分断

農山漁村女性のための国際デー。 だそうです。

会議の動向。 衝突が起きても動かない。 ひたすらに情報の収集と分析を続ける。 実際には動くに動けない。 常に各方面への警戒を怠らない。 そのためにも動くことができない。 故に分析に終始せざるをえなかった。

会議による接触。 それが明確な解決策となるわけではない。 だが、接触がなければ始まらない。 各勢力の睨み合いは続く。 しかし、衝突は落ち着きつつある。 事態の沈静化。 その兆しが見え始めた。

相互監視。 互いの状況を常に監視する。 相手の動向。 それが国内で行われている。 無為な疲弊。 それによって人も疲弊する。 更には国力を低下させる。

地上と地下。 それは不可分な世界。 そのはずだった。 それが出来なくなった。 ただ、それはありがたいこと。 どちらかというと助かったということ。 ただし、問題は先送りになったということ。

事態の解決。 それが見え始める。 会議の活躍、そして仲介。 睨み合いが続くが、状況は変化する。 会議側の働きかけ。 それによって各勢力の動向も変わり始める。 そして他国も動き始める。

波の国の混乱。 それはこの国であるが故。 そして小さい国であるが故。 混乱の阻止。 それは簡単なことではない。 振り返れば簡単なことであった。 だが、当時には不可能であった。