概要
文字通りの押しかけ女房
男性の住居に一方的に転がり込んできて無理やり住むので同棲とは異なる。
大概は同居によって婚姻を既成事実化されそのまま女房(妻)として収まってしまう。
有名な例だと、日本昔話の「雪女」などが挙げられる。
※同作品に押しかけ女房が複数いる場合は、作品名のみとする。
- ラム(『うる星やつら』)…地球を侵略するために宇宙からやってきたが、主人公との勝負に負け、一時は撤退するも後に再来。とある出来事を機に押しかけ女房として居候する事になった。
- 『天地無用!』
- 『ToLOVEる』
- 『這いよれ!ニャル子さん』
- 瀬戸燦(『『瀬戸の花嫁』』)海で溺れていた主人公を助けた際に主人公に人魚の姿を見られた為、人魚の掟によってどっちかが死ななければならない。がしかし身内になればどちらも死なずに済む為、主人公と結婚することとなり、一緒に暮らすことになる。
- トール(『小林さんちのメイドラゴン』)…※相手側も女性のため、一般的な押しかけ女房とは若干ニュアンスが異なる。「(古い意味での)女房=メイド」と言えなくもないが。
- 『モンスター娘のいる日常』
- 『ウィッチクラフトワークス』
- 『Sweetらぶらぶ』
- 『りぜるまいん』
- 『藍より青し』
- 『キテレツ大百科』のみよちゃんも一度だけ押しかけ女房に近い行為をしたこともあるが キテレツの母親が病気かつキテレツ本人も病気なため 夕飯をエプロン持って押しかけた。未来ではキテレツとみよちゃんは結婚するとされている。
違う意味での押しかけ女房
近年では、昔のある出来事が縁(例:助けてもらったなど)で数年後に女性が男性の元へ会いに行くというシチュエーションでも同様に用いられる。
有名な例だと、日本昔話の「鶴の恩返し」などが挙げられる。
いずれの場合も、そのバイタリティと溢れる行動力故に、男性(夫)が尻に敷かれる場合も多いが、男性(夫)をしっかりと支え立身出世させたため良妻賢母となる場合も多い。
- 笠原郁(『図書館戦争』)…5年前にある事件から助けてもらったことがきっかけで憧れを抱き、彼と同じ職業に就き、会いに行く。後に相思相愛、恋人を経て結婚し、おしどり夫婦となる。
- ゆきめ(『地獄先生ぬ~べ~』)…同じく5年前に命を救われたことがきっかけで彼に惚れ、数年後にフィアンセと勝手に名乗り、会いに行く。後に相思相愛となり、結婚。
勘違いされがちだが、おしかけ女房ではない
関連イラスト
関連項目
押し掛け女房:別表記
おしかけメイド:類義語
裸エプロン…一説では押しかけ女房のプロセスで生まれたとされるものがある。