概要
桑田佳祐の3作目のシングル。1993年10月6日発売。
作詞・作曲:桑田佳祐
編曲:桑田佳祐&片山敦夫
エレキギターが中心のロックサウンドと団塊の世代の悲哀や平和な状況を甘んじて受けながら戦争や平和、安全保障などの現実に対して見て見ぬ振りをする所謂平和ボケに対する批判をテーマにした内省的な歌詞が特徴の楽曲。これは当時の桑田自身の年齢(37歳)もあって「年齢的に枯れていく自分」を意識したことや「一つの時代が終わったということを、ちょっぴり背伸びしながら描いてみよう」と思ったことが影響している。インタビューでは「不滅のテーマを書きたかったんです。自分も含めた男の生き方。僕と同世代の日本人の男の生き方みたいな…。自分自身を振り返ったときにカッコイイ男でいられるかなという」と語っている。
アニメ版『クレヨンしんちゃん』のエピソード「ビールは大人の味だゾ」(1998年12月25日放送分)の中で、野原ひろしが入浴中にこの曲を口ずさむシーンが存在している。
家入レオがこの曲を気に入っている事を自身のブログで言及している。
関連動画
ミュージック・ビデオ
撮影場所は桑田がレコーディングに使用しているビクター401スタジオであり、小倉博和と根岸孝旨と共に一発撮りで撮影されている。桑田のボーカルはCD音源に収録されているものとは異なり、この撮影で歌ったテイクをそのまま使用している。