もしかして→セガのアクロバットアクション
概要
塙宣之(ボケ)と土屋伸之(ツッコミ)によるコンビ。2001年結成。塙の兄はピン芸人のはなわで、土屋の母は元演歌歌手の津島明希。
2人は創価大学の落語研究会に所属していた。元々塙は大学時代に別の相方と「ナイツ」というコンビを組んで活動しており、大学卒業後に一学年下(当時四年生)の土屋を誘う形でコンビを結成した。
土屋の母がかつてマセキに所属していた縁からマセキに入社。また、当時はマセキから漫才協会に若手を入れるというのが毎年の恒例であり、本人たちは先輩たち同様断ろうとしたが漫才協会にも入ることとなった。かつてマセキ芸能社が大金を投じて演歌歌手として育成した土屋の母が大成しなかった責任を息子の土屋と連帯で取らされる形でマセキ芸能社の社長から「お前ら2人で漫才協会行ってこい」とコンビが送り出されたという話もある。
2007年からは落語芸術協会に入会した。
漫才師としては内海桂子に、落語家としては三遊亭小遊三にそれぞれ師事する。
結成自体は2000年(オードリーやNONSTYLEなどと同期扱い。NSCで言うと大阪22期生)だが、活動開始から間も無く塙がバイク事故で大怪我を負ったため一年ほど土屋がソロで活動しており、コンビでの活動は2001年ごろからスタートしている。
芸人としての活動のほか、それぞれ俳優、ナレー夕ーとしても活動している。
メンバー
2人とも名前が「のぶゆき」である。このため、当初は「Wノブユキ」というコンビ名にしようと考えていたが、Wけんじの弟子だと思われそうという理由で却下し、塙が以前別の相手と組んでいた「ナイツ」の屋号を引き継ぐことになった。
- 塙宣之(はなわ のぶゆき)
1978年3月27日生まれ。千葉県我孫子市出身で、小学五年生の頃に佐賀県に転居。
- 土屋伸之(つちや のぶゆき)
ネ夕
正統派のしゃべくり漫才を得意とする。
塙が「ベン・ジョンソン」を「べソ・ジョソソソ」、「Yahoo!」を「ヤホー」と読むなど細かい言い間違い、読み間違いを連発して、土屋が冷静・簡潔に訂正する、という一連のネタが有名だが、それ以外にも様々なネタがある。
土屋が既存の楽曲を延々と歌い続けて塙が歌詞にツッコミを入れるネ夕では、例えば『俺ら東京さ行ぐだ』に対して「どこにあるんだよそんな村!」とつっこんだりする。
ほかにも塙が最近の芸能ニュースを自分のことと勘違いするネ夕などもある。後輩の狩野英孝の事件から「グッチ裕三がおすすめ商品を紹介する企画で自分の商品を紹介した」というあまり浸透していない小ニュースまでネ夕にする。
『半沢直樹』がヒッ卜した頃には土屋が漫才協会の不正を暴くネ夕(もちろんフィクション)をやっていた。
長尺なのでテレビで披露する機会は少ないが、塙が前半でつまらない話を延々とした後に後半で話題を変えると、前半で塙が言っていた言葉が伏線になっているというネ夕もある。
受賞歴
2003年 漫才新人大賞 大賞
2008年 お笑いホープ大賞 大賞
2008年 NHK新人演芸大賞 大賞
2008年 M-1グランプリ 第3位
2009年 ビートたけしのエンターテインメント賞 日本芸能大賞
2009年 浅草芸能大賞 新人賞
2009年 M-1グランプリ 第4位
2010年 M-1グランプリ 第6位
2011年 THE MANZAI 準優勝
2016年 浅草芸能大賞 奨励賞
ちなみに塙はキングオブコント2022に劇団スティックのメンバ一として出場したが、M-1審査員でありながら1回戦敗退という不名誉な記録を出してしまった。この責任を取るため審査員を辞退を表明したというのはあくまでネ夕で、実際には「オファ一お待ちしています」というメッセージで締めくくった。
関連人物
師匠。
よくつるんでいる。漫才協会にスカウトしているが富澤が加入してもメリットがないと言う理由で加入に至っていない。
他事務所の同期でありブレイク前からの盟友。こちらも漫才協会にスカウトしてるが春日がテレビに出たいと言う理由で嫌がっており加入に至っていない(若林は正直なところ入りたいらしい)。
最近漫才協会にスカウトして入ったM-1王者。但し現在忙しいので寄席にはほとんど出ていない。
最近漫才協会にスカウトしてるM-1王者。現在はいっていないが、たまに2年連続と嘘ついて紹介されることも。