概要
『仮面ライダーガヴ』に登場する主人公・ショウマのフルネーム。
グラニュートである先代家長と人間の母・井上みちるの間に生まれた混血種であり、ランゴ・ストマックらの末弟にあたる(同時に異母兄弟でもある)。
腹部の生体器官〈ガヴ〉は〈赤ガヴ〉という特殊なもので、兄弟達のショウマに対する蔑称として用いられている。
父親の庇護下(実質には軟禁)に置かれグラニュート界で母とともに生活していたが、父の死によって立場を失い、さらには母も喪う羽目になった。
だが、半分グラニュートであるがゆえにヒトプレスへの圧縮ができないためそのまま監禁されていたところを強引に脱走した結果、人間界に逃れ作品冒頭に繋がっていく。
第2話で幸果に対してもこちらを名乗ろうとしたが、もう一つの名前の方に改めた。
キャストクレジットでは第1話以降この表記になっている。
余談
ランゴたち五人兄姉からは「あいつ」「赤ガヴ」とだけ呼ばれ、家族としてすら扱われていないであろう事が窺えるショウマ。
一方、当のショウマは彼らを「兄さん」「姉さん」と含むところなく呼んでおり、少なくともショウマ自身はランゴたちを家族と認識している模様。
普通の兄弟として過ごしていた時期があるのだろうか?それとも単に両親の教育によるものなのか?
その辺りの関係性は、現時点では謎のままである。
ただいずれにせよ、(殆どが父ブーシュのせいだが)家族関係が決して良好とは言えなかったストマック家の実態が明らかになるにつれて、純粋に兄弟愛と呼べるものを持ち合わせていたのが兄弟たちから蔑まれていたショウマただ一人だけだったというのは何たる皮肉であろうか。
ちなみに第1話からショウマ・ストマックとクレジットに書かれておりファンを騒然とさせた。