戦後レジーム

せんごれじいむ

戦後レジームは、戦後確立された世界秩序の体制あるいは制度を指す。

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目次 [非表示]

1 概要

2 語句の説明

3 歴史面

4 政治面

5 関連項目

6 参照

概要

この言葉に関しては歴史面と政治面では利用法が異なるため、この項目では双方に関して説明を行う。

語句の説明

この言葉の戦後は、基本的に第二次世界大戦を指し、また、レジーム( 英語だとRegime、フランス語だとrégime )という言葉は体制や制度といった意味を持ち、これが合わさると「第二次世界大戦の後構築された体制および制度」という意味となり、本来は国によって異なる場合もあると思われるが、この項目では日本を中心として解説を行う。

歴史面

この言葉はいわゆるヤルタ体制、すなわちヤルタ会談で決定した国際レジームを指し、冷戦の要因ともなったものである。

国際連合( UN )
国際通貨基金( IMF )および経済相互援助会議( COMECON )

政治面

これは特に日本でいわれることであるが、日本国憲法を基準とした法律体系や、通貨発行権や通貨管理権の所在、マスコミ等の立ち位置を指す場合があり、本来これはYP体制、すなわちヤルタ会議およびポツダム宣言にて定められ、GHQにより実施された諸制度であるとされ、これらは特に右派の政治家や政党にとっては打破されるべきものであるとしている。