概要
映画スターウォーズシリーズのエピソード7『フォースの覚醒』に登場するアストロメク・ドロイド。その中でもBBユニットという機種の一つ。
銀河帝国の残党で構成された組織『ファースト・オーダー』に抵抗するレジスタンスの一員ポー・ダメロンのパートナーで、彼から行方不明のルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図を託される。
その後一人で逃走する途上、レイやフィンと出会い、彼らと共に地図をレジスタンス基地へ届けるべく奔走することとなる。
現状でBB-8本人の人気も高いが、彼の主人のポー・ダメロンはレジスタンスのエースパイロットであり、続編映画でも当然出番は多いと思われる。
R2-D2・C-3POの凸凹コンビの新メンバーのようで、二人とは友人。先輩ドロイドと共に活躍を期待したい。
性能、性格
イラストを観ていただければ一目瞭然であるが、先輩ドロイドのC-3POのような腕は無く、R2-D2のような足もなく、そのボディは球体である。移動する時は球体ボディそのものが転がり、頭に相当するユニットが上部を滑るように維持する。
見た目の割にかなり安定した動作を見せ、押されでもしない限りバランスを崩すことはないし、もし転んでも起き上がるのも速い。
R2同様、胴体に様々な道具を内蔵しており、電気溶接機、ライター、ホログラム投影機、更には圧縮液体ケーブルなどというものも搭載。修理、整備、操縦補佐等、アストロメク・ドロイドとして高い性能を有する他、工具を応用して多少の武力行使も可能。
胴体直径が大きい分単体での踏破性はそこそこあり、更に射出したワイヤーで自身を引っ張り上げ、垂直移動も可能である。
大きさは背丈でR2-D2の半分ほどであり、劇中で見せる仕草はまるで子供か小動物のよう。首を傾げたり、頷いたり、ササッと登場人物の後ろに隠れてこちらの様子をうかがったり、全てが愛らしい。
一方で怒りっぽいところもあり、相棒のジャケットを盗んだ人間(勘違いだったが)に対してレイをけしかけ、自身も執拗に電撃を加えた。
意思表示は他のアストロメク・ドロイドと同様、電子音とジェスチャーのみ。ジェスチャー表現が非常に多彩なため大雑把な意思疎通はできるが、性格に意図を把握するのは難しい。