概要
この発言はサザンオールスターズの桑田佳祐が紫綬褒章を受章した際に発したコメントである。2014年11月2日に日本政府は翌日3日に発令される秋の褒章受章者を発表し、その中で桑田が紫綬褒章受章者として選ばれた事が明かされた。桑田はコメントの中で、下劣極まりない音楽をやり続けている自分が受章する事に驚きながらも「身に余る光栄」と語り、ファンや自身の音楽性に影響を与えた音楽家に感謝の念を述べ、最後にこの発言に至り「この度は誠にありがとうございました」と結んだ。かねてから桑田は「ピースとハイライト」「蛍」「東京VICTORY」などの楽曲でそういったメッセージや生まれ育った日本への愛を発信し続けており、後年にも「時代遅れのRock'n'Roll_Band」で改めてその姿勢を示している。一方で平和な状況を甘んじて受けながら戦争や平和、安全保障などの現実に対して見て見ぬ振りをする所謂平和ボケに対しては批判的な立場をとっており、「真夜中のダンディー」「漫画ドリーム」「汚れた台所」などの楽曲の歌詞にしたり、度々警鐘を鳴らす発言をしている。