テンガロンハット
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てんがろんはっと
テキサス州で愛用される、クラウンが高くブリムが大きい帽子。
テン・ガロン、つまり10gallon(ガロンは液体の単位)の水が入る帽子という意味だが、帽子に10ガロン(米ガロンで換算して約38リットル)の水は到底入らない(トリビアの泉で、テンガロンハットには何ガロン入るのか試したこともあった)。
メキシコ人牧童の被る「galón」(スペイン語でひも)が由来で、この帽子をアメリカに伝えたテキサス人のお国自慢ぶり(何でもテキサスの物が一番大きいと言いたがる)を揶揄するため10ガロンと呼ぶようになったのだろうと言われている。
クラウンが長く、ブリムも大きいのが特徴。
日本ではカウボーイの帽子という印象が強いが、カウボーイが着用している帽子は「カトルマン・ハット(Cattleman hat)」(カウボーイハット)であり、これを間違えて「テンガロン・ハット」と呼んでいる事がほとんどである。
また、同様にクラウンの高い帽子としてはメキシコのソンブレロ(ソンブレロ・デ・チャロ)がある。
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