曖昧さ回避
・東京ディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ」に登場するドロイド→RX-24
概要
クローン戦争で共和国グランド・アーミーの第501大隊、及びその下部部隊であるトレント中隊を率いたクローン・キャプテン。
惑星カミーノで生産されたクローントルーパーの中でも第一世代と呼ばれる個体で、遺伝子供給者であるジャンゴ・フェットから直接訓練を受けた世代でもあった。
ジオノーシスの戦いで初陣を果たす。
映像作品で初めて姿を現したのは映画クローンウォーズ、アニメ版クローンウォーズにもアナキンやその弟子であるアソーカ・タノと共にメインキャラクターとして登場した。
クローンウォーズ
映画版
クリストフシスの戦いにおいて、アナキンの元で501大隊を指揮する。
途中、アナキンのパダワンとして送り込まれたアソーカに、ジェダイや軍人としての振る舞いを説いた。
アニメ版
アニメ版にも引き続き登場。
アニメ版ではアナキンやアソーカの副官ということもあって出番も多く、特にシーズン4のアンバラの戦いでは大きくスポットを当てられ、レックスや501大隊に「優秀な兵士とは何か」という疑問が当てられる回となった。
アナキンがジェダイの掟に反してパドメ・アミダラと密かに結婚していることを彼から知らされている数少ない人物の1人(結婚式に同席したR2-D2、C-3PO、神父や、秘密裏に神父から情報を得ていたパルパティーンを除くと、作中でアナキンやパドメが直接秘密を打ち明けているのはレックスのみ)であり、かなりの信頼を得ていた事が窺える。
密かにパドメとの通信を試みるアナキンの姿をオビ=ワンから隠すために協力する一幕もあった。
シーズン7ではマンダロア危機に際し、アナキンの采配でコマンダーに昇格、パルパティーン最高議長がグリーヴァスによって拉致されたとの急報を受けたアナキンが501大隊の本隊と共にコルサントの戦いに参戦する中、アソーカを軍事アドバイザーに据えて別動隊第332師団を率い、マンダロアに向かう。
この際、再び共闘することになったアソーカに敬意を表し、部下である第332中隊(先述の師団の前身となる部隊)の隊員と共に彼女を模したペイントを各々のヘルメットに施すという粋な歓迎の仕方をしている。
アソーカやボ=カターン・クライズ率いるナイト・アウルと共闘し、マンダロアを牛耳っていたダース・モールを捕縛することに成功する。
しかし、モールをスター・デストロイヤーで移送している最中にオーダー66が起動、アソーカに銃口を向けてしまうも、わずかに残った理性を振り絞ってアソーカに制御チップの真相に辿り着いたクローンであるファイブスの名前を伝えたことで、アソーカの手でチップを摘出されて正気を取り戻す。
その後、脱走したモールがスターデストロイヤーの機関室を破壊したことで、スターデストロイヤーは墜落、アソーカとレックスはYウイングを奪って逃走したものの、同乗していた501大隊のクローン兵たちは脱出できずに死亡。
報われない最期を迎えた戦友にして兄弟たちを、アソーカと共に埋葬した。
バッド・バッチ
シーズン1の7話で登場。
バッド・バッチの面々に制御チップの危険性を説き、惑星ブラッカで廃棄されたスターデストロイヤーを案内、チップの摘出に協力した。
14話で再登場。
惑星ダロに建設された帝国軍の新兵訓練施設で囚われていた元クローンコマンドーのグレガーの救出をバッド・バッチに依頼した。
反乱者たち
シーズン2の3話で登場。
元クローン・コマンドーのグレガーと元第104大隊のコマンダーのウォルフと共に、惑星シーロスで隠居生活を送っていたが、スペクターズが現れ協力を反乱への要請される。
最初は戦いに飽きた為、外縁部の情報を渡して帰そうとしていたものの、ウォルフが呼び寄せてしまった帝国軍を撃退したことで考えを改めて反乱軍に合流、アソーカとも再開を果たした。
以降、スペクターズが所属するファニックス戦隊の中核として活躍し、最終話ではグレガーを失いながらも、スペクターズやエズラの友人達と共にロザル解放を成し遂げた。
なお、エピソード6に登場した兵士の一人(一応公式設定では「ニック・サント」と名付けられていた)が老年期のレックスの容姿と似ていた事をファンが発見、公式が逆輸入し、「レックスはエンドアの戦いに参戦していた」という設定が追加された為、反乱者たち最終話でレックスは普段のアーマーではなく、エンドアの地上戦の兵士と同じ衣装を纏っていた。
また、エピローグで再びコマンダーに昇進したことが明言されている。
人物
髪を薄く剃り上げ、金髪に染めていることが特徴。老年では頭髪がなく、代わりに豊かな白髭を蓄えている。
戦闘では主に2丁のブラスター・ピストルを使用する。
また、レックスが使用するヘルメットはフェイズ1アーマーのヘルメットにフェイズ2アーマーで追加された機能を溶接しているため、他のクローン達とも見分けがつきやすい。
第212大隊のコマンダーであるコーディとは親友同士であり、本来は上官であるコーディとタメ口で話し合える中。
声
原語版:ディー・ブラッドリー・ベイカー
吹替版:金田明夫
余談だがベイカー氏や金田氏はバッド・バッチを含む全てのクローントルーパーの声を当てている。
ベイカー氏や金田氏のクローン一人一人の演じ分けを楽しめることも、クローンウォーズの魅力である。
特に先述したアンバラの戦いでは、モブや回想シーンを含めて金田氏だけで何と10キャラも担当しており、一部のファンからは「金田劇場」「金田無双」と呼ばれることも。