概要
1962年8月生まれ。奈良県奈良市出身。
旅行雑誌の編集長を10年、上場企業の広報担当を3年経験したのち独立し、編集プロダクション(社名不明)を設立。
編集・企画プロダクションを経営する傍ら、チベット問題、中国、インドの社会問題、国際関係、日本国内の政治等のテーマを中心に取材し執筆活動を行っている。
2023年6月、百田尚樹とともに「保守新党結党宣言」を行い、9月13日に新党の名前を日本保守党とすることを公表、同年10月17日に正式結党し、自身は事務総長に就任した。
評価
コメンテーターとしての実力は確かである。
端的に問題を整理し解説する能力が高く、丁寧で落ち着いた口調で小気味よく政治問題に切り込むスタイルは後述する一部右派保守界隈から熱狂的な支持を受けている。その為、テレビやネットラジオ、新聞など様々な媒体で幅広く活躍している。
人物評と批判
冷静な口調からは考えにくいが、かなり感情的で無責任な人物である。
特にX上ではかなり頻繁に舌戦を繰り返し、政治的イデオロギーの近い論客との折り合いも悪め。また、親交のあった人物に対してもひょんなことから仲違いして関係が破綻してしまう事や、自身の過去のポストで自縄自縛してしまう事、充分に裏取りせずSNSにポストしてしまう事も多々ある。(尤も、人間は完璧ではないし、意見を変えることも自然である。説明さえ充分に果たせば批判はされにくいのだが……)
自身の所属していたコミュニティ(例、放送法遵守を求める視聴者の会や、虎ノ門ニュース等)内でも衝突を起こして脱退し、充分な説明のないまま別組織を立ち上げるなどし、一部から手厳しい批判を受けている。(※その際は、衝突した同業者から、悪びれもせず遅刻する、組織内の資金繰りを別の役職の人物に丸投げするなど、社会人としては失格な行動を暴露されている。)
前述通り一部保守界隈で熱狂的なファンが存在し、ネット上で彼女と衝突すると彼女のファンが一斉に批判コメントを書き込むなど、端から見れば過激としか思えない行動を繰り返している。有本氏自身もまた、それら熱心なファンに囲まれてエコーチェンバー現象に陥ってしまっている節があり、退くに退けなくなってしまっている場面も散見される。
そのため、政治的イデオロギーの近い論客からも一歩退いた対応をされていることが多い。