伝いの為大阪を訪れる。その後、物産展終了後に行われた打ち上げの席で百花に告白し、彼女と交際することになった。2018年時点では百花と結婚しており、長男の「進(すすむ)」が誕生している。


大阪にある「株式会社福丸百貨店」の社員で、百貨店事業本部企画推進課催事係に所属している。2013年12月に趣味の釣りを楽しむため個人的な旅行として五島を訪れ、知嘉島で「ヤング釣りフェスタ」に参加したことで五島に魅力を感じ、浦信吾らに福丸百貨店で行われる物産展への出展を勧める。また、一太の話す方言に興味を持ったことで彼と意気投合する。物産展終了後の打ち上げの席で一太に告白され、彼と交際することになった。2018年時点では一太と結構しており、長男の「進(すすむ)」を出産した。


五島列島で祥子が作ったジャムを店で売っている女性。福岡で働いている彼氏「むっちゃん」と遠距離恋愛中。2004年時点では、既に「みじょカフェ」というカフェをオープンさせていた。肝心の彼氏とは、2004年時点でも海外出張のため未だに遠距離恋愛中。

2013年時点でようやく結婚。名字も「山中」から「椿山」となっており、2人で「みじょカフェ」を経営中。

ちなみに、演者の長濱氏も3歳から7歳まで五島列島の中通島に住んでいた。


さくらの夫。福岡で勤務したり海外出張だったりと遠距離恋愛状態が続いていたが、2013年時点でようやく結婚。2人で「みじょカフェ」を経営中。


五島列島の診療所にいる医者で舞の主治医。ダジャレ好きのおじいちゃん。


祥子と木戸の仕事を手伝っている若者。祥子が脳梗塞で入院したことを機に彼女から船を譲り受けることとなった。

ちなみに、川口氏は長崎県五島列島の福江島出身で中学3年生まで在住しており、前作『ちむどんどん』にもレギュラー出演していた。


一太と百花の長男。舞の娘の歩と意気投合する。

演じる野原氏は一太の幼少期を演じていた。


舞が大学で出会う人々編集


舞が入学した浪速大学の3年生。人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当している。記録飛行の際に由良がケガを負ってしまったことで「自身の設計した人力飛行機でパイロットがケガをする」ことに恐怖を覚え、一時期サークル活動から避けるような大学生活を送っていたが、舞の説得により帰還。新たな人力飛行機の設計に取り掛かった。

卒業後は会社員として勤務していたが、2018年時点では玉本と共に「株式会社ABIKIRU」(由来は国友一貫斎が設計した「阿鼻機流大鳥秘術詳細図」。)を設立し、人を乗せる空飛ぶクルマと称して大型ドローンの製作及び実用化を目指している。

しかし、コロナ禍により製作スケジュールに遅れが生じてしまい焦りを見せていたが、舞から「みんながいるんです。一人で焦らないでください。」と言われたことで心を落ち着かせ、徹底した感染対策を講じることで製作を再開した。そして、2026年に試作機をアップグレードした機体「かささぎ号」がついに完成。2027年から五島列島で実用化することになった。


浪速大学の2年生。初の女性パイロットであるアメリア・イアハートに憧れパイロットを志そうとするが、航空学校の規定身長に達していなかったため夢を諦め、人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」のパイロットを担当している。舞が入部するまでは唯一の女性部員だった。他人にも自分にも厳しい性格で、「スワン号」の翼を触ろうとした際に誤って翼の一部を壊してしまった舞に怒鳴り、冷たい態度を取ってしまったが、舞が入部した後は徐々に打ち解けていった。

記録飛行の際に足を骨折するなど全治2ヶ月のケガを負ってしまい、悔しさを滲ませながらも舞にパイロットの役目を託した。その後、3年生へと進学した際にはパイロット候補として選出された。この出来事が舞の夢を後押しすることとなった。

舞の披露宴にもわざわざアメリカ合衆国アリゾナ州からはるばる出席。普段はパイロットとしてグランドキャニオン周辺を航空しているらしい。

最終話でも遠路はるばる「ノーサイド」を訪れ、舞が設計・操縦した「かささぎ号」のフライト中継を見守っていた。


個性の強い部員たちを取りまとめる人力飛行機サークルの代表。大学3回生。元はパイロットを務めていたが、競争選抜で由良に交代した。由良にひそかな恋心を抱いている。

卒業後は会社員として勤務している。


舞が航空学校で出会う人々編集


国際線のパイロットの父と、元CAの母の航空一家で育ったエリート。完璧を目指す努力家でプライドが高く、弱みを見せない。趣味は乗馬。お好み焼きを食べた事がないらしく、舞が振舞った際には物珍しく見ていた。

