概要
元々は『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』で
MUGENのキャラクターとしても存在し、ブリスキャラでは抜群の人気を誇る。
数多くのアレンジキャラクターが存在すると同時に、CVも各製作者によって設定されている。
有名な物では「お別れです!」 とは言わなくなったが、「どこを見ている」が決まり文句になっている。
詳細はこちらを参照のこと。
SNK公式におけるゲニ子
2003年発売の『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』にて初登場。
2006年5月設置開始の『ザ・キングオブファイターズ』のパチスロ台にてFalcoon氏の一枚絵が登場。
2018年に『THE KING OF FIGHTERS '98ULTIMATE MATCH Online』にてLRキャラとして実装された(後述)。
2020年11月に『SNKオールスター』の中国版において新規レアリティのSPキャラとして実装。
UMOLやパチスロ、オリジナルとは若干違うデザインとなっている。
2023年5月に『KOFALLSTAR』にてEXキャラとして実装。
『KOFAS』では「プリティーゲーニッツ」として登場しており、前述のデザインとは更に異なるデザインとなっている。
MUGENにおけるゲニ子
SVCオリジナルの登場をきっかけにb_goenitz(アフロンゲニ子)、Windなど様々なキャラが作られた。
MUGENのゲニ子は大別してWind派生、アフロンゲニ子派生、それ以外の3つに分けられる。
当初はWind派生キャラ一強とも言えるくらいWind派生キャラが増えたが韓ゲニなどの登場によりアフロンゲニ子派生も増えた。
現在では20キャラ以上存在し、シュリセルやレアスなど2018年9月時点で更新が続いているキャラも存在する。
キャラ設定もそれぞれ違い、一部キャラには後述されるようなシスター設定が付けられ、それが一部ユーザーに広まっている。
なお余談だが、MUGEN発のKOFオリジナルキャラとして存在しているゼロ子が『KOF_ALLSTAR』にてTSキャラとしてまさかの公式参戦となった。こちらでの名称は「プリティー・ゼロ」(同作品でプリティー・キャラクターとしてすでに登場しているビリー、社、チャンと同様の女体化キャラ?)。
MUGENでのゲニ子とゼロ子のイラスト
KOF98UMOLにおけるゲニ子
格闘スタイル | オロチの力 |
---|---|
誕生日・年齢 | 不明・17歳 |
出身地 | イタリア |
身長・体重・血液型 | 165cm・50kg・不明 |
スリーサイズ | B88・W55・H102 |
好きな食べ物 | キノコ料理(特に松茸) |
嫌いなもの | 愚かな人類 |
CV | 田村茜音 |
2018年、KOF‘98UMOLで、このゲーニッツブリスが元ネタと考えられるキャラが登場した。
この際公式に先述のプロフィールが設定されたが、100㎝越えの巨尻であり、あの不知火舞もびっくりな驚異的なスタイルとなった。
(舞と比較して、身長体重バストウエストがほぼ同じなのにヒップのみ10㎝以上も上)
ゲニ子の衣装はシスター服と勘違いされる事が多くMUGENをはじめとした二次創作でシスター設定を付けられることもあり、それを踏まえてなのか、衣装替えで黒色のシスター服に着替える事が出来る。
日本版では「ゲーニッツ(女)」だが、グローバル版では「ゲーニッツ(女)」の直訳ではなくMUGENの中での通称である「Goeniko」が正式名称となっている。
KOF98UMOLはSNKではなく海外企業の製作・運営なのでそういう事情を調べるのが難しく、配慮することが難しかったのだろう。
そして完全に余談だが韓ゲニが登場するまで「ゲニ子」の英名表記は「geniko」等表記ブレも見られた。
また、単にゲニ子を英名表記するだけなら「geniko」の方が正しいが、韓ゲニの登場で「goeniko」に固定された。
また、本家ゲーニッツには出身地が明言されたことがない※のだが、なぜかこちらはイタリア出身と設定されている上に本家ゲーニッツが41歳にもかかわらずUMOLゲニ子は17歳になっていたりと、設定が滅茶苦茶で、「ゲーニッツの女体化」という設定に矛盾が生じており現状では「自分をゲーニッツだと思い込んでいるイタリア少女」になってしまっている。
(『THE KING OF FIGHTERS EX2』のように少女が器にされているという可能性もあるが)
※『ゲーニッツはキリル文字の技を使うことからロシア語文化圏では』と言われる事もあるが、これは誤り。
出身地がロシア語圏外に設定されている'97裏オロチチームも普通にキリル文字の技を使う上に、そもそもこれらの技はロシア語ではなく、『キリル文字でアルファベット表記した日本語』である。
ただ、ゲーニッツと言う名前の響き的にはドイツ語圏である可能性も高く、その点でもイタリア出身と言う設定は一致しない。
KOFのキャラではないと批判を受ける事もあるが、サムライスピリッツの覇王丸と橘右京も登場しているので別に彼女に限った話ではない。
ただし版権関連に関しては『SVC CHAOS』及び『CAPCOM VS SNK』の相互版権契約の関係上際どい部分もあるが、現状は特に問題はないのだろう。
また、当初日本版では独自のグラフィックが公開されたにもかかわらず、そのグラフィックがあまりに不評であったため、実装時には中国版のグラフィックに戻される、という珍事もあった。
ちなみに中の人こと声優の田村茜音さんはのちにシリーズ本家『KOFXV』にて「四条雛子」役を担当することになる。
関連イラスト
関連動画
元になったSVC CHAOSでの全キャラ・ブリス動画
1:17にゲーニッツが登場