C1-10P
ちょっぱー
SF映画「STARWARS」シリーズのスピンオフ作品に登場するドロイドの一体。
通称「チョッパー」。
R2-D2同様、宇宙航海の補佐やメンテナンス要員として活躍するアストロメク・ドロイドの一種である"C1シリーズ"の一体。
機種としてはR2-D2の属するR2シリーズよりも旧型なようで、劇中でも「オンボロ」と罵られる場面が多い。なお、メーカーはあのインダストリアル・オートマトン社(R2シリーズの生産元)である。
初登場はアニメ「反乱者たち」。
惑星ロザルを中心に活動する反乱グループ"スペクターズ"/"ゴースト・チーム"を率いる女性トワイレック、ヘラ・シンドゥーラの所有するドロイド兼彼女の相棒として登場した。
旧式なうえにパーツの大部分が他のドロイドの予備部品の流用であるためか回路が乱れがちであり、そのためか非常に自分勝手でぐうたらかつエキセントリックな濃ゆい性格をしている。
アストロメク・ドロイドがコミュニケーションに使用される電子音もR2シリーズの甲高い電子音ではなく、「ブォッ!ブォッ!」というような低めのものである。そのため、行動も相まって全体的にオッサンくさいという評価もちらほら...。
それでも、自分を拾ってくれたヘラへの忠誠心は強く、プロトコル・ドロイドのAP-5に彼女のことを誇らしげに話すなど人情味もある名脇役である。
性能については旧式でありながらアナキンに魔改造されまくっていたR2-D2に匹敵する多機能っぷりがある。
最大の特徴は「頭部」の両側に付けられている格納式のグリップ・アームで、これを器用に使って銃座の操作をすることもできる。また、このアームを使ってかなり具体的なジェスチャーによるコミュニケーションができる。
加えて、R2同様空を飛べる。ただし、ジェット噴射は尻から出る。
こんな濃ゆい性格・性能をしときながら、彼は元々銀河共和国のスターファイター隊に所属するアストロメク・ドロイドの一体だった。だが、クローン戦争中にあった惑星ライロス解放戦で乗機が墜落し、仕えていたパイロットが戦死。一人墜落現場に遺された"チョッパー"が出会ったのが、当時はまだ子供だったヘラだった。墜落現場を見にきたヘラはチョッパーを見つけ、そのままこっそりと家に連れて帰り彼を修理。そのまま自分のドロイドとしたのである。
この恩義からチョッパーはヘラに絶対的な忠誠を誓っており、彼女が家族のもとを出奔した際も彼女についていった。
その後もずっとヘラのそばについており、彼女の持ち船である「ゴースト」の副操縦士兼銃手として活躍。また、その外見を生かして帝国軍への潜入任務や偽装工作へも従事した。
一方でその我の強い性格からエズラ・ブリッジャーやガラゼブ・オレリオスと険悪な状態になることもあった。