概要
『仮面ライダーガヴ』に登場する、ケーキングフォームが使用する槍型武器。
初登場は第14話。
機能・構造
イチゴのホールケーキを模した台座「ホールデコル」とホイップクリームの絞り袋を模した特殊操作装置「ホイップッシュ」の2つで構成された護拳(鍔)に、刀身となる柄「ワイトロッド」と放出口を備えた穂先「クリムノズル」を組み合わせた形状となっている。
形状は円錐型のランス、つまり騎槍型ではあるが、ワイトロッドには建造物であろうとケーキを取り分けるかの如く分断できる切れ味があるため、刺突のみならずブロードソードのように振るうことによる斬撃(なおそれなりに大型で重量があるためか、ケーキングフォームでもレイピアのように片手で振るうわけにはいかず、両手持ちで重量を生かした斬撃をメインに行う)が可能となっている。
メイン機能としては、ホイップッシュを絞るように押すことで、クリムノズルから特殊ホイップを放出しての特殊攻撃を行える点である。さらにホイップッシュは長押しすることで、自律稼動する兵士・ホイップ兵を召喚し、エージェントの如く使役することが可能となっている。
ホールデコルは通常円形から1ピース(1/6)が欠けた形状となっており、ここに最後の1ピースとしてケーキングゴチゾウをセットしホールケーキを完成させた状態で、ホイップッシュを3連続で押してチャージ状態にしてトリガーを引くことで、必殺技「ケーキングブレイキング」を発動可能となる。さらにホールデコルにケーキングゴチゾウの代わりに任意のゴチゾウをセットすれば、召喚したホイップ兵に該当するゴチゾウの能力を付加することも可能。
立体物
2024年11月23日に「DXガヴホイッピア&ケーキングゴチゾウ」が発売。
余談
- 名前の由来は、『ガヴ』+『ホイップ』+『スピア』の組み合わせからと思われる。
- ぱっと見だと剣にも見える形状から、X等では「レイピアだと思ってた」という意見も見られた(モチーフは本編解禁後に明言)。こちらでも「ガヴホイッピア」という名前は成立するため勘違いを助長することになった模様。
- なおランス(騎槍)タイプの武器は、ウイングランサー、バナスピアー、サウザンドジャッカーなどライバルライダーの使用武器としては多いが、主人公ライダーの専用武器として採用されるのは初である(バナスピアーやサウザンドジャッカーなど、複数の武器を選択して使える主人公の強化系統フォームで使われる例はあったが)。
- 昭和の先輩ライダーには「ホイップ」とつく武器を使うライダーがいる。
- ホイップ兵達の中には武器をぶん回しすぎてリバースした個体がいたりその個体に紙コップを持ってきてあげたりするなどお茶目な一面が見られる。
- 情報が公開された時には、デザインなどから「女児向けアニメの武器みたい」「プリキュアが持っていても違和感が無い」といった声が見られた。特に当初から「キュアホイップの専用武器」という声も挙がっており、ピクシブではケーキ繋がりでキュアホイップに持たせたイラストも見られる。
関連タグ
主役ライダー中間武器
エクスガッチャリバー←ガヴホイッピア