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豪魔軍師ガルヴァス

ごうまぐんしがるゔぁす

映画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ‼新生6大将軍』に登場する、魔軍司令ハドラーの影武者を務める魔族の男性。
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CV:柴田秀勝

概要編集

映画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ‼新生6大将軍』に登場するアニメオリジナルキャラの1人。


長い間魔軍司令ハドラー影武者として生きて来た男性魔族

逆立った赤い長髪と屈強な肉体の持ち主で、『暗黒魔術』や『豪魔六芒槍』という技を持つ。容姿といい技名といいこの作品に出て来そうな雰囲気がある。


長年影武者として表舞台に立つことを許されず、ハドラーの手が及ばない地域の制圧などを担当している現状に嫌気がさしていた。ダイたちの活躍でハドラーが指揮する魔王軍六大軍団の力が半減したのを機にハドラーに取って代わろうと思い立ち、ダイたちを倒してその手柄を土産にバーンに認めてもらおうと決起する。


ハドラー曰く「狡猾にして冷酷。勝つためなら如何なる卑怯な手段を用いる事もためらわない」と評される策略家で、その残忍さは部下である6大将軍たちからも恐れられている。常に余裕の態度を崩さないが、不測の事態には表情を崩す事もある(ハドラー以上のアホ顔になって鼻水を垂らすなど凄まじいキャラ崩壊を起こした)。


『豪魔六芒星の魔宝玉』と呼ばれる6つの宝玉を力の源としており、普段はその1つ1つを「忠実な僕、尊い命」と呼んでいる6大将軍に貸し与えて力を増強させているが、有事の際はこれらを身に付けることにより超パワーを発揮する事ができる。その力は凄まじく、一度はダイたちを圧倒する程の力を発揮していた。


部下の1人であるベクロムワイバーンを失った際に発した弁明に対して、ダイたちに表の軍団長たちが負け続けているのはプライドの為だと痛烈に批判。だまし討ちや人質、地の利を作って待ち受けるといった古典的だが有利な戦況を作り出すなど、軍師という肩書通りに策謀に長ける優秀な指揮官である。


ただしハドラーからダイを甘く見るなと忠告された際には「私とお前では、ここのデキが違う」と一笑に付しており、詰めの甘さが窺えるシーンも存在している。


活躍編集

マァムを奪い取って人質にした上で、瘴気を発生させた「ベルナの森」に誘き寄せる。この瘴気に耐えるためには聖水が必要なため、ダイに1人分の聖水を送り付けるのだが……実は毒が仕込まれておりダイの戦闘力を大きく削いでいた(しかも森の瘴気との相乗効果で毒も強くなるという手の込みよう)。


しかしベクロム、メネロ、ダブルドーラはダイに討たれ、駆け付けたクロコダインヒュンケルによってザングレイとブレーガン、デスカールも敗死する。


自身も一時戦闘不能になるが、直後に部下たちの宝玉を取り込むことでパワーアップして復活。ダイたちを追い詰めるが、ダイもまたマァムの魂の力によって復活を果たす。

ガルヴァスは勝負を決めるべく『豪魔六芒槍』を放つが、“竜の紋章”を発動させ鎧の魔剣を手にしたダイの『アバンストラッシュ』に破られ絶命した。


余談編集

ガルヴァスは勝負の前にダイに一服盛って戦闘力を削ぐという卑怯な戦法を用いている。

ハドラー自身はガルヴァスとは違うと述べていたが、後に本家において「勝負の前に相手を腐食させ威力を削ぐ(やったのはキルバーン)」という幸運に救われることとなった。


記事の冒頭で触れたが、実際に鬼神童子ZENKIの4巻に登場する「死呪羅」と容姿が似ており能力も配下の魂を取り込んでパワーアップするというもの。こちらは配下を道具としか思っていない冷酷なボスとなる。また同じジャンプ作品でもある。


ガルヴァスを演じる柴田秀勝氏はアベル伝説で悪のエスターク人の魔法使いムーアを、CDシアタードラゴンクエストⅢで大魔王ゾーマを演じている。


関連タグ編集

魔王軍(ダイの大冒険) ハドラー 影武者 ぶちやぶれ!!新生6大将軍


ヒム:後に原作に登場したハドラーの部下。一度死亡するがハドラーの命を得て復活を果たし、ハドラーと同じ銀の長髪が生えた姿に変わった。ハドラーの生まれ変わりとハドラーの影武者という、エモいオマージュである。


一星龍:同じく少年ジャンプ連載東映アニメ版オリジナルキャラで、中の人繋がりかつ他の仲間たちの球を取り込むことでパワーアップするという共通点がある。

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