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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

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あべんじゃーずえいじおぶうるとろん

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、2015年公開のスーパーヒーロー映画。MCUの「アベンジャーズ」シリーズの2作目。

概要

2015年公開。

アベンジャーズ」シリーズでは無印(以下「前作」)に続く2作目、MCU全体では11作目となる映画。

監督はジョス・ウェドンが続投。

前作のメンバーに加え、ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で初登場したサム・ウィルソン / ファルコン、さらにワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチピエトロ・マキシモフ / クイックシルバーヴィジョンを加え、コミックでもスーパーヴィランとして知られるウルトロンに挑む。

公開された全ての国で初登場1位を獲得する快挙を成し遂げ、前作に迫る記録的なロケットスタートを切った後、こちらも世界興行収入歴代の上位に入る成績を残した。

日本でのキャッチコピーは

「愛を知る 全人類に捧ぐ。」「世界を滅ぼすのは アイアンマン。」

ちなみに本国アメリカを含む多くの国では5月1日公開だが、日本のみ当初は4月25日だったものの、7月4日となった。

コミックでは公開前の2013年3~6月に本作の副題と同名の大型イベント『Age of Ultron』が連載。

大多数のヒーローが死亡し、ウルトロンによって支配された現代から始まる。

また公開直前の2015年4月には『Avengers: Rage of Ultron』がスタートしている。

ストーリー

『ウィンター・ソルジャー』のポストクレジットシーン、「S.H.I.E.L.D.」内にいたヒドラの残党であるバロン・フォン・ストラッカーが極秘裏に入手したロキの杖を使って人体実験を行っていることを掴んだアベンジャーズは、東欧・ソコヴィアの研究施設を襲撃する。

この闘いでは人体実験で特殊能力を得た双子、ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチピエトロ・マキシモフ / クイックシルバーも出撃するが、その他の施設外の敵を撃退した事で、アベンジャーズはロキの杖の確保に成功し、NYに帰還する。

だが確保に際して、トニーはワンダに「アベンジャーズが全員死に絶えている」という幻覚を見せられる。

ソーが持ち帰るまでの間に杖を調べることにしたトニーとブルースは、杖の先の宝石の中に人工知能らしきものが存在することを発見。幻覚のこともあり、トニーはこれを利用したウルトロン計画(平和維持計画)をブルースに提案するが、両者の意見は分かれる。

杖の確保作戦の成功祝いとソーの送別を兼ねた盛大なパーティを開いた夜、J.A.R.V.I.S.がトニーの代わりに分析を進めていると、宝石の中の人工知能(ウルトロン)が自我に目覚めてしまう。

ウルトロンは世界で起きている状況を知り、地球を救うためには人類を根絶しなければならないとの結論を出すと、自分の体を自力で建造し、パーティが終わってくつろいでいたアベンジャーズを襲撃。この場は撃退されるが、ウルトロンはどこか他に意識をアップロードし、杖を奪って姿を隠す。

ウルトロンを創ってしまったトニーとブルースは、メンバー全員に責められる。

一方、ウルトロンはソコヴィアの研究施設で自身のボディーを強化し、自分の軍隊である「ウルトロン・セントリー」も作り始める。更に、ワンダとピエトロが抱えている過去とアベンジャーズへの敵愾心を利用して、仲間に引き込む。

その後ウルトロンは次なる計画として、特殊金属であるビブラニウムを使用して完璧な肉体を得ることを目論み、双子と共にワカンダの武器商人であるユリシーズ・クロウがいる武器密売所を訪れる。

アベンジャーズはこれを察知し、その現場に出動。戦闘になるが、ワンダの能力によってソー、スティーブナターシャが行動不能になり、ハルクがヨハネスブルグで暴走してしまう。トニーはウルトロンのボディーを破壊し、「ハルク・バスター」を装着してこれを鎮めるも、その間に双子は逃げ、ウルトロンも本体をネットワークを通じて逃亡させていた。

ヨハネスブルグに甚大な被害をもたらしたことで世界中からの批判を浴びたアベンジャーズは一旦、クリントの家族が暮らす農場に避難。

ソーは別行動をとり、入ることで知識を得られるノルンの泉を訪れ、インフィニティ・ストーンの存在を知る。

その頃、新しいボディに自分の意識を移したウルトロンは、韓国・ソウルにいるブルースの友人であるヘレン・チョ博士を杖で洗脳。彼女の人工皮膚細胞テクノロジーとビブラニウム、杖を利用する事で、最強のボディーを作る準備に取り掛かる。

その際、ワンダはウルトロンの心を読むことができるようになり、彼の本当の目的が世界の平和ではなく、地球に巨大隕石を衝突させ人類を滅亡させることだと気づく。ピエトロと共にウルトロンから離反した彼女はチョ博士を洗脳から解放する。

ソウルに来たスティーブ、ナターシャ、クリントは、ウルトロンのアップロードを阻止しようと交戦。謎の石が埋め込まれたボディーは奪えたものの、ナターシャを捕虜にして逃走を許してしまう。

ボディーを確保したトニーは、J.A.R.V.I.S.が生きており、核ミサイルの発射コードを定期的に変える事でウルトロンの手から守っていたことを明かし、その意識をボディーにアップロードしようと試みるが、スティーブはそれに激しく反対。仲間割れまで起きるが、ソーが戻り、ムジョルニアを使って起動することでヴィジョンを誕生させる。

パーティーの時にソー以外誰も持ち上げられなかったムジョルニアをヴィジョンが持ち上げたことで、メンバーは彼を信用し、和解したワンダとピエトロも戦闘服に着替える。トニーは新型アーマーのマーク45と、J.A.R.V.I.S.に代わる新たな人工知能「F.R.I.D.A.Y.」(フライデー)を起動。

アベンジャーズは、ウルトロンとの最終決戦に臨む。

キャラクター

コミック版

特殊施設で拘束されていたアンドロイド・ウルトロンが逃亡

やがて世界のあらゆる科学技術を自らの肉体に取り込んだ事によって得た形態。

アイアンマン同様の能力、このうえ自らを量産化することにより大軍を結成。

圧倒的な軍事力にニューヨークシティを、いやアメリカを制圧した・・・

生き残ったヒーローたちは思考錯誤の末考え付いたのは

ウルトロンの弱点を調べることであった。

弱点をさぐるには設計者から聞き出すことが重要。

それはアベンジャーズの初期メンバー・アントマンまたの名をジャイアントマン。

その正体はハンク・ピム。実はウルトロンは彼が造りだした助手アンドロイドだった。ヒーローたちは過去へ戻るウルトロン誕生を阻止するために…

若干ターミネーターといった要素が含まれている

結果としては、マーベル世界の設定がいくつか変更されたのであった。

同名の映画版とは違い、この時点ではMCUに登場していないどころか、登場の予定すらないキャラクター(マーベル・スタジオではなく20世紀FOXが映画化権を持っていた為)が実質的な主人公になっているのが特徴の1つ。

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