概要
「火の息(fire breath)」のひらがな表記。
特に「漢字表記に制限があった時代に制作・販売された」いわゆるレトロゲーム(RPG)において、必然的にひらがなで表記された。
怪物・怪獣・神・悪魔・超人などが備える特殊能力、もしくは油やアルコールを口から吹き出しながら着火することで実現するパフォーマンス。
特に「火の息を吐く存在」の代表格がドラゴンであり、ドラゴンではない種族が用いる場合も「ドラゴンブレス」と表記されることがある。
ひのいき(DQ)
FC版のⅠ・Ⅱ・Ⅲではモンスターの行動として「◯◯◯は ほのおを はいた!」と表示されるブレス攻撃が存在し、内部データとしては威力の異なる複数の攻撃が含まれていた。
『ドラゴンクエストⅣ』で「ひのたま」「こうねつのガス」「はげしいほのお」と画面上の表記も区別されるようになり、『ドラゴンクエストⅤ』からは「ひのいき」「かえんのいき」「はげしいほのお」「しゃくねつほのお」となった。
これ以降、初期三作もリメイクに際して『Ⅴ』に準じた特技に差し替えられている。
Ⅳの「ひのたま」とⅤ以降(およびリメイク版初期三作)の「ひのいき」は、火炎属性ブレス攻撃の中で最も威力が低く、冒険の早い段階で「使用する敵が現われる」「主人公側が習得・使用可能となる」場合が多い。
冷気属性のブレスは「つめたいいき」が最弱だが、それでも数値上は「ひのいき」の倍近いダメージが期待できる…が、ドラクエに於ける氷属性はポケモンと違って通りが悪く、有効な敵は限られてるので、まあどっこいどっこいである。