面接会場で最初に舞と会った頃は理想ばかりを語る舞に対して、「頭の中お花畑か。」と吐き捨て、傲慢な態度を取って見下していたため、他人の気持ちを察することが得意な舞でさえ「あの人、何か感じ悪かった」と愚痴る程であった。(貴司が「舞ちゃんらしくないなぁ」と言っていたことから、舞がこのように赤の他人を愚痴るのはかなり珍しいと思われる。)後に、航空学校に入学して彼女と同じチームとなり、共に訓練を続けるなかで、次第に変化していく。同じくチームの矢野とは初期の頃は反りが合わず対立していた。

第44話では、本来航空予定のなかったルートであったことや自分自身を過信していたこともあり、目標物を見失ってしまい現在地を把握できず、そのことを大河内に厳しく指摘された上、「自分自身を過信する者はパイロットに向いていない」と自身の弱点であるプライドの高さを突かれてしまう。その翌日、舞が天候不良を理由にフライト中止を提言し、水島もそれに同意していたにもかかわらず、「失敗を挽回しなければいけない」という焦りから一人だけ反対してフライトを強行するように主張していたが、大河内から「チームで意見がまとまらないようなら、フライトはできない。」と中止を言い渡されてしまう。寮に戻った際に舞と水島を叱責し、「お前らはどうせサボりたかっただけだろ!」「失敗ばかりしているのはお前らの方だ!」と他人に当たり散らしてしまうほど取り乱し、最終的に水島に対して「操縦席で毎回パニックになるような奴に何が分かる!」と口走ったことで大喧嘩に発展してしまった。

その後、舞から「今はまだ訓練の最中だから、弱みを見せてもいいんです!いつか強くなれるように、一人でも飛べるように、今必死に努力してるんですから!」と説得されたことで自分を取り戻し、矢野たちの助力もあってスランプを乗り越えることができた。

航空学校での生活の中で、自身の性格を変えてくれた舞を徐々に意識するようになり、第47話でついに「俺、お前のことが好きだ。」と告白する。その後、第54話で舞に改めて交際を申し込み、了承してもらった。第55話では、舞の両親に挨拶しようと東大阪を訪れたものの、怪訝そうな顔をしていた浩太に気を遣いなかなか言い出せなかったが、覚悟を決め舞との交際を伝え、浩太や近所の人々からも認めてもらうことができた。

その後、無事に航空学校を卒業し、語学留学のためにアメリカサンフランシスコに渡米。

浩太の訃報や工場の経営不振を聞いた際には、「そっち行こうか?」と舞のことをかなり気にかけているようである。(舞には断られていたが。)

その後、帰国して第71話で久しぶりに再会したものの、舞が実家の工場を立て直すために貢献する決意を固めたことで、「自分とは追いかける夢が違う」と感じてしまい、あくまで「仲間」「友達」としての関係のままでいることが良いと決意し、舞に別れを告げた。破局後、本人の国際線パイロットとしての多忙さや舞のトラウマによりなかなか連絡が取れていない模様。

しかし、最終話で「ノーサイド」に航空学校の仲間とともに訪れ、舞が設計・操縦した「かささぎ号」のフライト中継を見守っていた。


帰国子女でおしゃれやメイクが大好き。商社で働いていたが、男性が優先される職場で悔しい思いを重ね、思い切ってパイロットになることを決意。女性機長となることを目指す。舞とは航空学校の女子寮で同室になる。毎晩男子寮の先輩の部屋で勉強を教えて貰っていたが、ある晩、心配して尾行していた舞を見つけてしまい、「勉強できない人のいる部屋で(勉強)するだけ無駄」と口走ってしまう。(すぐに謝罪したが。)しかし、慣れない航空学校で舞が苦戦しているのを察し、勉強会に舞を誘ったことで仲良くなり、航空学校における彼女の良き理解者となる。

