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太田光

おおたひかり

日本のお笑いタレント、漫才師。爆笑問題のボケ担当。埼玉県出身。
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概要

日本お笑いタレント漫才師1965年5月13日埼玉県上福岡市(現・ふじみ野市)生まれ。
田中裕二との漫才コンビ爆笑問題ボケ担当。

1984年日本大学芸術学部演劇学科に入学。ここでのちに相方となる田中裕二と知り合う。1985年中退

1988年3月爆笑問題を結成し現在に至る。

1990年9月26日、当時同じ事務所太田プロダクション)だった元タレントで現在のタイタン社長である太田光代(当時は松永光代)と結婚恐妻家豪快人物で、彼女との奇妙結婚生活エピソードに事欠かない。ちなみに光代との間には子供はいない。

芸風

基本的には漫才を制作しているが、活動初期および2016年のタイタンライブ開始から20周年を記念したライブや2018年の爆笑問題結成30周年記念単独ライブ『O2-T1』では自身の脚本によるストーリー性を持ったコントも演じられている。

メディアに出演すると無鉄砲な言動・行動・ボケ・意見をすることが多く、視聴者や芸人・業界内外からクレームが来る事がある。ただし、情勢や番組の内容によってはおとなしくしたり真剣に話すなど芸風を使い分ける。このため番組で共演した中山秀征は太田の人物像を「ハートフルな男なんだよ」「ちゃんとルールに則る男なのよ。相手のリングは壊さない」「ヒールじゃないというのを知ってた訳よ。でもそのヒールを売りにしてる人に、こっちで言うのもなんじゃない」「ロケバスに乗ったらいい人な訳よ」と語っている。もっとも、自宅では光代および飼っているペットや大量のロボットが騒がしいため無口になる事が多い。

古舘伊知郎は太田のボケを「あたかも意味のある興味深いトークをしているようで、どこまで意味があるの?っていう思いが募った時に、完全にその意味のあるテレビサイズのトークを無意味化する。これって気持ちいいんですよ」と評している。

「もしも、冬が寒くならず、臭くなってくるとしたら」 「もしも夏になると痛くなるとしたら」(90年代に演じていた漫才より)、「空から降ってくる雨が、飴玉だったら楽しいのにな」(1998年4月26日放送『情熱大陸』より)、「もしも地球にやって来た宇宙人が初めてラーメンを食べたらどんな反応をするか」(1998年に発売したVHS『爆笑問題のハッピータイム』より)といったようなシュールな妄想をする事も得意であり、「爆チュー問題」のコントもそういった発想で制作されたものが多く存在する(例:「マッチ棒をこけしと思い込み、ペンで先端に顔を書く」「洋服のボタンを植木鉢と思い込み、土を敷き種を蒔く」「テープカッターを回転寿司のベルトコンベア、ハムスターが乗る回し車、遊園地の観覧車と思い込む」「急須を戦車や魔法のランプと思い込む」など)。

「ピップ」「プシュー!!」「どゆこと!?」「何言ってんのチミ〜!!」「ションベンちびるかと思った〜!!」「とても楽スミダ」「はい、こちらポンポコ商事です」「うらやまD!!」といったギャグを持っており、ファンや芸人仲間からも太田を象徴する言動・ポーズとして認識されている。本人曰く流行語大賞を狙っているとの事だが、今のところ流行る気配がない。

共演する女性に対しては太田独自のあだ名を付けるが、「ワンちゃん」「アプリ子ちゃん」「イランちゃん」など単純なものが多い。

創作活動

爆笑問題の漫才のネタ作りは太田の自宅で田中や作家を交えて行われている。ネタになるニュースの素材やアイディアは田中や作家が与え、ボケは太田が考える。一通りネタが揃うと後述の通り太田がパソコンでまとめている。

台本や原稿は一人になってからパソコンを使って書いており、この事が連載の中でネタにされる事もある。

2012年に刊行された小説『文明の子』では「短編風の形でありながらうっすらと全体の物語がつながっている」構成になっている。これは前作の『マボロシの鳥』の評価が否定的なものが多かった事や一般の読者から長編小説を希望する声が多かった事がきっかけとなっている。東日本大震災福島第一原子力発電所事故後に起こったメディアや表現者が不安や恐怖心を煽る風潮(※1)に対し「俺はそういう見方はしたくないな」と思ったことが作品の内容に影響を与え、「文明を肯定しにくい今の状況下で、なんとかポジティブに捉えられないだろうか」「自分の中の思考実験というか、挑戦してみようかな」と感じて執筆したと明かしている。

