概要
通称「キック」、雑誌等では頭文字をとって「KTCC」とも表記される。グループ名を直訳すると「缶を蹴る奴ら」。その由来は、それぞれ活動していた3人が初めてコラボレートした楽曲「カンケリ」から来ている
BY PHAR THE DOPESTのKREVA、RADICAL FREAKSのMCU、DJ SHUHOとソロ活動をしていたLITTLEとそれぞれバラバラに活動していた3人が初めて共演した曲「カンケリ」(コンピレーション『THE BEST OF JAPANESE HIPHOP vol.7』に収録)をきっかけに意気投合しグループを結成。ユニット名はその曲名からKICK THE CAN CREW(=缶蹴る奴ら)と名づけられた。その後もインディーズでリリースを重ねていった。
2001年5月23日、シングル「スーパーオリジナル」でメジャーデビュー。その後、11月7日に山下達郎の「クリスマス・イブ」をサンプリングした「クリスマス・イブRap」、2002年1月23日に「マルシェ」をリリースし、その年の紅白歌合戦に初出場している。
2004年3月に活動休止を発表する。
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」 にて約10年ぶりにKICK THE CAN CREWが一時的に復活。
2017年6月18日、デビュー20周年を機に本格的な再始動発表と共に新楽曲「千%」を公開、併せて実に14年ぶりとなるニューアルバム『KICK!』の発売、重ねて日本武道館での「復活祭」、13年ぶりの全国ツアーも開催した。
メンバー
LITTLE 1976年5月7日AB型 東京都 MC リーダー
KREVA 1976年6月18日O型 東京都 MC トラックメイカー
MCU 1973年8月1日A型 東京都 MC ゲーマー
サポートメンバー
DJ SHUHO(ディージェイ・シューホー、1976年10月8日 - ):DJ
2004年の活動休止まで活動。
熊井吾郎(くまい ごろう、1983年7月1日 - ):DJ
2017年の再始動以降、DJを務める。