概要
吹替:川勝未来
スターウォーズシリーズのスピンオフアニメ「バッド・バッチ」の登場人物。
クローンの生産を主産業とする海洋惑星カミーノで医療アシスタントを務める人間の少女。
非常に好奇心旺盛で、同じ見た目ばかりのクローントルーパーたちの中にあって奇形クローンで目立つバッド・バッチに興味を抱く。
カミーノでの騒動を経て、自分の意思で部隊に参加する。
また、医療アシスタントをしていた為か、制御チップの存在を知っていた。
以下、本編のネタバレ注意!
その正体は、バッド・バッチや他のクローントルーパー達と同じ、ジャンゴ・フェットの遺伝子から製造されたクローン。
加えてオメガは、クローントルーパーを生産する過程で行われる、成長速度の増加や闘争本能の抑制のための遺伝子操作が行われていない純粋なジャンゴ・フェットの遺伝子を持つクローンであることも判明した。
また、製造された時期はバッド・バッチのメンバーよりも早いため、実年齢は彼らより年上である事も判明している。
(なお、テクによるとオメガと同じように一切遺伝子操作を受けていないクローンは他にアルファが存在するが、こちらはクローン戦争開戦直前に失踪している。)
カミーノアンの首相のラマ・スーがキャド・ベインを雇ってオメガをカミーノへ連れ戻そうとしているのは、クローンの生産にオメガの持つ純粋な遺伝子データが必要である為。
更にオメガはカミーノの首都ディポカ・シティから離れたドクター・ナラ・セのプライベートラボで製造されたこと、実験ユニット99=バッド・バッチのオリジナルメンバーも同じくナラ・セのプライベートラボで遺伝子の突然変異を強化されたことをオメガ自身が語っている。
ナラ・セからも、プライベートラボ用の海中ランディングパッドやそれらとディポカ・シティを繋ぐチューブシステムの存在を教えられる、オメガがハンター達に連れられてカミーノを脱走した際には脱走を陰ながら手助けされる、脱走後のオメガの状況を賞金稼ぎを雇って監視させるなど、非常に気にかけている。
ちなみに、作中ではオメガがジャンゴのクローンであることを暗示する伏線がいくつか張られていた。
- 頭をぶつける描写がある
- ジャンゴのクローン共通の特徴
- 始めて扱ったブラスターでクロスヘアのブラスターを正確に撃ち抜く、扱いが難しいエネルギー・ボウを数日の練習で使いこなしてみせる
- ジャンゴの高い戦闘力・即応力が現れている
- 本来クローントルーパーとカミーノアンしかいないはずのカミーノで医療アシスタントをしている
- オメガは普通の子供ではない(ジェダイのパダワンという可能性も考えられたが、ハンター達と出会ったのはオーダー66の直後であるため不適)
- ラマ・スーがターキンに「特別なモデルのクローンが5人いる」と説明している。
- バッド・バッチのオリジナルメンバー(ハンター、レッカー、クロスヘア、テク)にオメガを加えた5人を示している(エコーは本来通常モデルとして生産されたクローンであるため)
なお、初登場回でクロスヘアの感情を読み取っている場面があることから、一部のファンからは「フォース・センシティブではないか」とも考察されている。