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百田尚樹

ひゃくたなおき

大阪出身の放送作家・小説家。
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※この記事はしばし事実を消されたり、私人と公人が混同されるため注意。

放送作家・小説家。大阪市出身。
立命館大学中退。

概要

主に関西地区を拠点に活動し、テレビ朝日系バラエティの構成を手がけてきたが、2006年に『永遠の0』で小説家デビュー。永遠の0は後に、映画化、漫画化もされ、小説の発行部数は500万部を突破した。2013年、『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞し、2016年には映画化もされた。

テレビ業界に長年身を置いているためもあってコメンテーターとしてのテレビ出演も多いが、誹謗中傷挑発的とも取られかねない発言が多く、何かと物議を醸すことが多い。

彼の講演では朝日新聞を罵るのは定番ネタであり、南京大虐殺の存在を全否定したり日本教職員組合をガンと発言するなど、百田自身も自らの奔放な発言をしばしば「放言」と称している。

そういった言動の多さの割にエッセイ・小説作品は表面上は過激な文章は無かったが、2015年にはいつもの過激な放言をまとめた新書『大放言』を出版。発行刊数は25万部を突破した。
2016年に刊行された『カエルの楽園』は、百田流の放言を寓話仕立てにしたものである。これは現代日本人に対する警鐘としている。本書は発売から2ヵ月で20万部を越えるベストセラーになった。
また、『殉愛 』では実在人物をモデルにしながら著しい歪曲・虚飾を行っていた事が発覚している(後述)。

2013年には、親交があり、世間に名前が知れる以前から作品の愛読者でもある安倍晋三首相から、NHK経営委員に抜擢されている。安倍首相とは共著で対談集を出すほどの間柄でもある。

2015年にNHK経営委員を退任した(後述)。

作品一覧

小説


著述書

  • 日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ(共:安倍晋三)
  • ゼロ戦と日本刀(共:渡部昇一)
  • 至高の音楽
  • この名曲が凄すぎる
  • 大放言
  • 鋼のメンタル
  • 雑談力
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日(共:石平)
  • 大直言(共:青山繁晴)


主張

不偏不党が望まれるNHK経営委員就任後も、その言動は相変わらずであり、東京都知事選挙の際田母神俊雄の応援演説を行い他の候補者(舛添要一細川護煕宇都宮健児など)を「人間のクズ」と発言。
「軍隊を持たない」バヌアツナウルの2国を「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」などと発言し、同様に「軍隊を持たない」アイスランドを「年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」と他国を愚弄する発言をした。


人間のクズ発言について
百田氏は民主党(現:民進党)が自身を国会に呼び出そうしていたことをNHK経営委員長に聞かされた際に、それに乗り気で質問に対する返答をいくつも考えていたらしく、国会の予算審議の場で議論すべき問題ではないにも関わらずこの話題を取り上げ、「NHK経営委員が、候補者に向かって人間のクズなどという発言をしていいのか」と安倍総理に質問した有田芳生議員に対して、彼がある政治家のことをTwitterで「かんなクズ」と揶揄していたことがあったため、「クズがダメで、かんなクズはいいのか。クズとかんなクズの違いを教えてくれ」と有田議員に訊くつもりであったという。
また、安倍総理は上述した有田議員の質問を、彼をはじめ民主党が党ぐるみで延々と繰り返し質問してくるため、「私は某夕刊紙に毎日のように人間のクズと書かれていますが、別に気にしてませんけどね」と返答して国会を爆笑の渦に巻き込んでいる。