前述の2018年の単独ライブは漫才を一切行わずコントのみで構成しており、台本も太田一人で執筆を行い、完成後に田中に開催の決定とネタの内容を同時に知らせている。このライブでは「病院の待合室」「数字男」「二人の兵士」「医者と患者」「爆チュー問題」が披露され、『文明の子』と同様にそれぞれ別個のコントでありながら一つ一つがストーリーとして繋がっていくスタイルを採用している。

  • ※1:太田はこのような風潮を流した者に対して「なぜ、放射能の毒性数値には敏感なのに、自分のその言葉の毒性には鈍感でいられるのか?」「そこで暮らす人々がその言葉を聞いた時に、どれほど恐れ、なにかを狂わすかもしれないことをなぜ想像できないのだろう?」といった疑問も著書で呈している。

政治思想

  • 『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビで放送)で、「太田総理」を担当した頃は自身が極端なマニフェストを提案し、石破茂をはじめとした政治家にかみつく姿がネット上で賛否両論になっていた。
  • 『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)でたびたび共演した大橋巨泉とは時折意見の違いで、太田と論争になることも多かった。ただし、両者とも一定の信頼関係の下で議論をしており、そのやりとりを端で見ていた田中は「口調も親子のケンカみたいになってくるので、楽しかったです」とコメントしている。
  • 『太田総理』時代を含め自身の政治主張の表現方法に関しては「芸のないことをしてんなぁ」「同じことを表現するのでも、テーマを奥に引っ込めて物語にしてみせるのが芸だろう」と自己批判する発言をしている。
  • タイタン所属で、大阪市長などを務めていた橋下徹とメールで親交を持っているが、太田は公の場では橋下を揶揄する発言や異論などを述べている。
  • 自身の政治信条として右でも左でもないというスタンスをとっており、価値観を右翼左翼に分ける風潮に対する違和感があることも語っている。
  • 「なにより、東京日本が好きだ」「やっぱり俺は日本という国が好きだ」といった発言をしている。
  • テレビ番組での現地の美味いものを食べるロケとアーヴィングとの対談を兼ねてニューヨークを訪れた際にアメリカ合衆国の不自由さを実感し、帰国した際には日本の自由さを痛感した事を明かしている。
  • アメリカ合衆国の功罪を語ったり、在日米軍の撤退を意識した主張をした事もあって、ネット上で「反米」と言われた事があるが、下述の通り映画・小説・音楽など、アメリカ文化の影響も受けており、「むしろ親米家だと言ってもらいたいぐらいだから(笑)」と述べている。
  • 憲法9条に関しては堅持する立場を示しているが、仮に国民投票の過半数で改正され自衛隊国防軍となった場合は「そうした日本に忠誠を誓う」としている。
  • 靖国神社への参拝やA級戦犯の合祀に理解を示す発言をしており、対談相手の大橋巨泉と対立している。
  • 皇室明仁に対しては畏敬の念があることを述べている。また、2013年秋の園遊会において明仁に直接手紙を渡した山本太郎については「日本人が昔から持っている畏れみたいなものを感じない人の行為のような気がする」といった見解を示した。
  • 前述の通り有事や災害時にマスメディアや表現者がネガティブな情報や言葉で不安や恐怖心を煽る風潮に批判的な立場をとっている。
  • 陰謀論分断を煽る行為に対しては批判的な立場をとっている。
  • かつては国政選挙の投票制度そのものに批判的だったが、忌野清志郎に諭されてからは一度も棄権する事なく投票に行っている。
  • 右派論壇誌である『WiLL』→『Hanada』には、政治的主張のない時事漫才ではあるが、爆笑問題名義で「日本原論」の連載を持っている。これは編集長の花田紀凱がかねてからお笑い芸人としての爆笑問題の才能を認める発言をしていた縁によるものである。このことについて太田は「この連載自体(『宝島30』『WIRED』『サイゾー』と)転々としてるから、どこでもいいんですよ」「(自分がなぜ右派論壇誌で執筆しているのか疑問を持つ意識は)ないです。もともと自分の文章も読み返したくないぐらいだから。逆に安倍(晋三)さんのこと茶化してんのを、『WiLL』読者が読んで腹立ってんのは面白いなと思ってますけど」と述べている。
  • 死刑について「あってもいい」という見解を示している。
  • ミュージシャンが違法薬物事件を起こした際に飛び交う「曲に罪はない」という言説に関しては「芸能とか音楽は人を悪くもする」として違和感があることを語っているが、才能を全否定することまではしておらず、復帰を容認する姿勢も示している。
  • 元マネージャーが覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたことが報道された際には防げなかったことへの責任を述べ『サンデージャポン』で謝罪を行った。
  • お笑い芸人がトップクラスになるとネタをやらなくなる風潮を「芸人として逃げ」と評し批判している。


趣味、嗜好


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お笑い 芸人 タレント 漫才 漫才師
サンデージャポン/サンジャポ
太田上田

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