思ったことをすぐに口走ってしまう性格で、上述した商社時代の辛い経験から男性に対する偏見が強く、一時はチームメイトの中澤や水島と衝突する事態に発展した。柏木とも初期は犬猿の仲だったが、卒業時までにある程度改善された。

舞の披露宴にも出席。卒業後は国際線のパイロットとして勤務しており、同僚のフランス人パイロットと結婚している。

最終話でも遠路はるばる「ノーサイド」を訪れ、舞が設計・操縦した「かささぎ号」のフライト中継を見守っていた。



妻子持ちで役場勤めをしていたが、夢だったパイロットを諦められず、退職して航空学校に入った。妻との間には溝ができ始めていることに、気をもみながら訓練に励んでいた。

「愛妻家」を自称しているものの、若干女性蔑視の気があるモラハラ夫の疑いがある。実際、第41話では矢野の意見に納得していないにもかかわらず余計な口論を避けるために、「仕方ない、ここは女性の意見を尊重しよう」という女性を気遣っているようで蔑視する一言を口走ってしまい、矢野を怒らせた。妻と不仲になったのもこの性格が原因ではないかと思われる。

その後、妻から離婚届を送られ、自暴自棄になり離婚を考えて離婚届を提出しようとしたが、矢野から止められ、「奥さんが離婚しようと思ってるのは、アンタがちゃんと奥さんと向き合わなかったからじゃないの?」「逃げずにちゃんと話し合おうよ。」と指摘されたことで頭を冷やし、手紙を出すことで何とか話し合いの場を設けることまでこぎつけた。

最終話では、航空学校の仲間とともに「ノーサイド」を訪れ、舞が設計・操縦した「かささぎ号」のフライト中継を見守っていた。



有名スーパー「水島ストア」の社長の息子。父親から「スーパーを継げ」と言われているが、それが嫌でパイロットを目指している。当の父親は「息子は何をやっても続いたことがない」と認識しているようで、寮への仕送りの手紙から未だに催促していることがうかがえる。舞、柏木と同じチームになり、クールな柏木と対照的に明るく周りを盛り上げるお調子者のムードメーカー。だが、他人を思いやることは苦手で、初対面の舞に向かって大阪出身という理由で「何か面白いことやってや」と無茶ぶりするほど空気が読めない。

元々の志望動機が故に、「陰で人知れず努力をする」ということには他のチームメイトよりも消極的で、最低限の努力はするもののそれ以上のことはせず、いつも楽観視している。だが、それが原因でフライト訓練で毎回パニックになるなどどう考えても退学(フェイル)されるフラグが立ってしまっていたが、第47話で不合格を言い渡され、再審査でも挽回できずに案の定退学(フェイル)

だが、航空学校での生活を通して志望動機が「本気でパイロットになりたい」へと変わっていたこともまた事実であり、寮を出る際に柏木から「悔しいなら、悔しいって言えよ!」と言われたことで、本音を吐露し、悔しさを滲ませ大号泣した。

その後、水島ストアに戻り、自分が開発に携わった惣菜がヒットし、飛ぶように売れている。2013年時点では、副店長に就任していた。

最終話では、航空学校の仲間とともに「ノーサイド」を訪れ、舞が設計・操縦した「かささぎ号」のフライト中継を見守っていた。



石川県出身。母一人子一人の苦学生で、奨学金で学校に通う。無理を言って航空学校に入学させてくれた母を気遣っていて、自分が操縦する飛行機に母を乗せるのが夢。ひかえめで優しい性格だが、成績は極めて優秀。舞が同期の中では唯一タメ口で接している数少ないメンバー。第39話では、母親がパート先で倒れて救急車で運ばれたことを病院から聞き、頼れる親戚もいないため、見舞いのために1ヶ月間金沢へ帰郷することになったが、1ヶ月の遅れは大きく、都築教官から「次の期からやり直した方がいい」とアドバイスされ、家庭の金銭面の問題もあり退学を考えていたが、看病の間に予習していた自身のノートを見た舞たちチームメイトが「吉田なら遅れを取り戻せる」と確信、都築教官に直談判することで何とか退学を回避することができ、無事本校での座学試験を突破することができた。その後、帯広校でも持ち前の学力と航空センスを発揮して無事に卒業することができた。2013年時点では、国内線の副操縦士として勤務している。

