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概要編集

1952年生まれ。本名は高田裕(たかた・ゆたか)。旧芸名は高田裕三(同名の漫画家とは無関係)で、一部文献ではこちらが本名とされている。

NHK「おかあさんといっしょ」で初代うたのおにいさんを務めた田中星児は従兄にあたる(余談だが、グッチは「ものまね王座決定戦」で田中のものまねをしたことがある)。


暁星学園に小学校から高校まで通った。モト冬樹は小学校から同じ学校に通っており、高校の時同じクラスになったことで仲良くなった。

高校卒業後、ソウルシンガーを目指して米軍キャンプやクラブで歌手として活動を始め、モト冬樹、ウガンダ・トラ、島田与作らとともに1978年に「いそがしバンド」を結成。その後同バンドを「ビジーフォー」と改名する。バンドでは主に高音ボーカルを担当。

1983年から『ものまね王座決定戦』に出演するようになり、ものまねタレントとして人気を博す。


1996年には『ハッチポッチステーション』(NHK)に出演。子供たちにも知られる存在となる。


両親が共働きのため祖母に預けられることが多かったが、祖母が肉料理などを好まない人だったので、好きなものを好きに食べられるように小学生のころから自分で料理をするようになった。このことから大人になっても大の食通・料理好きで、NHK「きょうの料理」にもレギュラー出演していた。近年では自身のYouTubeチャンネルで料理動画を投稿したり、飲食店の紹介を行ったりしている。


人物像編集

私生活では2度の離婚歴がある。現在は3人目の妻と暮らしている。また、2人目の妻との間に息子が1人おり、グッチの再婚後もときどきグッチの元に遊びに来ていたとのこと。


清水アキラなどによれば、モトとは一時期関係が悪くなっていたとのことだが、現在では元通りになり仲良くしている。


石橋貴明とは、とんねるずがブレイクする前からの親友である。グッチが最初に結婚したばかりの頃、あまりに石橋が家に遊びに来るため、妻が「そういう関係」に違いないと仲人に泣きつき、これが原因でスピード離婚に至ったとネタにしている。石橋の(元)妻の鈴木保奈美を交えて現在でも交流が続いている。

『ヒッパレ』の関係から三宅裕司赤坂泰彦と長年仲が良い。若い頃に角野卓造の妹と付き合っていたことから、今でも「アニキ」と慕っているという。小林幸子もんたよしのりとも交流が深く、もんたの追悼コンサートにも三宅・赤坂とともにメッセージを送っている。


芸名の由来は、モト冬樹によれば「裕三」の部分は(モト冬樹の「冬樹」の部分を提案した)学生時代の友人の意見によるものらしい。

「グッチ」の部分については諸説あり、「愚痴言うぞ」から(本人がテレビ番組に出演した際に認めている)、モト冬樹と合わせてオートバイメーカーの「モトグッチ」から(由来かは不明だが、モトの実兄であるエド山口からは「過去にグッチがモトグッチのバイクに乗っていたので『モト』と『グッチ』で定着した」と言及されている)、高級ブランドであるGUCCIから(モトによればある番組のプロデューサーから「海外ブランドの名前と『裕三』の組み合わせが似合わなくて面白い」と言われたためだという。ビジー・フォースペシャルの関連書籍でも同様の内容が記述されている)などの説がある。


歌唱力抜群だが、ものまねの題材に取り上げるのは古い洋楽やマニアックなクラブミュージックばかり、それも自身の得意とするファルセットボイスが特徴の歌手が多いため、和田アキ子からは「ビジー・フォーのはものまねじゃないでしょ」と冗談交じりにコメントされている。


主な出演番組編集

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