「ザッケンナコラー!スッゾコラー!」
CV:玄田哲章(オーディオドラマおよびフロムアニメイション)、後藤淳一(Y-10型旧型クローンヤクザ)
概要ッコラー!
ブッダをも恐れぬ悪魔の所業、暗黒メガコーポ「ヨロシサン製薬」が開発したクローン生物。
埋め込み式サイバーサングラス、同じ顔つき、同じ体格、同じダークスーツに身を包む。首にはヨロシサン製を示すコードマーキングがある。
オリジナルとなった遺伝子サンプルは、総理大臣を暗殺した伝説的ヤクザ、「ドゴジマ・ゼイモン」から採取されたものであり、屈強な肉体を持つ。
ソウカイヤ、ザイバツ・シャドーギルドの尖兵として大量配備されている他、弱小グレーターヤクザからカチグミ企業まで、様々な組織に売り込まれている。
STARWARSにおけるクローントルーパー(ストームトルーパー)のようなものだと考えて差し支えはない。
製品として寿命は短く設定されており、製造から3年で免疫機能が喪失して死ぬ。
体内を流れる血液はバイオ血液となっており、通常は緑色だが出血して空気に触れると赤く変色する(ただしアニメイシヨンでは緑色のままで赤に変色する事はない)。
これらの事を除けば彼等は生身の人間とさほど変わらない。
洗脳教育を施されている故、死を恐れずどんな命令にも従う一方で、将棋や世間話もする。
(立場上無口な事が多いが)
精神構造が同じの為、シルバーキー等の精神干渉するジツの前では一網打尽にされてしまう弱点がある。
バイオ工業製品なので頻繁に仕様が更新され、特に洗脳アルゴリズム等のソフトウェア関係が改善されている模様。最も多く登場しているのは「ネオサイタマ炎上」時点で最新バージョンであるY-13。
この他、Y-11,Y-12などの旧モデルも登場している。
派生製品への応用も幅広く、デッカー,サムライ,ボンズ,ゾンビといったバリエーションが開発される(もはやこれをクローン"ヤクザ"と呼んでよいかは甚だ疑問であるが)。オナタカミ社との提携により、生体脳を取り出して機械の身体に移植したドラグーンやシデムシといった生体脳搭載機動兵器も開発されている。
尖兵としては優秀だが所詮は生身の人間であり、超人たるニンジャには全く歯が立たない。
命令は絶対である為に機転が利かず、度々モータルのアンブッシュにも対応できず倒される。
ソウカイヤ等のニンジャはそれを承知の上で数十人単位で大量投入し、人海戦術を取ることが多い。
常にニンジャや要人に随伴しているのが主だが、ソウカイヤでは「ヤクザキッチン」と呼ばれる鉄板焼き屋に偽装した駐屯施設から出動する事もある。
クローンでない通常人間のヤクザは「リアルヤクザ」と呼ばれ区別されるが、ソウカイヤによって兵力としてのヤクザは ほぼクローンに取って代わられつつある。警備等の単純な業務なら、リアルヤクザを育てるよりもクローンヤクザを購入した方が安上がりらしいのだ。ゴクドー業界にシホンシュギめいた風潮!コワイ!
意思力に欠ける為ニンジャソウル憑依現象は起きないと思われてきたが、例外が存在する。
アニメイシヨンにおける声優はオーディオドラマ版に引き続きベテラン玄田哲章。
使い捨て戦闘員としては恐ろしく豪華な配役だが、これはオリジナルであるレジェンドヤクザのカリスマ性を考慮した結果か。使い回しの利きそうなヤクザスラングだが、声優陣のコメントによると一つ一つ声を当てているのだそう(しかもかなり楽しそうに)。
スラングッオラー!
ニンジャスレイヤーにおいてヤクザを特徴づけるのがヤクザスラングである。
これは「ふざけるな、こら」「なんだ、手前、こら」などの怒声を通常の日本語ではなく
擬音語として表現したものと考えて差し支えない。
クローンヤクザの代名詞ともいえるが、一般的なヤクザ、口汚いサラリマン、あるいはオカマニンジャも口にする為、攻撃的な姿勢を示す怒声のようなものと言える。
一例
- ザッケンナコラー!
- スッゾオラー!
- ダッテメッコラー!
- ナンオラー!
- ドグサレッガー!