『ドレッドライバー』
「…お前達のカードも全て回収する」
レプリスチームライナー「スチーム…」
レプリユニコン「ユ~ニ~…」
スパナ「2枚だと…!?」
『STEAMLINER』
『UNICON』
「変身」
レプリユニコン「ユニコン……!」
『ドレッド・壱式』
スパナ「笑えないジョークだ…!」
錆丸「ドレッドの姿が違う…!?」
概要
ドレッドライバーにレプリスチームライナーとレプリユニコンのレプリケミーカードを用いて変身する仮面ライダードレッドの新たな形態。
変身手順としてはレプリスチームライナーをスキャン後、そこからレプリユニコンを読み込んだ上で中央に装填。
レバーを展開することで出現したユニコーンのエネルギーを巨大な骸骨の手が鷲掴み、取り込むようにして変身が完了する。
第24話・第25話ではミナト、第26話ではアトロポスが変身した。
容姿
ベースは零式と同様だが、右上半身のみがレプリユニコンと同様のシャンパンゴールドのアーマーで強化されており、歪な姿となっている。ユニコーンの頭部が造形された肩アーマーからはマントが垂れ下がっている。マスクの右半分は追加装甲により目つきが鋭くなっており、左右で違う表情をしているように見える。武器のレイピアを携える姿は騎士を思わせる。
スペック
身長 | 212.9cm |
---|---|
体重 | 141.1kg |
パンチ力 | 26.1t |
キック力 | 42.1t |
ジャンプ力 | 30.2m(ひと跳び) |
走力 | 4.6秒(100m) |
レプリケミーカードの枚数が増した結果単純な身体能力が零式から大幅に上昇しており、数値上は仮面ライダーファイヤーガッチャードと互角以上にまで向上。
頭部の追加装甲は「シルバオベリスタ」と呼ばれ超回復能力が施されており、負荷が高いドレッドの弱点を補う形で持久戦が可能となっている。
右上半身には「モノケウロ」と言う強化装甲を身に纏い、破壊エネルギーの「凝縮」を得意とし、各種攻撃が高度に洗練されることで戦闘効率を最大化している。また、あらゆる攻撃を受け流すシールドとしても機能するとされる。
武器としてレイピアの「ブラッディーUC」を装備し、先端に破壊エネルギーを凝縮した凄まじい突き技を繰り出す。
変身者であるミナトの実力も相まって仮面ライダーマジェードと仮面ライダーヴァルバラドのタッグ、身体スペック上では格上である仮面ライダーアイアンガッチャード相手に互角以上に渡り合う戦闘能力を披露した。
アトロポスの変身時には大人の体格になり、妨害を受けたとはいえ剣術で仮面ライダーヴァルバラドと渡り合っていた。
必殺技
ドレッドブレイキング
第25話で使用。ブラッディーUCで白銀の斬撃を放つ。
または、右半身からは銀色の、左半身からは錆びついた鉤爪を蜘蛛の足のように伸ばし、相手の攻撃を防御する。
本編外の活躍
ザ・フューチャー・デイブレイクでは壱式の姿をしたドレットルーパーが登場。
序盤にワームホールから弐式や軍式と共に現代へ送り込まれたが仮面ライダーレジェンドにより弐式、軍式と共に撃破された。
未来世界では別個体が軍式たちと共に、生き残った人類の避難所をアルザード、ラキネイレスに率いられ襲撃。その中の一人である榊一香の父親を始めとする親子を誘拐した。
中盤では別個体が再び現代へ送り込まれ、仮面ライダーヴァルバラドと交戦。人海戦術で苦戦させ追い詰めるも、突如乱入したショウマが仮面ライダーガヴに変身したことで状況が一変。配下の軍式が次々撃破され自身も応戦するがまるで歯が立たず、最後は「ポッピングミフィニッシュ」で撃破された。
余談
ブラッティーUCはデザイン当初装備する予定は無かったが、ガッチャードのアクション監督を務める福沢博文が殺陣を付けている際に「零式の時にブラッティーABといったレプリケミーの力で武器を持ってたから壱式でも持たせたいよね」と提案したことで生まれている。
ちなみに、そのブラッティーUCはロード・オブ・ワイズ ディアゴの武器「ビスビエント」の一本を流用している(元を辿ればアクマイザーのレイピア「ジャルケン」(細かく言えばザタンの「ザラード」、ガーラの「ガラード」)の流用)。
関連タグ
ユニコーン・ゾディアーツ:ユニコーンかつレイピア使いのライダー怪人。