最終話では、航空学校の仲間とともに「ノーサイド」を訪れ、舞が設計・操縦した「かささぎ号」のフライト中継を見守っていた。



舞達が最初に入学した航空学校・宮崎本校の教官。黒いノートを常に持ち歩いて学生達をチェックしており、学生達の間では「都築ポイント」と呼ばれている。


航空学校・帯広校の教官。矢野・中澤・吉田班の担当。英語混じりで接したりとかなりクセが強い。


航空学校・帯広校の教官。航空自衛隊の戦闘機パイロットとして活躍したが、30代半ばで地上勤務にシフトした折、航空学校からの誘いがあり教官職に就いた。学生たちからは「鬼教官」「サンダー大河内」として恐れられ、舞・柏木・水島班の担当教官として、着陸が下手な舞、自分を過信しすぎる柏木、物事を楽観視する水島を厳しく指導する。努力しても才能の無い学生を容赦なくフェイル(退学)させると言われており、舞にはなかなか理解してもらえないが、そこには大河内なりの人生哲学があるらしい。自衛隊時代に体調を崩した際に当時の先輩からアイスの差し入れを貰った経験を持ち、舞が着陸の訓練のしすぎで発熱を起こした時にはかつての自分と同様の行動を取っている。


その他編集


久留美の同僚。久留美とは対照的に裕福な家庭で育ったボンボンのおぼっちゃま医師。育った環境故か無意識にマウントを取ってしまっていると周りから思われかねない言動が見え隠れしている。第48話では、自身が担当していた患者のケアを献身的に行っていた久留美に感謝し、サンドイッチを差し入れた。その後交流を深め、八神から交際を申し入れ、紆余曲折の末、久留美と交際することとなった。2013年時点で久留美にプロポーズし婚約するものの、両親から久留美の家庭環境を理由に結婚を反対される。何とか両親に許可を貰おうと説得し、久留美の父親である佳晴にも仕事を紹介するが、それが仇となり久留美から失望され、婚約を破棄された。


大手新聞社の記者。元々東京の本社で勤務していたが、異動辞令を受け、大阪支社に赴任。浩太亡き後のIWAKURAに興味を持ち、取材を開始。取材の中で舞と交流を深めていく。

本人曰く「身軽でいたいから」という理由で独身貴族として人生を謳歌している。男性が多数を占める工業界についてはあまり快く思っておらず、その中でも伸び伸びと活動している舞やめぐみ、女性社員にフォーカスして記事を作成した。その後、営業部へ異動になったことを機に自身の記者としての人生を振り返り、「自分の仕事は頑張ってる人たちの人生を覗いているだけ。」と考え、舞に起業を提案し、「こんねくと」を起業した。


国内トップクラスの重工業会社「菱崎重工業株式会社」の重役。昔、浩太と共に長崎の職場で働いていた。舞とは2013年夏の「航空機産業参入支援セミナー」で初めて出会う。この時点の役職は、関西支社の航空機器製造事業本部事業本部長であり、舞の航空機器製造に対する姿勢にかつて「自分が飛行機に使われるようなネジを作る」という夢を追いかけていた浩太の姿を重ねて、彼女を支援するようになる。

2020年時点では、舞にお願いされる形で「株式会社ABIKIRU」を視察。その際に見た「空飛ぶ車」に興味を示して、「年甲斐にもなく興奮しています!」と期待に胸を膨らませていた。


中堅出版社の短歌担当の編集者。貴司の短歌の才能を評価し、歌集の発売を企画・提案した。売上至上主義の持ち主で貴司に「売れる歌集」「多くの人に刺さる歌」を求めているため、彼に無理難題を与えて不安にさせることもある。結婚を機にスランプを乗り越えた彼を見て感慨深くなっていたが、彼に次の夢を持つように提言した。


貴司の短歌のファン。親がギャンブル依存症に陥っているため、幼少期から辛いことばかり経験してきた苦労人で、自らも短歌を詠む。自身の短歌を誰にも見せられないでいたが、貴司の長山短歌賞受賞作品を読んで感銘を受け、彼になら自分の短歌を見せられると考えて遥々デラシネを探して貴司に会いに来た。

