概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。芋虫のような外見をしたモンスター。
序盤に登場する割にはHPがやたら高い。しかもリメイク版では、その高いHPがさらに強化されたうえに、スクルトも使うようになった。
ちなみに、成長してもさなぎにならず、イモムシのまま過ごすらしい……が、後続のシリーズではサナギへと変態する個体もいるようで、それが成長すると羽化してイーブルフライというフェアリードラゴンの派生種になるらしい。
『ドラゴンクエストⅩ』では、口から糸をはいて相手を動けなくしてくる。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』では虫系×ドラゴン系の基本配合で生まれる。レベルアップが早く、自力で「どくのいき」「スカラ」を覚えるのが優秀(あくまで基本配合のモンスターとしてだが)。「スカラ」はボス戦で味方を強化するのに役立ち、「どくのいき」もあまりに敵が硬くてボス戦で詰みそうな時にも、毒系が無効でない限り定数ダメージで突破できる余地がある。「どくのいき」に関しては毒を撒いてから「どくけしそう」を敵に与えることで、10Gの安価で300Gの「ほねつきにく」と同じ効果を出せるというテクニックがある。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』でも配合解禁直後に生み出せるものとしてはそれなりに火力がある上にズンズンとレベルアップしてスキルが育つため、攻略要員として候補に挙がる。
キャタピラー系のモンスター
- どくイモムシ
体内に毒を宿すイモムシ。「どくのいき」を吐いてくる。
『ドラゴンクエストⅢ』ではキャタピラーの上位種だったが、『ドラゴンクエストⅩ』ではキャタピラーの下位種となっている。
ちなみに、『ドラゴンクエストⅦ』には、オニムカデ系のモンスターに「どくあおむし」という名前も特技も似たようなモンスターが登場している。
- かえんムカデ
灼熱の火山から誕生したイモムシのような外見をしたムカデのモンスター。
『ドラゴンクエストⅢ』では「ひのいき」を使い、『ドラゴンクエストⅩ』では「はげしいほのお」に加え「回転体当たり」を使ってくる。
ちなみにⅢのHD-2D版では序盤のモンスターでありながら「1~2回行動」持ちとして登場し、複数体出現からの「ひのいき」連打でプレイヤーを苦しめ、デスエンカ筆頭にまで昇格している。
- ベノムピード
『ドラゴンクエストⅩ』のVer.4.4で登場した黄色と紫のツートンカラーの色違い。
登場時期が時期なので下位種と比べてステータスは高い方だが、ここまで来たならまず苦戦はしないだろう。
- ヘルワーム
外伝作品の『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』で登場したボスモンスター。しゃくねつの大洞くつで出現し、キャタピラー2体を引き連れている。
『ドラゴンクエストⅦ』にも同名のモンスターがいるが、それとは全く関係無い。
関連イラスト
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グリーンワーム:ドラゴンクエストシリーズの芋虫モンスター繋がり。