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センシティブな作品

概要

仕事などで地元を離れている男性における、本拠以外の地に住んでいるのような存在女性

身もふたもない表現をすれば、出張先でこさえた愛人ということになる。

あくまでも『現地』妻であるためこちらが本命であることはなく、基本的に本来の配偶者、あるいは恋人がいる上で出先に作る不倫関係であることが前提の言葉である。

故に、どんなに物理的な距離が離れていても互いに本命の遠距離恋愛である場合は基本的に使われない。この場合本拠となる地域に愛人がいたとしたらそちらが現地妻ということになるだろう。

地元で作る愛人と異なり関係が本妻に露見しにくく、またいずれ必ず別れるとわかっているため互いに割り切った関係になりやすい。

もっとも、現地妻が本拠に押し掛けてきた場合はそれ相応のエネルギーを持って行動しているため通常の愛人以上の修羅場になるだろうが……。

なお、理屈から言えば女性版である『現地夫』なる言葉もありそうな気がするが、こちらはあまり使われることはない。やはり単身赴任をするのは男性であり、女性の場合は家族を連れて引っ越すことになるであろうというイメージが強いというのが大きいだろう。

創作物において

外伝や本筋から離れた番外編などにおいて主人公が正ヒロインを置いて普段活動している場所と別の舞台へ赴く展開は時折見られるが、その際一時的にヒロイン役を務めるキャラの事を指す。

また、ボンドガール男はつらいよの歴代マドンナのように、主人公は統一されているが正ヒロインと言える存在がいない作品において各話のヒロイン役の事を指して『現地妻』と呼ぶことも多い。

『現地嫁』と言った場合も大体同じ意味で、現実と異なり女性視点版と言える『現地夫』、『現地旦那』なる用語も散見される。

基本的にはシリーズが終わればそれまでの存在であり、時には死別や敵対など凄惨な別れとなることもある。

あまりにもスパンが短く、碌でもない別れや後のフォローもロクになされていない現地妻が量産されている場合は使い捨てヒロインなどと揶揄されることも。

が、後に主人公を巡る多角関係に参戦して準レギュラーとなるケースも見られ、状況次第では人気に後押しされてそのまま正ヒロインに昇格するケースも見られるので中々馬鹿にはできない存在でもあるが。

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