実際の講演会での発言
「安倍総理が自衛隊を国防軍にしようと言うと、一部の左翼から凄まじい批判の声が上がりましたが、国が軍隊を持つのは普通のことです。国を家に喩えれば、軍隊は鍵のようなものです。資源や金や技術がある国は、それを他国から守る必要があります。そのために世界約二百ヶ国のうちのほとんどの国が軍隊を保有しています。一方、軍隊を持たない国はわずかに二十七ヶ国。それらはどういう国か、皆さん、ご存知ですか? ヨーロッパには五十の国がありますが、軍隊を持たない国はわずかに六ヶ国。バチカン、モナコ、サンマリノ、アンドラ、リヒテンシュタインの五ヶ国は全部足しても東京二十三区内の面積とほぼ一緒。中には皇居よりも小さい国もあります。こんな国が軍隊を持っても大砲を打てば隣の国に当たってえらいことになります(笑い) もう一国、比較的大きいのはアイスランドですが、氷しか資源がないような国を誰も取ろうとは思いません(笑い) ヨーロッパ以外で軍隊のない国は、カリブ海や南太平洋にある島国です。ナウルとかバヌアツとかツバルとか。資源もなにもないこういう国は、家に喩えたらクソ貧乏長屋で泥棒も入らない。入った泥棒もあまりに気の毒なので、金でも置いていこうかというくらいです(笑い)」


2014年6月24日ツイッターにおいて児童を性的対象物の一つとして社会が容認することが嫌だからといった理由で「児童ポルノ禁止法に賛成であり、二次元も規制すべき」と発言。児ポ法反対派からの批判に「気持ち悪い」と発言し、反論者達をブロックする反応をした。

この一件以前から、百田は自身の問題発言への批判に対しては誹謗中傷の後に即刻ブロックする行為が目立ち、傲慢な姿勢を批判されている。

2015年にNHK経営委員を退任。一部の与党関係者からも否定的に評されていたことも理由らしいが、その与党にはかなり留任を望む声もあったという。

発言リンク

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/481302064199245824
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/481365136376987648
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/481366812475404288
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/482247449969315840

『殉愛』炎上騒動

2014年11月、やしきたかじんと「最後の妻」とされる女性の闘病生活を描いた『殉愛』を出版。商業的には大ヒットしたが、生前のたかじんをよく知る人々は「全くのデタラメ話」と激怒しており、百田のtwitterアカウントには抗議が殺到し、週刊誌に取り上げられる騒ぎとなった。
裁判では第一審で敗訴にされ、330万円の賠償を命じられたが、本人は一貫して「非難している側や週刊誌側の方がデタラメである」と反論し、現在も否認しており、彼を擁護する著名人も多い。

百田のtwitterが過激発言や誹謗中傷で炎上したことは(上記の通り)今までもたびたびあるが、作品の内容が直接の原因で炎上騒ぎにまで発展したのはこれが初めてである。

文化芸術懇談会

2015年6月25日、安倍晋三首相に近い自民党若手議員約40人で行われた文化芸術懇談会の初会合で「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と発言。これには自民党内部からも批判があり、「冗談」「ギャグ」「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞毎日新聞東京新聞」と発言をエスカレートさせた。
さらに抗議した沖縄2紙に対して「その時は冗談口調だったが、今はもう本気でつぶれたらいいと思う」と発言し、これには言論弾圧だと野党やメディアのみならず、自民党内部からも批判する声が相次いでいる。
一方で、自民党若手議員が「圧力をかけてマスコミを懲らしめてはどうか?」と発言したことに対して、「それはいけない。言論弾圧はダメだ。」とも発言している。
本人の弁明としては、「発言はあくまでも質問受け答えタイムのような雑談中のことだった。」としている。ただしブログでは報道の規制を容認する発言をエスカレートさせている。
権力を握る与党議員に日本国憲法に保障された「言論の自由」、「報道の自由」の弾圧を言及したことには問題であった。
百田にも「言論の自由」、「思想の自由」があり、彼の私的な思想を批判・弾劾するものは独裁を容認すると主張しているものも少なからず存在している。この通り私的な主張であれば、どんなものであれ個人の思想を制限するのは独裁につながる。
一方で、百田は与党・自民党に講師として呼ばれており、私的な会合とはいえ、安倍首相と懇意にしていることから政権中枢に近く、政治的発言力の強い人物が「政権の意に添わぬメディアはつぶしたほうがいい」と言い、それに呼応するかのように幾人の自民党議員も同様の発言をしたことに問題があり批判が集まった。

関連タグ

朝日放送 探偵!ナイトスクープ 永遠の0 小説家 御用文化人
やしきたかじん - 同じ大阪のテレビ業界人であり、周囲に波風が立つのを恐れない過激な言動など共通点が多い。故人。

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