カバシラー
かばしらー
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』で初登場した蚊柱のモンスター。
まず、赤い点の集合体というあまりにもシンプルすぎる外見が特徴的。恐らく、歴代ドラクエのモンスターの中で最も作画難易度が低いモンスターだと思われる。なので誰でも描ける。
密林に生息しているためスカウトできる時期はかなり早い。Fランクゆえ戦闘力は期待できないのだが、注目すべきは特性「れんぞく(6回)」。
これは6回連続で攻撃してくれるという特性であり、メタル狩りでは非常に頼れる存在となる。武器「メタルネイル」を装備させれば鬼に金棒。
序盤のメタルエリアではまさに救世主ともいえる存在である。また、強化することでスカウト要員としても役立つ。
このため、プレイヤーからは尊敬の念を込めて「カバシラー先生」などと呼ばれた。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』、『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では単なる赤点の集合体ではなく、羽虫のような小型のモンスターが集合したモンスターになった。虫嫌い、および集合体恐怖症のプレイヤーはちょっぴり閲覧注意。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』ではリストラされるものの『ジョーカー3 プロフェッショナル』では復帰。無理がありすぎるライドモーションに加え、野生種族はダックスビルに群がって捕食しているエグい姿が見られるなど何かとネタの尽きないモンスターである。
DQMJ2の公式ブログでは、開発時は黒点の集合体であったが洞窟で見えにくいため赤色になった…と明かされている。赤色でも洞窟では十分見えづらく、気付かずにエンカウントしてしまうという声もあるが。
そのシンプルすぎる見た目故か攻略本のモンスター図鑑のページではイラストではなくゲーム内のグラフィックが掲載されている。そりゃそうだ。
また、『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』には「巨大カバシラー」という没モンスターがデータ上に存在している。巨大な虫の集合体というなかなかゾッとする光景であろうことは想像に難くない。