概要
1980年に流通大手のジャスコ(現イオングループ)によって設立された。
店名の由来は、近くの街角にありちょっと立ち寄れる所を意味する「Minute Stop」を日本人が読めやすいようにアレンジし、「立ち止まって、次に前進する」という意味と親しみやすさをこめて付けられた。
2022年3月現在、全国に1958店舗展開している。業界第4位ではあるが、店舗数は年を追うごとに少なくなっており、大手コンビニ各社と比べ苦戦している様子が窺える。
かつてはパチンコ店「ピーアーク」との共同店舗が多かったが、2020年のコロナ禍による賭博施設の衰退を受けてかピーアーク共々閉店が相次いでいる。
海外では、ベトナムで120店舗を展開している。かつて中国でも店舗を展開していたが2021年に撤退、現地会社を清算した。また、近年赤字が続いていた韓国事業の株式をロッテに売却し、撤退した。また、2022年2月には、フィリピン事業の株式を現地企業に売却し、撤退した。
全国的に展開するイオングループの一員ではあるが、ミニストップ自体の展開地域は割と偏っていて、北海道、甲信越、中国地方、南九州などには店舗が無い。そのため、イオン(総合スーパー)やマックスバリュなどに比べると全国的な知名度は多少劣っていると思われる。ただ、2021年までは嶺南地方のみとはいえ、イオングループでは数少ない福井県に店舗を構えるブランドだった(2020年代になってようやくイオンやマックスバリュが進出した)。
2024年1月期時点では店舗数が日本国内の業界4位となっている。そのため、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの「日本三大コンビニ」にこれを加えて「日本四大コンビニ」とする意見もある。
特徴
他のコンビニチェーンに比べ、ファーストフードが充実している。特にソフトクリームやパフェは競合コンビニが少ないことから主力ともされ、評価が高い。
ソフトクリームとかき氷をミックスした『ハロハロ』は同コンビニの夏の風物詩としても知られる。
また、業界ではかなり先駆けて店舗にイートインコーナーを設置しており、購入したアイスやホットドッグその他諸々をその場で食べることが可能。さながらファーストフード店の如し。
マスコットキャラクター『ミミップ』
同コンビニの広報を勤める、うさぎのようなキャラクター。
趣味が『ひとやすみ』となっているだけあって、かなりのんびりした性格の様子。壊滅的に体力がない。
ただ『有名になりたい』と言う野望はあるらしく、あのくまモンとも競演を果たしている。
関連タグ
コンビニ イオングループ ソフトクリーム パフェ ホットドッグ
侵略!イカ娘(アニメ放送に合わせてコラボキャンペーンを展開していたゲソ)
ローソン (同コンビニと協業提携しており、ローソンの店舗端末『Loppi』が使用可能)
あんさんぶるスターズ!(アニメやゲーム作品とのコラボを行う事がレアケースと言う中で行われる)