大人しく内気な性格だが、貴司の素朴な短歌を評価せずインパクトや読者受けを重要視するリュー北條に苦言を呈する、舞に向かって「私が貴司さんのそばにいること、悪く思わんでくださいね。」宣戦布告とも取れるような発言をする、「一人のファン」という身でありながら半ば居候のような形で「デラシネ」に居座るなど良い意味でも悪い意味でも度胸も持っている。また、貴司の短歌を好きすぎるがあまり彼が自分の殻を破るような短歌を詠むことに抵抗を感じ、北條に「それはあなたのエゴじゃないですか!」と苦言を呈したが、北條からはっきりと「君こそエゴイストや」と返されてしまった。

第95話で自身の想いを貴司に伝えるも、断られてしまったことで彼が好きな人は自分ではなく舞であることを察して東大阪の街を去っていった。


主題歌編集

アイラブユー/backnumber


音源


MV


余談編集

  • メイン脚本を務める桑原氏は、以前担当した『心の傷を癒すということ』で1995年に発生した阪神・淡路大震災の最中で被災者の心の傷を癒す主人公の精神科医と被災者の「絆」を描いており、奇しくも『舞いあがれ!』の時代設定が1994年から現代までを舞台にしているため、今作でも阪神・淡路大震災について(断片的とはいえ)描かれるのではないかと思われていたが、その心配は杞憂に終わった。

  • 2022年10月4日の朝に放送予定だった第2話は、北朝鮮による弾道ミサイルが発射されて青森・北海道上空を通過したことを受け、NHKが特別番組を編成したため延期となった。放送を楽しみにしていた視聴者からは、お前じゃねえ座ってろ「お前は舞いあがるな。」「朝ドラが安心して見れる平和な朝を返せ!」といったミサイルや北朝鮮に対するぶつけようのない怒りの声が相次いでいる。なお、その後、4日昼の放送で第2話を放送、翌5日の朝に第2話の再放送と第3話の放送を連続して行った。
    • その後、11月3日の朝放送予定だった第24話も弾道ミサイル発射によって宮城・新潟・山形上空を通過したことを受け、またしてもNHKが特別番組を編成したため延期となり、「スワン号じゃなくて何でミサイル飛ばすんだよ!飛ばすなよ!」「またかよ。お前じゃねぇ座ってろ「お前は二度と舞いあがるな!」「『舞いあがれ!』だけミサイルに邪魔されてかわいそうやなぁ」といったミサイルや北朝鮮に対するぶつけようのない怒りの声や悲しみの声が前回同様相次いでいる。なお、今後の放送予定については前回と同様に3日昼の放送で第24話を放送、翌4日の朝に第24話の再放送と第25話の放送を連続して行った。
    • 以降はこのような措置は取られなかったものの、北朝鮮によるミサイル発射によって「あさイチ」での朝ドラ受けが緊急速報によって三度潰されたことがあり、不満を露わにする視聴者も多い。

  • 小学生の頃の舞が病弱である設定が前作『ちむどんどん』の比嘉歌子と(偶然か否か)一致してしまっているため、第1話放送直後に「原因不明の熱」がTwitterのトレンド入りを果たし、一部界隈では(まだ初期の段階であるにもかかわらず)「舞いあがれ反省会」なるハッシュタグまで作られてしまった。
    • もっとも、舞が病弱であることについては劇中である程度の予想(断定はされていないが)がされており、最終的にはうやむやになってしまった歌子とは違うため、一概に一致しているとは言えないかもしれない。

  • また、11月21日放送の第36話では、航空学校編突入を機に演出家・脚本家のバトンタッチが行われたが、以前と比較した時の登場人物の若干のキャラの変化や展開、演出等の稚拙さに違和感を感じた視聴者が続出し、前作との演出の共通性も相まって、またしても「舞いあがれ反省会」がトレンド入りする事態となった。
    • だが、「航空学校」という「いつ落第するかもわからないような非常に厳しい世界」という特殊な環境や状況、航空機に関する専門知識と技術が雨のように降り注ぐというくだりを桑原氏が脚本を担当した前編の繊細かつ丁寧な調子で乗り切るのは非常に難しく、航空学校編突入を機に意図的に演出、脚本ともに学園ドラマチックに変化させた可能性もある。実際、プロデューサーの熊野律時氏がインタビューにて、「『航空学校編』は、いわゆる学園もの的な要素が濃くなり、パイロットという明確な目標があるワンチームと教官という世界で芝居が進んでいくので必然的にテンポやタッチが変わりました。」と明言している。
    • 要するに、視聴者がこれまで慣れ親しんでいた前編とのギャップに違和感を覚え、「航空学校編」のテンポやタッチにまだ慣れていなかったことが主な原因であり、それ以降はある程度改善された。
    • その後、週刊誌報道により「元々舞が退学(フェイル)になる予定で、航空学校編もそこまで長く放送しない予定だった。」「当初は協力に消極的であろうと思われていた航空大学校が監修に全面協力をしてくれたおかげで、『生半可なものにせずリアリティを追求したい』という演出家の意向により、予定より放送週を伸ばし、展開を変更した。」ということが明らかとなったが、真偽は不明。だが、制作の段階で紆余曲折あったことはうかがえる。

