日本の国民のみなさんは素敵で優しい人たちだと思う。この国に生まれて良かったなと思います。 ―― 桑田佳祐
概要
上述した発言は2011年3月19日に放送された桑田佳祐のレギュラーラジオ番組『やさしい夜遊び』(TOKYOFM)でのものである。同年3月11日に東日本大震災が発生し広範囲に被害が及び、TOKYOFMも非常体制に入りしばらくの間は報道特別番組が放送され、翌日に放送予定だった『やさしい夜遊び』も休止を余儀なくされた。TOKYOFMは一週間後の3月18日から通常編成を再開し、翌日には『やさしい夜遊び』も放送を再開した。桑田は冒頭から被災地へのお見舞いの言葉を述べ、被災したファンを始めとしたリスナーからのメールを読みつつ自身が影響を受けた音楽を流し、生ギターで「希望の轍」を歌ったのち、終盤で自らが生まれ育った日本への愛と支えて貰っているファンへの感謝をしみじみと語りだし、この発言に至り「今この時こそみんなの力を信じる」と表明した。翌日の夕方にはこれらの発言がTechinsightによりネットニュースとして書き起こされた。桑田は生粋の純日本人であり生まれ育った日本への強い愛情や日本の文化を大切にする姿勢を言動・行動や楽曲の歌詞などで示しており、かねてから同番組やライブで国歌「君が代」を歌い、下記の通り震災から半年後には日の丸をバックに「月光の聖者達」を熱唱している。
関連イラスト
このイラストは震災から半年後に開催された『宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜』および翌年の『I LOVE YOU -nou & forever-』ツアーで、日の丸をバックモニターに投影して「月光の聖者達」を歌唱したシーンを再現したものである。いずれのライブパフォーマンスも日本への強い愛情と東北へのエールが込められた。
関連タグ
東京VICTORY:タイトルの「東京」の部分は日本そのものを表し、聴き手に対して「故郷日本を大切に感じてほしい」という思いが込められており、日の丸も「Rising sun」という言葉で歌詞にモチーフとして登場した。
歌えニッポンの空:生まれ育った日本及び茅ヶ崎市への強い愛情が込められた楽曲になっている。