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概要

桑田佳祐が2011年に発表したシングル、及び同年宮城県利府町グランディ21で行った東日本大震災復興支援ライブのタイトル『宮城ライブ~明日へのマーチ!!~』に使われた文言。

同ライブの一場面は民放のみならず、NHKも放送した。また、2010年に食道がんで活動を休止していた桑田にとっても「復興」の舞台だった。


シングルは、桑田初のトリプルA面シングルである。

「明日へのマーチ」は、唱歌のような印象を受ける素直な曲。上記『宮城ライブ~明日へのマーチ!!~』においては、「願うは遠くで」が「東北で」と表記された(桑田曰く、スタッフの悪乗り)。

同曲は桑田にとっても「祈り」を籠めた曲として、重要な位置づけとなるものであり、桑田佳祐名義のソロステージではアンコールを含めた重要な局面で演奏される他に、YouTubeでの連動企画や、コロナウイルス蔓延時に民放ラジオ曲が共同で放送した『こんな時こそラジオでSMILE!!』などでは締めくくりとして演奏された。


「Let's try again ~kuwata keisuke ver.~」は、2011年にアミューズ所属タレントが参加したチャリティーソング「Let's_try_again」を書き直したノリのよい曲。


「ハダカDE音頭~祭りだ!Naked~」は、桑田が敬愛するクレージーキャッツへのオマージュを込めた、桑田らしい下ネタ全開のお祭り曲。

桑田曰く、「これ、復興支援ライブでやっていいのか、クヨクヨしちゃって……。」などと、不謹慎極まりない曲と本人は認識していたようであるが、果たして上記ライブ本番では「虹の広場」と銘打たれた会場でたくさんの人たちが盆踊りに興じており、本番で披露された際にも、東北地方六県のお祭りを取り入れた演出も含め、会場全体が現実を暫し忘れて大盛り上がりしていた。




ミュージック・ビデオ

明日へのマーチ

過剰な演出を避け、この楽曲のレコーディング風景やドコモのCMのメイキング映像、TOKYO FMホールでの『桑田佳祐のやさしい夜遊び 33回目のデビュー記念日に、勝手にひとりで生歌スペシャル』の映像が使用された。


Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜

レコーディング風景や桑田の歌唱シーン(虹がかかった青空をバックにしたものと、ビクター401スタジオに組まれた黒バックのシンプルなセットの2パターン)と、震災当時の世の中の実景映像(震災や福島第一原子力発電所事故の余波による不安、震災の影響で積まれた瓦礫などの撤去作業、各地から東北の避難所に届いた救援物資に書かれたエール、自衛隊による災害派遣活動、東北各地の伝統行事や祭事、震災から立ち直ろうとする人々の姿、この曲のリズムに乗って拳を上げたり笑顔を浮かべる人々の姿など)が挿入され、スタッフ及び桑田の日本への愛が伝わる作品となった。

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