  • 語り手であるさだまさし氏に関して、第3話にてその正体がばらもん凧であることが自身のナレーションで発覚。語り手の正体が人外なのは『まれ』の語り手を担当した戸田恵子氏(こちらは魔女姫人形)以来7年ぶり、令和朝ドラでは初の事例である。なお、視聴者の中では、「ばらもん凧の精霊なんじゃないか?」といった考察もされていた。
    • さらに、第6話では「そうです、おいがばらもん凧です。」どこかの変なおじさんよろしく視聴者に向けて改めて自己紹介した。

  • 本作第4回で哀川翔扮する木戸が修理するトランジスタラジオ「アポロンAR-64」は連続テレビ小説第96作『ひよっこ』にて、主人公・谷田部みね子が集団就職で入社し、工員として製作していた製品。

  • 谷久也役を務めた前川氏に関して、本来この役は榊英雄氏が演じる予定だったが、性加害疑惑を報じられたことで降板し、代役を前川氏が務めることになったという経緯があったことをマスコミに報じられているが、真偽は不明。

  • 航空学校の身長制限に関して、そのモデルとなった日本航空大学校では2004年時点で163cm以上と規定されており、2011年から158cm以上へと改訂された。しかし、航空学校では航空大学校における2011年改訂版を2004年時点での基準としており、一部の視聴者の間で時代考証不足疑惑が広まることとなった。だが、その一方で「演者の福原氏の身長が160cmだからではないのか?」「これからパイロットを目指す人たちのためへの配慮ではないのか?」といった意見も存在している。

  • 第30話で久留美が歌っていた鼻歌は木村カエラの「リルラリルハ」である。

  • 第45話にて、舞が着ていたTシャツに月の満ち欠け表がプリントされていたが、奇しくも放送日の12月2日は、柏木を演じている目黒が出演する映画『月の満ち欠け』の公開日であったため、「なんちゅー偶然!」「映画の公開日に合わせてこういうサプライズしたのかな?」といった声が相次いでいる。

  • 第66話で浩太が亡くなり、その直後に放送された「あさイチ」ではMCの博多華丸博多大吉鈴木菜穂子の3人が号泣しながら意気消沈していたが、それはものの数秒であり、すぐに普通のテンションへと切り替えて進行。その直後にゲストの市村正親が踊りながら登場した。これには、「お父ちゃん死んでからの市村さんの陽気な登場は落差ありすぎるわ。」「市村さんのおかげで何とか持ち直せそうやわ。」といった声が相次いだ。

抱きしめ合うクローズとカスタード


  • 第116回に祥子が貴司に薦められ読み耽った本は、連続テレビ小説第21作『おていちゃん』のヒロインのモデル・沢村貞子の代表作の1つ『私の台所』である



関連イラスト編集


まいんあがれ!♪舞いあがれ!


Pixiv内においては、かつて福原遥務めた役のイラスト


舞ちゃんがんばれ!舞アガれ!


及び名前つながりで、子役時代の福原遥がモデルになったと言われる福山舞(アイドルマスターシンデレラガールズ)のイラストが描かれることがある。


関連タグ編集

NHK 連続テレビ小説

大阪府東大阪市:舞たちの故郷。

長崎県五島列島:舞の祖母・祥子が住む島。

宮崎県宮崎市:航空学校の本校がある場所。

北海道帯広市:フライト課程を行う分校がある場所。


大阪国際空港:舞と浩太が飛行機を見に行った。


雲のじゅうたん - 女性パイロットを主役とした朝ドラの先達。


変遷

ちむどんどん→舞いあがれ!→らんまん

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